じじ岩ばば岩と御堂山・高石峠と雨宮山周回コース
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 695m
- 下り
- 674m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西牧関所跡〜御堂山 はじめは林道歩き その先は一部ガレているところもあるが分かりやすい道 みの滝横の岩場にロープあり じじばば分岐〜展望台 一部ヤセ尾根あり 大岩(たんす岩)を巻くトラバースが急斜面でスリップ注意 高石峠分岐〜高石峠 道は不明瞭で少ない目印を探しながら歩く 尾根に出たり巻いたりするので随時現在地確認が必要 高石峠〜雨宮山 標高差100mの急登 ほとんど踏み跡もなくほほ直登、直降する 高石峠〜根小屋 わずかに残る古道を下るが荒れている 少し下ると新しい林道が開削されて古道は寸断されているので一部 林道を歩く 基本的には沢沿いの下りとなる 林道が沢から離れていく地点で再び沢に下りるが、沢沿いの道は無きに等しい 水道施設が見えたらやっと安堵できる |
写真
感想
国道254号線で佐久方面から下仁田に下って行くと、左手に奇岩が見える。
岩峰が2本目立ち、じじ岩、ばば岩、あるいは、じいとばあ、と呼ばれている。
御堂山に登る途中、すぐ近くまで行けるらしいので、行ってみることにした。
昭文社の地図では、稜線沿いに高石峠を経由して周回できそうなので、このルートを辿るコースを計画。
登山口は西牧関所跡。その脇から沢沿いの林道を登っていく。
しばらく林道を辿ると上部はかなり崩壊していてガレ状となっていた。
みの滝を越えると沢も終わり開けてくる。登り切ってじじ岩ばば岩分岐。
ここからヤセ尾根を進み、大岩を巻くと展望地に出た。
じじ岩とばば岩が目の前に立っている。
奇岩を間近に満足。その向こうには西上州の山々が一望でき、さらに満足。
じいちゃんとばあちゃんに別れを告げ、御堂山に向かう。
高石峠分岐を過ぎると急登となり、ひと登りで御堂山山頂に着いた。
北側が若干開けていて妙義山がよく見えた。
しかし、北風が強くとても寒い。吐く息も白く、こりゃたまらんと早々に引き返す。
先ほどの分岐まで戻り、高石峠に向かう。登山地図では破線ルートとなっている。案の定道は細くなり、落葉が積もって不明な所も多い。所どころ現れるテープ類を見つけながら、さらに地形図も頻繁に見て概ねの現在地を確認ながら進む。
高石峠は人の気配のない静かな場所だった。そこに道標があり、雨宮山への矢印が書かれていたので行ってみる。
道らしい道はないが、急斜面を直登するとあっさり山頂に着いた。
古い祠が鎮座する、雰囲気のいい山頂だった。祠には「元禄六年」の文字が刻まれ、300年以上前からこの山を見守っている神様だ。思わず手を合わせ、無事下山を祈願した。
山頂部は東西に長く、西の端からは浅間山がよく見えた。
高石峠に戻って昼飯タイム。カップラーメンを食って温まり、下山する。
古い道が下っているが、あまり歩いた形跡がなく、枯れ枝が散乱していたりして荒れている。
少し下ると突然林道に出た。まだ開削して間がないようでキャタピラの後まで残っている。その林道を下っていくと途中から登りになってしまう。
本来のルートはずっと沢沿いに下るはずなので、そこから林道を外れて沢に下りる。わずかに道型が残っていたが、すぐ不明になった。所どころテープがあるが、林業用のものと思われるものもあって信用できないのでとにかく沢沿いに下ると再び林道が現れた。しかしこれも無視してさらに下っていくと水道施設が現れ、やっと里に下りることが出来た。ほぼ破線ルート通りに歩けたようだ。
あとは舗装路を40分ほど歩いて車に戻った。
御堂山では数人のハイカーと出会ったが、高石峠コースでは誰とも会わず、また、ルートファインディングも楽しむことが出来た。
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