厳冬期の天狗岳へ
- GPS
- 02:01
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 589m
- 下り
- 880m
コースタイム
天候 | 青空が見えるが、雲が上空で早く移動していた。 時折、お天気雪。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット
ハーネス
スリング
カラビナ等
|
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感想
土曜日、天気が荒れそうだという予報がありましたが、青空!
渋ノ湯で、-8℃。寒いけれども、良い天気に恵まれました。
青空と白い雪山、美しい静けさ。
こんな条件下で、雪山講習を受けられるという幸いに感謝でした。
学びーその1
手がジンジンする。これは、大丈夫。
手足がジンジンするのは、普通だそうです。そうしたら、良く手足を動かすこと。
以前は、もしかしたら、凍傷の始まり?と不安に駆られていました。
凍傷の場合、第一段階はしもやけのよう。凍傷になった場合は、感覚はなく黒くなっているそう。
学びーその2
ピッケルの色々な使い方を教えてもらいました。支点が取りにくい場所で、あるいは、色んなルート上の難しい場面で、こんな風な使い方もできるんだと、勉強になりました。
また、12本爪アイゼンも、自信を持って歩けるようになりました。
学びーその3
一定のリズムで、歩幅は小さめ。これをずっと継続して歩く。
ゆっくり一歩ずつ。安定してから、重心移動する。
簡単なようで、難しい。何回も何回も雪山を歩くことで、身体にたたき込むしかないかな。
学びーその4
山は、生きて還ってくること。
改めて、肝に銘じました。
楽しかったです。楽しく学び、楽しく歩きました。
早朝、黒百合ヒュッテは、-10℃。天狗岳に向かうとき、かなり風が強くなっていましたが、安全に登頂できました。山頂では、体感温度-15℃位でしたでしょうか。
風がかなり吹いていましたので、西天狗岳には行かないことになりました。
寒さで、Iphoneの電源が落ちてしまい、1日目はGPSログも写真もなし。
2日目は、ジャケットのポケットに入れて、天狗の鼻まで稼働してくれました。
が、天狗岳山頂では、写真を撮ろうとすると、電源は入らなかったので、残念。
またジャケットのポケットで温まってくると、機動してくれましたが。
ご一緒した皆様、ありがとうございました。
今回はアイゼンの歩行が2回目で積雪期はほぼ初めてでした。
前回のアイゼン歩行は、足をスムーズに動かす事ができず力みながら歩く時間が長かったように感じます。
今回天狗岳に行く前に、クライミングとトレッキングシューズでの岩壁の登り降りを体験した事で、アイゼンなしの歩行もアイゼン歩行も実にスムーズに体重移動ができ、それによって省エネ歩行ができたように思えます。
キックステップも上手になっていました。
-10℃くらいだと手足は少しジンジンしてるな〜くらいでしたが、それ以上気温が下がったたり風が強いと手足はしっかりジンジンしていました。手足の指先を動かしてしのぐ という感じでした。
歩行する事と高度が下がるとジンジンさがなくなりました。
初めての天狗岳はとても美しかったです。
雪山でもしっかり登れた事はとても大きな事でした。
日本の雪山は美し〜な〜♪
これからもコツコツ登っていこうと思います。
雪の天狗岳 来年春頃に行きたいなって思ってましたけど
今の時期は さすがに大変でしょうねー
着実に自力を付けられてますねー
スマホもデジカメもダメとは、相当寒いんですね
写真の空気感が違いますものね
Cyberdocさま
いつもマメにコメントをくださり、ありがとうございます。
実は、もっと寒いところへ長期に行ってくる計画があるので、そのための訓練なのです。。。
必要とあらば、経験値を上げて、不安材料を無くし、
どうやったらやり遂げられるか、やれるように策を講じている訳なのです。
がんばります!
楽しく学べた・・最高ですね\(^^)/
体感温度-15℃の着衣装備、今度詳しく教えてください(^-^)v
写真もとっても美しいです‼
樹氷とか見てみたいです♪
Popie さま
コメントありがとうございます。
色々、体温が高い人低い人もいるので、人それぞれでいいのだと思われます。
汗濡れ防止に試した、アクティブスキン、大変良かったです。
また、体温調節の際ウエアのジップをアップダウンさせるのに、手袋をしていると操作がしにくく、難儀でした。何か紐でも付けてみようかと思っています。
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