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Yamareco

記録ID: 101310
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積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

奥多摩―奥秩父 七ツ石山・雲取山・芋の木ドッケ・白岩山・霧藻ヶ峰

2011年02月26日(土) ~ 2011年02月27日(日)
 - 拍手
GPS
25:39
距離
20.5km
登り
2,048m
下り
1,525m

コースタイム

一日目 10:15鴨沢バス停-10:45小袖-12:12堂所-13:23七ツ石小屋(10分ほど小休止)-13:59七ツ石山頂上(20分ほど小休止)-15:20奥多摩小屋テン場到着    二日目 5:15奥多摩小屋出発-6:31雲取山頂上-6:49雲取山荘-7:19大ダワ-8:20芋ノ木ドッケ-8:45白岩山-9:00白岩小屋-9:21前白岩山-9:32前白岩の肩-9:59お清平-10:25霧藻ヶ峰小屋(15分ほど小休止)-11:54三峰駐車場 
天候 二日とも晴天
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅より西東京バスにて鴨沢バス停へ 下山後は三峰神社より西部観光バスにて西部秩父駅へ
コース状況/
危険箇所等
鴨沢から雲取山までは、ほとんど雪がなく、アイゼンは必要ありませんでした。逆に、雲取山から三峰までは、雪が多く、またその雪が溶けてできたツルツルの氷も多く、アイゼン無しでは危険でしょう。
10:45 小袖
2011年02月26日 10:47撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 10:47
10:45 小袖
11:30 朝ごはん。甘いコーヒーと、マーガリンジャムパン。
2011年02月26日 11:30撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 11:30
11:30 朝ごはん。甘いコーヒーと、マーガリンジャムパン。
11:41 小袖から一時間ほど歩いて、ようやく雪が見えてきました。
2011年02月26日 11:41撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 11:41
11:41 小袖から一時間ほど歩いて、ようやく雪が見えてきました。
12:12 堂所到着
2011年02月26日 12:12撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 12:12
12:12 堂所到着
13:21 七ツ石小屋到着 10分ほど小休止。   暑くて、持ってきていた一リットルほどの水をほとんど消費したので、ここで水を補給させてもらいました。小屋番さんは、いらっしゃる気配はしたのですが、お会いできませんでした。
2011年02月26日 13:21撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 13:21
13:21 七ツ石小屋到着 10分ほど小休止。   暑くて、持ってきていた一リットルほどの水をほとんど消費したので、ここで水を補給させてもらいました。小屋番さんは、いらっしゃる気配はしたのですが、お会いできませんでした。
13:47 石尾根到着。雪が見当たりません。
2011年02月26日 13:47撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 13:47
13:47 石尾根到着。雪が見当たりません。
七ツ石山頂上への道。ようやく少し雪がありましたが、解けてザラメのような雪でした。アイゼンの必要は感じませんでした。
2011年02月26日 13:48撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 13:48
七ツ石山頂上への道。ようやく少し雪がありましたが、解けてザラメのような雪でした。アイゼンの必要は感じませんでした。
13:59 七ツ石山頂上。 ご覧のとおり雪はありません。20分ほど休憩し、お湯を沸かして味噌汁を作り、おにぎりを食べました。風が無いので暖かくてよかったです。
2011年02月26日 13:59撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 13:59
13:59 七ツ石山頂上。 ご覧のとおり雪はありません。20分ほど休憩し、お湯を沸かして味噌汁を作り、おにぎりを食べました。風が無いので暖かくてよかったです。
頂上から雲取方面を見たところ。尾根上に雪は見当たりません。
2011年02月26日 13:59撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 13:59
頂上から雲取方面を見たところ。尾根上に雪は見当たりません。
15:13 奥多摩小屋直前のヘリポート付近。ここ少し雪がありましたが、ザラメ状で、解けてグシャグシヤでした。まったく春のような天気です。
2011年02月26日 15:13撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 15:13
15:13 奥多摩小屋直前のヘリポート付近。ここ少し雪がありましたが、ザラメ状で、解けてグシャグシヤでした。まったく春のような天気です。
15:20 奥多摩小屋テン場到着。
この夜は異様に暖かく、まったく寒さを感じませんでした。外気温、調べた時(夜8時ごろ)で-5度。テント内はこれも調べた時で-1.8度。そのまま明け方まで、それほど気温は低下しませんでした。風もなく、過しやすい夜でした。
2011年02月26日 16:48撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 16:48
15:20 奥多摩小屋テン場到着。
この夜は異様に暖かく、まったく寒さを感じませんでした。外気温、調べた時(夜8時ごろ)で-5度。テント内はこれも調べた時で-1.8度。そのまま明け方まで、それほど気温は低下しませんでした。風もなく、過しやすい夜でした。
出発の前の朝ごはんには、唐辛子の入った辛いラーメンと白米を食べました。
2011年02月27日 04:17撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 4:17
出発の前の朝ごはんには、唐辛子の入った辛いラーメンと白米を食べました。
転じてよく朝、六時前。富士山。5:15頃出発だったっけ。
2011年02月27日 05:57撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 5:57
転じてよく朝、六時前。富士山。5:15頃出発だったっけ。
富士山。
6:15 雲取山頂上の避難小屋が見えてきました。
2011年02月27日 06:15撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 6:15
6:15 雲取山頂上の避難小屋が見えてきました。
朝富士。
2011年02月27日 06:16撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 6:16
朝富士。
6:23 気がついたらお日様が顔を出そうとしてました。
2011年02月27日 06:23撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 6:23
6:23 気がついたらお日様が顔を出そうとしてました。
6:26 雲取山の避難小屋前到着。
2011年02月27日 06:26撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 6:26
6:26 雲取山の避難小屋前到着。
6:27 これも頂上付近です。
by  CA002, KDDI-CA
6:27 これも頂上付近です。
6:31 頂上です。
2011年02月27日 06:31撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 6:31
6:31 頂上です。
けっこう人がたくさんいました。皆さん雲取山荘方面から上がってきたみたいで、足にはアイゼンをつけてましたね。簡易アイゼンではなく、10本とか、12本とかのしっかりした奴を、皆さんつけてました。
by  CA002, KDDI-CA
けっこう人がたくさんいました。皆さん雲取山荘方面から上がってきたみたいで、足にはアイゼンをつけてましたね。簡易アイゼンではなく、10本とか、12本とかのしっかりした奴を、皆さんつけてました。
雲取山荘方面に下りていきます。山の北側になるので目だって雪が多くなってきました。が、まだアイゼンはつけません。が、やはりこれから雪が多くなるようなので、雲取山荘についた時点でアイゼンをつけました。僕のは6本の簡易アイゼンです。
2011年02月27日 06:47撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 6:47
雲取山荘方面に下りていきます。山の北側になるので目だって雪が多くなってきました。が、まだアイゼンはつけません。が、やはりこれから雪が多くなるようなので、雲取山荘についた時点でアイゼンをつけました。僕のは6本の簡易アイゼンです。
7:10 雲取ヒュッテの跡。
2011年02月27日 07:10撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 7:10
7:10 雲取ヒュッテの跡。
7:19 大ダワ
2011年02月27日 07:19撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 7:19
7:19 大ダワ
7:40 なんか滑落事故が多いんだそうです。身が引き締まる思いで、アイゼンを点検しました。
2011年02月27日 07:40撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 7:40
7:40 なんか滑落事故が多いんだそうです。身が引き締まる思いで、アイゼンを点検しました。
7:46 大ダワから白岩山へ行く途中で、芋ノ木ドッケ頂上を通って長沢背稜方面へ向かう道があります。芋ノ木ドッケ頂上を踏みたいので、この道を行くことにします。
2011年02月27日 07:46撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 7:46
7:46 大ダワから白岩山へ行く途中で、芋ノ木ドッケ頂上を通って長沢背稜方面へ向かう道があります。芋ノ木ドッケ頂上を踏みたいので、この道を行くことにします。
8:15 芋ノ木ドッケ、あまりたくさん人が通るルートではないようで、ルートを見失いがちでした。けっこう斜度がきついうえに、ルートが目立って整備されてはおらず、ドキドキしながら歩きました。ドッケ頂上を示す標識を見つけ、ほっとします。
2011年02月27日 08:15撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 8:15
8:15 芋ノ木ドッケ、あまりたくさん人が通るルートではないようで、ルートを見失いがちでした。けっこう斜度がきついうえに、ルートが目立って整備されてはおらず、ドキドキしながら歩きました。ドッケ頂上を示す標識を見つけ、ほっとします。
8:19 芋ノ木ドッケ頂上を過ぎたあたりで、道が分かれました。右が長沢背稜に続く道。正面が三峰・白岩山に続く道。踏み跡は右に続いていて、正面の道は足跡の無い雪原でした。地図を見ながら、おっかなびっくり斜面を下っていきました。途中鹿の足跡が尾根上にあり、方向的にも同じだったので、それでも地図を見て注意しながら、鹿の踏み跡をたどって歩きました。
2011年02月27日 08:19撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 8:19
8:19 芋ノ木ドッケ頂上を過ぎたあたりで、道が分かれました。右が長沢背稜に続く道。正面が三峰・白岩山に続く道。踏み跡は右に続いていて、正面の道は足跡の無い雪原でした。地図を見ながら、おっかなびっくり斜面を下っていきました。途中鹿の足跡が尾根上にあり、方向的にも同じだったので、それでも地図を見て注意しながら、鹿の踏み跡をたどって歩きました。
8:31 10分ほどで、標識が見えてきて、白岩山へ向かうルートに戻ることができました。見ると、「健脚向き」と書いてあります。健脚向きなコースを逆に降りてきたことになります。
2011年02月27日 08:31撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 8:31
8:31 10分ほどで、標識が見えてきて、白岩山へ向かうルートに戻ることができました。見ると、「健脚向き」と書いてあります。健脚向きなコースを逆に降りてきたことになります。
同じ標識を反対側から見ると、こうなってました。
2011年02月27日 08:31撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 8:31
同じ標識を反対側から見ると、こうなってました。
なぜかここに、芋ノ木ドッケの標識がありました。頂上はもっとずっと上なのですが。ルートに戻れたので、ホッとし、コーヒーを飲んだりして10分ほど小休止します。
2011年02月27日 08:31撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 8:31
なぜかここに、芋ノ木ドッケの標識がありました。頂上はもっとずっと上なのですが。ルートに戻れたので、ホッとし、コーヒーを飲んだりして10分ほど小休止します。
8:44 歩き出して、すぐ、白岩山頂上につきました。山、という感じではありません。ただのルート上の小ピークです。ベンチなどがありました。
2011年02月27日 08:44撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 8:44
8:44 歩き出して、すぐ、白岩山頂上につきました。山、という感じではありません。ただのルート上の小ピークです。ベンチなどがありました。
8:45 白岩山頂上、だそうです。
2011年02月27日 08:45撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 8:45
8:45 白岩山頂上、だそうです。
9:00 白岩小屋到着。
2011年02月27日 09:00撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 9:00
9:00 白岩小屋到着。
9:21 前白岩山到着。
2011年02月27日 09:21撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 9:21
9:21 前白岩山到着。
9:32 前白岩の肩到着。
2011年02月27日 09:32撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 9:32
9:32 前白岩の肩到着。
9:59 お清平到着。
2011年02月27日 09:59撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 9:59
9:59 お清平到着。
10:25 霧藻ヶ峰休憩所到着。
ここでアイゼンをそろそろ外そうと思ったら、小屋番のおじさんにあと10分ぐらいはまだ必要だといわれ、もっかい付け直しました。
2011年02月27日 10:25撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 10:25
10:25 霧藻ヶ峰休憩所到着。
ここでアイゼンをそろそろ外そうと思ったら、小屋番のおじさんにあと10分ぐらいはまだ必要だといわれ、もっかい付け直しました。
遠くに白い峰が見えます。富士山かと思ったら、浅間山だそうです。
2011年02月27日 10:35撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 10:35
遠くに白い峰が見えます。富士山かと思ったら、浅間山だそうです。
霧藻ヶ峰
2011年02月27日 10:39撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 10:39
霧藻ヶ峰
宮様のレリーフ。何も知らないでここを通ったら、ちょっと怖いですよ。
2011年02月27日 10:42撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 10:42
宮様のレリーフ。何も知らないでここを通ったら、ちょっと怖いですよ。
11:54 三峰神社の駐車場に到着しました。バスは12:50発車だったので、バス停で残りのおにぎりを食べ、一時間ほどボーっとしました。地図にはレストランとか書いてましたが、僕が見る限りでは、開いているお店はありませんでした。
2011年02月27日 11:54撮影 by  X500,D590Z,C470Z, OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 11:54
11:54 三峰神社の駐車場に到着しました。バスは12:50発車だったので、バス停で残りのおにぎりを食べ、一時間ほどボーっとしました。地図にはレストランとか書いてましたが、僕が見る限りでは、開いているお店はありませんでした。

感想

雲取山は何度も登っていたけれど、三峰方面に歩いたことがありませんでした。
ロープウェーがもう無いということだけは知っていたのだけれど、ほかの交通手段があるものなのかわからず、「三峰神社まで歩いた後交通手段が無かったら困るな」というだけで、今まで歩かずにいたのでした。
今回まじめに調べてみた結果、三峰方面を西部観光バスが走っていることを知り、ネットでバス時刻表も見ることができ、安心して改めて歩いてみることに下のでした。

さて、今年二回目の雲取山なのですが、鴨沢から雲取までは、やはり雪がありませんでした。暖かく、というよりも、暑く、まるで春か初夏のようでした。
奥多摩小屋でテン泊だったのですが、真夜中でもテントの中の気温がプラスでした。
「こんなんなら防寒装備は必要なかったし、アイゼンも持ってこなくて良かったな」と思ったほどでした。

が、雲取山頂上から雲取山荘のほうに下りてみて、景色は一変しました。
雪一色、真っ白になったのです。雲取山荘でアイゼンをつけ、霧藻ヶ峰を過ぎるまで、ずっとアイゼン歩行でした。雪だけではなく解けてできた氷でツルツルになっており、アイゼンなくしては危険でした。

それでも、気温は暖かく、ほとんど春でした。

一度、芋ノ木ドッケに登った後、踏み跡が無く白岩山へのルートに合流する道を見失い、地図と地形を見ながら10分ほど放浪したのが、ドキドキでした。
あとは、全部踏み跡がついてました。

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