伊勢神宮の境界を行く(第一弾)
- GPS
- 08:36
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 910m
- 下り
- 860m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
内宮から朝熊山までは歩きやすいく道迷いはしないが、朝熊山から天岩戸までは地図読み必須 |
その他周辺情報 | 歩いた後はまんぷく食堂のからあげ丼がお勧め ※宇治山田駅に隣接したショッピングセンター内 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
計画書(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
ストック(1)
タオル(1)
着替え(1)
手袋(1)
ヘルメット(1)
防寒着(1)
水(2)
水筒(1)
時計(1)
非常食(1)
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(1)
コンロ(1)
ガス(1)
ツエルト(1)
無線(1)
|
感想
宇治山田駅からバスに揺られ猿田彦神社前で下車。
猿田彦さん(旦那)とさるめ神社(奥さん)をお参りし、内宮(天照大御神)さんへ。宇治橋の中央から朝日が差し込み、とても神秘的!橋を渡り始めると五十鈴川の水面に紅葉が綺麗に映り込んでいました。橋の途中からは霜が張って滑りやすくなっていました。
まだ人気の少ない境内を歩き、神殿前で今日の無事をお祈りします。
ここから宇治岳道で朝熊山を目指します。広く整備されたこの道は昭和39年までバスが通っていたそうです。
所々に町石のお地蔵さんが祭られ、木々の切れ間からは右手に神宮林、左手には伊勢の海が見えます。
内宮さんを出てから二時間余りで555mの朝熊山山頂へ到着。予定より30分遅れでスタートしたが、30分以上早く着いたぞ!いつもより2割増しのスピードだったので、KOZはバテ気味(>_<)
眼下に広がる伊勢志摩の海に浮かぶ答志島・菅島、その先には神島、そして伊良湖まで今日はくっきり見えます。
ここでコーヒータイムを満喫し、金剛證寺へ。
境内を抜け、がけ崩れ箇所を右手に見ながら伊勢志摩スカイラインを渡って神宮林の中へ分け入る。先程までとはうって変わり、行く手を阻むかのように低木が目の前を遮る。足元は踏み固められていないふかふかの良く肥えた土。所々にイノシシが掘り起こしたような跡がみられる。
道が合っているのか迷いながら最初のピーク(P461.2m)にたどり着く。三角点の標石は北を向いていると聞いたことがあり、方位磁石を当ててみると、確かに北を指す。下山後で調べたら、磁北ではなく真北(北極方向)を指しているんだそうです。
地図を先読みして進みましたが丸山道の分岐を見落とし朝熊山島路道の道標まできました。まっすぐ進みたくなったが、学生時代に得意だった?KOZさんにカンニングを依頼したところ、まっすぐではなく左へ下るのが正解とのことでした。山での初カンニングに成功したKOZはその後も要所要所でカンニングをして助けてくれました(笑)
※スマホアプリで現在地を確認することを私は『カンニング』と読んでいる
延々と続くシイの林を歩き、山伏峠手前の展望所で遅めのお昼を取りました。
ここから先も間違いやすそうな尾根分岐がいくつも出てくるので、こまめに現在地確認(カンニング?)をしながら進みます。
五知分岐では五知道方面に迷い込まないようにロープが張ってありました。
朝からかなりの距離を歩いてきたので、そろそろ疲れが出てくる頃、今日一番の絶景ポイントが現れました。362.4mの三角点手前のコルに、天を突き抜けるかのようそびえるヤブニッケイの林です。ここでパワーを存分に頂き、あとは下るだけと思いきや、その先にはまさに『神宮の森』と呼ぶにふさわしい杉の大木が。樹齢数百年は間違いなし。更に数字が書かれた大木が次々と現れます。恐らく次の遷宮に使われる木々なのでしょう。時間と体力に余裕がない方はここまで来るだけでも十分価値ありです。
そして本日のゴール、天岩戸に到着しました。猿田彦神社とさるめ神社から始まり、内宮、金剛證寺を経て天岩戸までの総距離17kmは、笑いあり感動ありのいい旅でした。おしどりが羽を休める神路ダムの脇を通って、天の岩戸バス停に到着したのは予定より1.5時間もオーバーした16:30。参考にした『ぱるく伊勢志摩』には約7時間と書いてあったが、よほどの健脚でないと7時間は難しいと思います(^^)
8時間かけて歩いた道を僅か30分のバス旅で宇治山田駅へ戻った我々。久々にまんぷく食堂のからあげ丼をご賞味すべく席に着く。何の気なしに合羽のポケットに手を入れると、夏目漱石さんが3人も出てきました。『ゴチ(五知?』と言ったKOZの笑顔が今日一番だったかもしれません(笑)
P.S.
猿田彦とさるめが夫婦だったとか、天岩戸の前で踊ったのはさるめだったとか、おしどり夫婦は実は夏に別居してるとか、、、本当に色んな小話を要所要所で披露してくれたgizumo1009さん。また次回もよろしくねぇ(^^)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する