天狗岩・武川岳・伊豆ヶ岳【二子山は断念し伊豆ヶ岳へ。それでも結構キツいルートでした】
- GPS
- 07:00
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,088m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
天候 | 晴れときどきくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
池袋駅7:30発 8:13着飯能駅 西武秩父線特急レッドアローちちぶ5号 乗車券450円 特急料金410円 飯能駅8:45発 名郷バス停9:45着 国際興業バス 790円 ※西武線はこの日(2011/3/5)時刻表を改訂したようです。要注意。 ※国際興業バス時刻表 http://kokusaikogyo.ekiworld.net/dia/timechart/jikoku500102.html 名郷行きのバス、飯能駅8:20発のも間に合ったのですが、飯能駅コンビニで食糧調達のため、8:45発のものを使用。 ※名郷行きバスは全席埋まる程度に混雑。理由は20人前後の団塊世代らしき集団が飯能駅から小殿BSまで乗っていたため(小殿BSから竹寺・子の権現に行く予定らしかった)。今回は座席確保が出来ましたが、春になれば似たような集団が大勢このバスを使うと思われるため、更にこのバスは混みあうことでしょう。 ※8:20発飯能駅、名郷BS行きのバスは5,6人しか乗っていかなかったようなので、混雑が嫌なら早めの時刻のバスに乗るべきでした。。。 ※飯能駅から名郷BSまで1時間の間、新たに乗ってくる人は皆無でした。 ・帰り 正丸駅17:16発 飯能駅17:49着 290円 西武秩父線各停 飯能駅18:35発 池袋駅19:16着 西武秩父線特急レッドアローむさし40号 乗車券450円 特急料金410円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●トイレ:飯能駅(改札内、水洗)、名郷BS(「こういう場所にしては」立派な水洗トイレ)、正丸駅(水洗) ※今回私たちは入っていませんが、正丸峠の奥村茶屋に入店すればそこでトイレも借りられます(水洗ではない)。 ●水・食べ物の調達:飯能駅(駅改札内に小さめのコンビニ、北口駅から数分離れた場所にコンビニ:ファミリーマート・南口駅前にコンビニ:サンクスあり)、正丸峠(奥村茶屋:今回入ってません)、伊豆ヶ岳登山口から正丸駅までの間にも茶店あり(この日は既に閉店)、正丸駅売店(この日は既に閉店) ※名郷BS付近は調達箇所なし。 ●日帰り温泉:今回は行っていませんが、名郷BSからバス停幾つか乗れば日帰り入浴施設「さわらびの湯」に行けます。名郷BSをゴールにした場合使えると思いますが激混みが予想されます。 |
写真
感想
●ルート:本当は「芦ヶ久保駅-二子山-武川岳-伊豆ヶ岳-正丸駅」と歩きたかったけれど「伊豆ヶ岳-正丸駅」間以外は初めてのコースばかりで体力がもつかわからなかったので、「芦ヶ久保駅-二子山-武川岳-天狗岩-名郷BS」のルートを便の悪い名郷BSからスタート。
しかし名郷BSをスタート地点とすると二子山→芦ヶ久保駅までの下山ルートがかなり急峻とのことで、この点は最初から危惧していたのですが、武川岳山頂で出会った芦ヶ久保方面から来たオジサマより「二子山付近の雪は結構ある」ことを聞きつけ、不安になって武川岳から伊豆ヶ岳にルートを急遽変更。
尚、武川岳→天狗岩を経て名郷BSに向かうみちは上り以上に下りは分かりづらいと思います。更に、天狗岩からの下山は急峻なので下りに使う場合は要注意かと。
●雪:天狗岩の先からちらほら見かけるようになり、前武川岳→山伏峠途中まではある程度の雪道で滑りやすかったですが、土の道も多いので付け外しがめんどくさいという理由から軽アイゼンは一度も使用しませんでした。山伏峠からは軽アイゼン不要です(が、伊豆ヶ岳山頂直下はアイスバーンでかなりツルツル。アイゼン付けてもダメな気が)。
但し、二子山付近は雪がすごかったらしいので、もし武川岳から二子山に行く場合は軽アイゼン着用必須だったことでしょう。
●危険個所:天狗岩上り(雪は無かったが結構急峻で滑りやすい。勿論、今回使った上りよりも下りで使った方が危険度高)、伊豆ヶ岳山頂直下の下り(アイスバーンでこのルートで一番危険に感じた)
●分かりづらい場所:天狗岩に向かう途中の採石所付近の分岐(標識なし)→「写真」を参照。
●混雑度:行きのバスはそこそこ混雑(その殆どは小殿BSで下車)、名郷BS付近にいた人2,3人は全員蕨山方向に行ってしまい、武川岳方向は私たちのみ。
ルートは全般的にかなり空いてました。
名郷BS→武川岳:前武川岳山頂手前で同年代男性ソロ1名に道を譲り、武川岳山頂手前で男性ソロ1名にすれ違い、武川岳山頂で男性ソロ2人が先着、後からソロ2名が山頂に到着していましたが、出会ったのはその方々だけ。
武川岳→伊豆ヶ岳:伊豆ヶ岳山頂まで誰にも会わず。伊豆ヶ岳山頂は若いカップル一組が入れ違いに下山していきました。伊豆ヶ岳山頂での休憩時、夫婦1組が女坂から上がってきて、伊豆ヶ岳からの下山時はこの夫婦に五輪山の先で会いました。しかし人気の伊豆ヶ岳で出会った人もそれだけです。
●展望/景観:天狗岩に向かう岩尾根、前武川岳・武川岳(冬枯れで葉が落ちているおかげでスケスケっぽい感じ)、山伏峠→伊豆ヶ岳山頂まで、伊豆ヶ岳山頂、小高山山頂、正丸峠
●休憩場所:天狗岩に登る前の岩尾根っぽい場所(採石所そば)の岩、前武川岳山頂・武川岳山頂にはベンチあり、伊豆ヶ岳山頂にはベンチ無し、しかし岩の上で休める。伊豆ヶ岳からの下山時に五輪山山頂や小高山山頂直下にベンチあり。正丸峠の奥村茶屋。正丸峠標識隣にベンチが1つありますが奥村茶屋のものかも。伊豆ヶ岳登山口(関東ふれあいの道標識)手前にベンチあり。
●感想:
(一部は写真コメントに記載)
しかし疲れました。やられたという感じです。天狗岩に向かう途中の道迷いで行ってしまったガレ場はかなり危険だったし、そもそも道迷いするというのは地図読みと事前調査が出来ていないということで、自分たちの力量の足りなさを改めて思い知りました。
二子山→芦ヶ久保駅への下山も安易に考え過ぎていました。「冬は北面のみちは上りに使う」ことをもっと真剣に考えるべきでした。
積雪については靴が埋まるほどの積雪量ではなかったのですが、それが却って滑りやすさの原因になることもよくわかりました。又、慎重に下る必要があるため雪道の下山路は時間がかかることも。。
特に伊豆ヶ岳山頂直下の女坂迂回路(女坂は山頂直下が崩落しているため)はかなり滑って危険です。今回のルートで最も危険を感じる場所でした。
ここは、余りにツルツルでガチガチでストックも役に立たず、軽アイゼン付けてても多分滑ることには変わりなかったことでしょう。
仕方がないので登山道脇に生えてた笹の根っこをつかみながら、滑り台みたいにお尻をつけたまま滑り下りました。
(着てるものも汚れますしお尻も冷たいですが、そんなことを言っていられる状況にありませんでした)
上記の伊豆ヶ岳山頂直下に懲りて、正丸駅への下山ルートは(まだ使ったことの無い)「泣き坂」は使わずに、2度使ったことのある正丸峠経由のルートを使い正丸駅に向かったのですが、「泣き坂」は植林帯の中らしいのでそんなに滑らなかったのかも。。
色々な意味で本当にタメになる山行でした。
しかしこれでまた新たな宿題が出来てしまった感じ。。今度は春先、雪が溶けて日ももっと長くなったら、「芦ヶ久保駅→二子山→武川岳→伊豆ヶ岳→正丸駅」やってみっか〜。
(でも山伏峠から伊豆ヶ岳への上りはかなり疲れますので、伊豆ヶ岳は登らずに小高山の方に行っちゃうかも・・)
帰宅途中、飯能駅前の「ぎょうざの満州」に初めて入ったのですが、ぎょうざチェーンOより自分は好きだな〜。みそラーメンも500円にしてはよく出来ていると思います。
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