京都北山《半国高山・桟敷ケ岳》
- GPS
- 07:10
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・駐車場-(半国高山):岩戸落葉神社・登山口周辺 -(桟敷ケ岳):大森キャンプ場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況 (半国高山)-山頂から少し下った尾根道が間違いやすい。沢は少し荒れていますが、その他は問題なし。 (桟敷ケ岳)-沢の取付から山頂までの尾根道は踏み跡もないので読図をしながら登ること。 |
写真
感想
生憎の雨模様の空、低く垂れ込めた黒い雲、師走とは思えない暖かい雲海の拡がる京都北山に来ました。
午前中に登るのが半国高山で午後からは桟敷ケ岳です。どちらも初めての山、初めてのルートです。
半国高山は北山の中でも登山者が少ない、荒れたルートの山です。尾根が複雑に伸びていますので読図が必要です。
桟敷ケ岳は半国高山より登山者は多いのですが、今回はあまり登山者が通らない沢ルートから入ります。
〈半国高山〉
出発は8:50、小野郷の「岩戸落葉神社」横から岩谷林道を岩谷川に沿って歩きます。
30分ほどで「林道終点」に到着します。倒木で荒れた沢を何度も渡渉を繰り返し、沢から少し離れた左側の山道に入ります。
山道は暫くのあいだ九十九折れの急坂が続きます。途中にロープが張ってあり滑り易いところもあります。
スタートから1時間10分、「岩谷峠」に到着します。ここは小野郷から真弓集落を繋ぐ峠道です。
「岩谷峠」から「半国高山」までは上り下りが数回ありますが、 約20分で「半国高山」に到着します。「半国高山」山頂は展望がきかない狭い場所で、三等三角点の標石があります。
山頂から尾根道を「供御飯峠(クゴイトウゲ)」、「小野郷口」を目指して下ります。1か所だけ誰もが間違いやすい尾根があります。ここだけ注意すれば大丈夫です。
何度かアップダウンを繰り返し、標高534m付近は展望が効く唯一の場所で愛宕・地蔵山も見えます。
更に尾根道を進み「供御飯峠」を右折、出発から4時間で小野郷口のバス停に到着します。
10分ほどR162を歩き12:00に「岩戸落葉神社」に戻ることができました。急いで次の登山口の大森キャンプ場に向かいます。
〈桟敷ケ岳〉
大森キャンプ場に駐車し昼食をする。キャンプ場の方に林道、沢、「桟敷ケ岳」の状況をお聞きする。先日まで桟敷ケ岳山頂付近は30cmほど積雪があったそうです。
12:45出発し15分ほどで「霧谷竜王不動尊」分岐に到着する。左は飯森山への林道、右の長谷林道を進みます。
暫く歩くと長谷の沢に出会う。どこから見ても沢は倒木に覆われ入ることできない。そのまま林道を登り続ける。出発から約1時間ほどで林道終点に到着する。ここが沢への取付となる。
ここはナベクロ峠へ通じる沢ルートの東側の沢に当たる。取りあえず道なき沢を詰めてゆく。
短い沢道であるが、途中に1か所だけ滝がある。滝を右に巻きながら登るが、滑り易い急坂なので注意を要する。
滝の上部は岩山で、そこから東に伸びる尾根に取り付く。踏み跡もない急坂ですが磁石を「桟敷ケ岳」に合わせ、ひたすら登ると残雪の広い尾根に合流する。出発してから約2.5時間で「桟敷ケ岳」山頂に到達した。
広い山頂だが樹林で展望は効かない、身体も冷えるので、少し休憩して早速に下山を開始する。
山頂直下の尾根は広く、残雪と落ち葉で踏み跡が消えている。積雪期の冬山は要注意かも知れない。
後は尾根に沿い「岩茸山」を通過、15:30「薬師峠」に到着する。分岐を右折、緩やかな道を大森登山口に向かい歩き続ける。
16:00無事、大森キャンプ場に到着する。
今日は天候には恵まれませんでしたが、2つの山を登り日没前に下山できて良かったと思います。
来年早々の鍋開き、この付近の雪山に再チャレンジする計画です。その為の貴重な情報を得ることができたと思います。雪山の状況によりルートを検討したいと思います。
親切にしていただいたキャンプ場の皆さんありがとうございました。
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