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Yamareco

記録ID: 1024036
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳(中山〜丸山〜茶臼山〜縞枯山)

2016年12月10日(土) ~ 2016年12月11日(日)
 - 拍手
GPS
25:33
距離
14.7km
登り
1,244m
下り
868m

コースタイム

1日目
山行
2:12
休憩
0:01
合計
2:13
距離 3.2km 登り 541m 下り 5m
11:47
64
スタート地点
2日目
山行
6:06
休憩
0:25
合計
6:31
距離 11.5km 登り 700m 下り 863m
6:55
6:57
4
7:01
27
7:28
7:29
3
7:32
7:33
41
8:14
8:19
26
8:45
8:46
59
9:45
49
10:34
10:37
3
10:40
10:41
12
10:53
10:54
14
11:08
75
12:23
19
12:42
12:52
9
13:01
16
13:20
ゴール地点
天候 一日目:快晴  二日目:晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き…10:25 茅野駅発 渋の湯行き→渋の湯
帰り…14:45 北八ヶ岳ロープウェイ発 茅野駅行き→茅野駅
コース状況/
危険箇所等
12月10日と11日に私が歩いたルートは、よく踏まれて固くしまった雪道が殆どだったので、終始チェーンアイゼンで歩きました。
特に渋の湯〜黒百合ヒュッテまでは岩の上に氷とガチガチに凍結した雪がのっている場所も多く、チェーンアイゼンの小さな爪がよく効いて快適でした。
全体的にくっきりはっきりとしたトレースがついていますが、高見石小屋から丸山を経由して麦草峠へ向かう道だけは、ツボ足で歩いたであろう足跡があるのみで、自分も下りの時に何度か雪を踏みぬきつつ、歩きました。
※地図の、高見石小屋を過ぎてからの南西と北東へちょろっと伸びてる変な線は、道を間違え、それに気づいて戻った跡です。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
1番バス停から出発〜
1番バス停から出発〜
渋の湯バス停近くのお手洗いを借ります。
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渋の湯バス停近くのお手洗いを借ります。
わおー、今シーズン初の雪山!
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わおー、今シーズン初の雪山!
登山届けを提出し、橋を渡って出発です。
登山届けを提出し、橋を渡って出発です。
黒百合方面へ。
道は、ガチガチに凍った雪と氷と岩のコンボです。
チェーンアイゼンの小さな爪が良く効きました。
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道は、ガチガチに凍った雪と氷と岩のコンボです。
チェーンアイゼンの小さな爪が良く効きました。
顔を上げると、霧氷がきれい。
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顔を上げると、霧氷がきれい。
雪が少しずつ深くなってきます。
トレースはばっちりあります。
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雪が少しずつ深くなってきます。
トレースはばっちりあります。
雪をぎゅうぎゅうと踏みしめながら歩くのがむちゃくちゃ楽しい。
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雪をぎゅうぎゅうと踏みしめながら歩くのがむちゃくちゃ楽しい。
テンションが上がる青空。
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テンションが上がる青空。
何か食べろと体が要求するので、ミニヒレカツバーガー10%引きを半分ほど。
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何か食べろと体が要求するので、ミニヒレカツバーガー10%引きを半分ほど。
八方台との分岐に到着。
ここまで来れば、登り道はほぼお終いです。
八方台との分岐に到着。
ここまで来れば、登り道はほぼお終いです。
ガチガチ雪の下は氷。
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ガチガチ雪の下は氷。
最高じゃー
赤テープもちらほら。
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赤テープもちらほら。
唐沢鉱泉との分岐。
唐沢鉱泉との分岐。
網の橋が増えます。
網の橋が増えます。
黒百合ヒュッテに到着。
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黒百合ヒュッテに到着。
ヒュッテの周りも雪はたっぷり。
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ヒュッテの周りも雪はたっぷり。
到着時間が早かったので、中山峠まで散歩してみました。
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到着時間が早かったので、中山峠まで散歩してみました。
東天狗岳の勇姿がどどーんと見えました。
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東天狗岳の勇姿がどどーんと見えました。
翌日はこの霧氷のトンネルの下を歩きます。
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翌日はこの霧氷のトンネルの下を歩きます。
ヒュッテに戻って、マムートジョッキの生ビール。
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ヒュッテに戻って、マムートジョッキの生ビール。
奥多摩の七つ石小屋で読みかけだった岳を読みました。
奥多摩の七つ石小屋で読みかけだった岳を読みました。
膝掛けもあり。
驚くほどきれいなお手洗いには更衣室もありました。
ありがたいです。
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驚くほどきれいなお手洗いには更衣室もありました。
ありがたいです。
更衣室の中。
晩ご飯はハンバーグカレー。
ストーブの火がつかず、近くの方にライターをお借りしました。
ありがとうございました。
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晩ご飯はハンバーグカレー。
ストーブの火がつかず、近くの方にライターをお借りしました。
ありがとうございました。
朝ご飯は生ハムとツナマヨのトースト。
ここでも持参のライターがつかず、近くの方に火を分けていただきました。ありがとうございました。
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朝ご飯は生ハムとツナマヨのトースト。
ここでも持参のライターがつかず、近くの方に火を分けていただきました。ありがとうございました。
出発です。
この日は午後から曇り予報。
なるべく早いうちに縞枯山まで行きたい。
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この日は午後から曇り予報。
なるべく早いうちに縞枯山まで行きたい。
ぎゅうぎゅう鳴る雪が楽しい!!
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ぎゅうぎゅう鳴る雪が楽しい!!
朝陽に照らされ出しました。
きれい。
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朝陽に照らされ出しました。
きれい。
逆行の中山峠。
中山峠からの朝陽。
すばらしい眺めです。
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中山峠からの朝陽。
すばらしい眺めです。
東天狗岳はまだ眠りの中です。
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東天狗岳はまだ眠りの中です。
岩の横を進みます。
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岩の横を進みます。
てっぺんがガスってしまっているけど、東天狗と西天狗の堂々とした姿にしばらく見とれました。
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てっぺんがガスってしまっているけど、東天狗と西天狗の堂々とした姿にしばらく見とれました。
突っ立って景色を見ていたら、寒風に爪先が冷たくなってきたので慌てて出発。
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突っ立って景色を見ていたら、寒風に爪先が冷たくなってきたので慌てて出発。
もこもこ。
中山展望台に到着。
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中山展望台に到着。
蓼科山〜
中央アルプスもばっちり見えました。
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中央アルプスもばっちり見えました。
着々と成長中のモンスターくんたち。
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着々と成長中のモンスターくんたち。
高見石小屋に到着。
前日はクリスマスイベントだったようです。
高見石小屋に到着。
前日はクリスマスイベントだったようです。
つらら〜
ここまでは順調。
トレースもくっきり。
ここまでは順調。
トレースもくっきり。
太いトレースにつられてこのはっきりした分岐を見落とし、渋の湯バス停へ下る道を進んでしまいました。
丸山へ向かうのは右です。
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太いトレースにつられてこのはっきりした分岐を見落とし、渋の湯バス停へ下る道を進んでしまいました。
丸山へ向かうのは右です。
一旦引き返すも、また太いトレースにつられて今度は青苔荘へ向かう道を進んでしまい、また引き返す事に…
丸山へ向かう道は、ツボ足跡がついていました。
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一旦引き返すも、また太いトレースにつられて今度は青苔荘へ向かう道を進んでしまい、また引き返す事に…
丸山へ向かう道は、ツボ足跡がついていました。
もうこの時点で最後の北横岳は諦めました。
もうこの時点で最後の北横岳は諦めました。
雪に埋もれないよう、ガスガスとツボ足トレースを辿ります。
雪に埋もれないよう、ガスガスとツボ足トレースを辿ります。
丸山到着。
高見石小屋から20分ほどのはずが、遠かった…
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丸山到着。
高見石小屋から20分ほどのはずが、遠かった…
このトレースがなければ、脛ラッセルです。
先行者に感謝です。
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このトレースがなければ、脛ラッセルです。
先行者に感謝です。
軽々とした動物の足跡。
軽々とした動物の足跡。
テープも確認しながら、急な道をどこどこ下ります。
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テープも確認しながら、急な道をどこどこ下ります。
長い下りに飽き始めたころ、麦草ヒュッテに到着。
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長い下りに飽き始めたころ、麦草ヒュッテに到着。
晴れているうちに縞枯山へ着く予定が、2度の道間違いで予報通りの怪しい雲が。残念。
晴れているうちに縞枯山へ着く予定が、2度の道間違いで予報通りの怪しい雲が。残念。
ペースを上げて大石峠。
ペースを上げて大石峠。
急登を上がっていきます。
急登を上がっていきます。
中木場。
方角によっては青空も見えます。
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方角によっては青空も見えます。
茶臼山が見えました。
あそこまでが、急登で長いんだよなぁ…
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茶臼山が見えました。
あそこまでが、急登で長いんだよなぁ…
雪をぎゅうぎゅうと踏みしめながら、とにかく無心で登り続けます。
雪をぎゅうぎゅうと踏みしめながら、とにかく無心で登り続けます。
茶臼山に到着。
次は縞枯山!
ここまで来れば、もうキツい登りはお終いです。
次は縞枯山!
ここまで来れば、もうキツい登りはお終いです。
振り返ると、茶臼山と南八ヶ岳が見えました。
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振り返ると、茶臼山と南八ヶ岳が見えました。
ほぼ水墨画。
青空も似合いますが、こんな感じもかっこいい。
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ほぼ水墨画。
青空も似合いますが、こんな感じもかっこいい。
縞枯山に到着。
もこもこ。
縞枯山からの下りは、雪がほどよくしまっていて快適です。
夏道では出来ない高速度(自分の中では)でどんどん下ります。
縞枯山からの下りは、雪がほどよくしまっていて快適です。
夏道では出来ない高速度(自分の中では)でどんどん下ります。
雨池峠に到着。
風を避けられる場所へ移動して、黒百合ヒュッテで入れてもらったお湯(500ml 100円)を飲みます。
ただのお湯なのに、ものすごく旨い。
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風を避けられる場所へ移動して、黒百合ヒュッテで入れてもらったお湯(500ml 100円)を飲みます。
ただのお湯なのに、ものすごく旨い。
遮るものがないので、なかなかの強風。
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遮るものがないので、なかなかの強風。
縞枯山荘。
ここも泊まってみたいなぁ。
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縞枯山荘。
ここも泊まってみたいなぁ。
ここを登れば北横岳ですが、また今度。
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ここを登れば北横岳ですが、また今度。
北八ヶ岳ロープウエイに到着。
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北八ヶ岳ロープウエイに到着。
曇天のキツツキくん。
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曇天のキツツキくん。
山麓駅へ下りて、バス待ちの間にレストランでグリーンカレー。
空腹に沁みる、熱々のおいしいカレーでした。
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山麓駅へ下りて、バス待ちの間にレストランでグリーンカレー。
空腹に沁みる、熱々のおいしいカレーでした。
車窓から暮れていく空を眺めながら、のんびり帰ります。
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車窓から暮れていく空を眺めながら、のんびり帰ります。

感想

雪をぎゅうぎゅう鳴らしながらの山歩きと、雪のびっしりついた白い景色が見たくなって、北八ヶ岳へでかけてきました。
今回歩いたルートは全体的にトレースがはっきりしていて大勢の先行者に感謝しながら歩いたのですが、何も考えずに太くてはっきりしたトレースばかりを見て歩いた結果、分岐に気がつかずルートを間違える失敗を二度もしてしまいました。
高見石小屋から数分進んだ所で丸山への登り返しがあるはずなのにどんどん下り続け、おかしいなと思いはじめるのも大分経ってからで、きちんと方角と地図の確認を怠った結果でした。
結局1時間近くも時間をロスして、最後に予定していた北横岳はおあずけとなりました。
しばらくは反省し意気消沈しましたが、雪のついた美しい山々や森歩きの素晴らしさに元気を貰い、茶臼山への急登で意気消沈どころではなくなり、色々と課題の出来た山行となりました。

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