記録ID: 1019371
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ハイキング
奥多摩・高尾
鳥屋戸尾根〜蕎麦粒山〜仙元尾根
2016年12月03日(土) [日帰り]
- GPS
- 07:05
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,359m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR青梅線 奥多摩駅 7:37着 ※千葉からは始発でこれが最速 東日原行きのバス(土日休) 8:35 ※7時台のは7:27なので間に合わない http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/pocket.html 紅葉シーズンの臨時増発がまだ続いているのか、わかりませんでした。増発便が無い場合一時間待ちになりますが、運任せで7:37着の電車で行くことにしました。結果は増発便があったようですが、無いものと思い込んで徒歩で出発しました。目的地の川乗橋に着くと同時に増発バスが追い付いて到着するという結果になりました。時間から逆算すると増発便は8:20〜8:25頃奥多摩駅を出たものと思われます。 <帰り> 秩父市営バス「ぬくもり号(浦山線)」 渓流荘バス停 16:01 渓流荘〜西武秩父駅 300円 スイカ・パスモ利用不可 http://www.city.chichibu.lg.jp/dd.aspx?menuid=2064 現金は細かいのを用意しましょう。500円玉や1,000円札を崩すための小銭は用意されていません。支払は現金ボックスに投入する方式でそこから両替のため小銭を取り出す事は出来なくなっています。私の時は運転手さんのお財布から辛うじて両替してもらえました。 12/2,3は秩父夜祭との事で無計画にもちょうどその日を引き当ててしまいました。市営バスは交通規制で秩父駅まで通じてませんでした(西武秩父までは行ける)。西武秩父駅前/駅中は混雑しており、駅前でラーメンでも食べたかったのですが、夜祭なので夜になるともっと混雑が激しくなりそうでしたので、さっさと出てきました。16:33発池袋行上り快速電車は満席なものの、混雑している程ではありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
不明瞭箇所あり ・川乗橋〜笙ノ岩山 杉の植林を登り切り、笙ノ岩山までの行程の半分くらいの辺りから落ち葉の堆積が増えます。その上傾斜がかなり急な箇所があり要注意です。ピークを巻くようなところを過ぎると、暗い杉林と明るい広葉樹林の切れ目を単調に登っていきます。急登を登り切り、右に曲がると笙ノ岩山がすぐそこに見えてきます。 ・笙ノ岩山〜蕎麦粒山 笙ノ岩山の山頂からの出発でいきなり間違えました。来たルートに対して真っ直ぐ行くものと思っていましたが、山頂ではスイッチバックの様にわずかに戻って「くの字」のように進みます。山頂標の裏手にはルートはありません。確かに見渡すと冬枯れのため周囲の山々が良く見え、最も近くにあり尾根が続いているのが、進むべき蕎麦粒山方向だとわかります。草木が繁茂している夏季はわかりづらそうです。 その後アップダウンを繰り返し2つ目のピークの後下っていくと、尾根筋が2つ出現します。右手へ直進しそうになりますが、踏み跡とテープを頼りに左手の尾根筋へ行きます。笙ノ岩山とその後蕎麦粒山でも会った方が迷ったと仰ってましたが、おそらくここの事と思われます。 その後尾根筋の天辺に対して少しだけ東側へ下りたあたりを並行するルートが続きます。この当りも一部落ち葉の堆積が踏み跡を隠していてわかりにくくなっています。 ・仙元峠〜大楢 仙元峠はピークでした。「峠」というと通例は尾根筋上で低くくびれた位置を言う事が多いですので、仙元峠直下で巻き道とわかれて登り始めた時に間違っていないか不安になりました。 仙元峠を発って10分ほど行くと、またしても落ち葉が堆積した急斜面があります。滑りやすいので慎重に進みます。踏み跡は一部落ち葉で覆われてやや不明瞭になりますが、テープや幹にスプレーされた赤いマークを頼りに進みます。やがて暗い杉林と明るい広葉樹林の境目を通る尾根道になります。しばらく進むと大楢に着きます。大楢では「Nの字」のように少しだけ戻ってもう一度ターンして杉林の中を進みます。 ・大楢〜鉄塔群 傾斜は緩みトラバース気味に杉林の中を進んでいきます。日の当たらない東斜面をしばらく進みます。踏み跡は落ち葉が多いものの不明瞭となるほどではないです。ただ作業道のような分岐がいくつかありました。いずれも斜面に対して下側へ向かうもので紛らわしいです。これらの分岐は無視して水平方向へ直進しました。ルートが日の当たる西斜面へ出ると一つ目の鉄塔はすぐです。 ・鉄塔群〜大日堂 鉄塔は4つ通ります。57号:下を直進、58号:手前を右へ、59号:下を直進、60号:手前を右へ。他の人のレコを事前に予習していたので迷いませんでした。58号を過ぎてから尾根道で、やはり落ち葉の堆積で踏み跡が分からなくなりましたが、尾根筋を素直に進みます。ここでは送電線の巡視路の黄色い標柱が道しるべになります。やがて左手へ折れて暗い杉林へ入ると59号が近づいてきます。60号(4つ目)を過ぎたら再び暗い杉林へ入り、その後広葉樹の急斜面になります。ここも落ち葉の堆積で踏み跡がややわかりにくく、さらに傾斜がきついので滑りやすくなっています。九十九折に下っていけば大日堂です。 |
その他周辺情報 | 渓流荘:日帰り入浴 100円 下調べでは男子浴槽が故障のため、男女交互利用でしたが修復が終わったようです。到着時は女子利用の時間帯だったので、無理だと思って外で様子をうかがっていたら、わざわざ表まで出てきて声を掛けてくださりました。 入浴時地元のご高齢の方、おじさんと一緒になりましたが浴槽はキャパ2人程度と小さいです。ここは老人福祉施設で地元のご高齢者がメインで利用されてる施設の様です。団体で押し寄せるのは地元の方に迷惑になると思いますので、ソロ登山の場合だけにした方が良いです。 |
写真
撮影機器:
感想
紅葉シーズンが終わっても奥多摩はまだまだ混雑しているのでしょうか。今回もなるべく人の少なそうなコースを目論んで鳥屋戸尾根を登って、蕎麦粒山そして仙元尾根で秩父側へ下りるコースを計画しました。下調べしてみると鳥屋戸尾根、仙元尾根ともに私には結構ハードルが高そうな印象です。道迷いし易そうな上、この時期落ち葉の堆積が踏み跡を隠し、さらに日も短く条件がちょっと厳しいです。計画実行は来年へ持ち越すべきか迷いましたが、ヤマレコの最近の記録を読んでいる内にやはり行きたくなりました。今回も丁寧なレコに感謝です。
目論見通りコースはとても静かで笙ノ岩山手前で会った人(その後笙ノ岩山と蕎麦粒山でも再会)と笙ノ岩山〜蕎麦粒山間ですれ違った人の2人だけでした。ルートは下調べのおかげで大きな道迷いには陥らなかったものの、不明瞭な箇所もいくつかあり終始緊張感がありました。静かな山を歩く代償として仕方ないですね。今回は蕎麦粒山で昼食をとりましたが、鳥屋戸尾根途中の松岩ノ頭、塩地ノ頭にも開けた展望の良い箇所があったので、ここで静かに食事も良さそうでした。
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