上高地から西穂高〜奥穂〜北穂〜上高地ワンデイ
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,238m
- 下り
- 2,235m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高から奥穂高 :鎖等は必要最小限! でも、ペンキある ジャンダルム〜奥穂 標高感が半端ない! でも単独だと、相手を待つ必要ないので意外と時間はかからない。 |
写真
感想
22日(土曜日)夜に今回のトレランの行き先が決定。このコースは前々から気にはなっていた。
更に独標〜奥穂間はそのルートの厳しさゆえ、いつか行こういつかは・・・、と憧れのルートではあった。
トレランレース装備(2ℓのハイドレーション、モンベルのULジャケット、絆創膏テーピング、行動食、地図、コンパス)に加えて、+雨具+ツエルト を考えていたが、これで何かトラブッタら、絶対何かと叩かれるなー、と思い
防寒具(薄手のダウンジャケット、ジャージ下、長袖)、コンロ、コッヘル、シェラカップ、箸、スプーン、2食分の食料(非常用)、エマージェンシーブラケット、多目的ナイフを入れることにした。
グレゴリーのザック、ルーファス(9ℓ)に勿論収まりきれないので、アイソ(20ℓ)に詰め替える。万が一、西穂〜北穂間で滑落し、怪我はしてもかろうじて生きていたならば、ワンビバークできる装備とした。(⇒装備に関しては、再度考察します。)
明日の山行を前にちょっと興奮気味であったが、直ぐに寝付くことができた。
23日(日曜日)3時前起床、ETCカードを持っていないので、下道であるR19号でいこうと走り出すが、燃料がないのと、多分R19号だと松本までスタンドがやっていないだろう(松本までもたない)と、進路を更埴インターに向けて方向転換。途中のセルフスタンドで1000円分だけ給油する。松本インターで降りる。1150円です。
あ、ちなみに車はカミさんの軽カー、ダイハツ・タントです。インター降りて直ぐのコンビニで、本日の行動食と朝食を買う。ぴったり1000円でした。
沢渡でバスに乗り換えるのだが、一番先に目に付いた沢渡大橋で車を止め(5:05)、バスに乗り換える。駐車料金は1日500円。バス料金は、沢渡〜上高地間、片道1200円、往復2000円でした。バスは5時より10分間隔で発車していた。5:10のバスには間に合わず、5:20のバスに乗る。10人くらいしか乗っていない。
5:40 帝国ホテルにて下車。
時計ポラール710の高度計を1500mのセット。心拍計をセットし、5:45に歩き出す。
ジャンダルムのすぐ手前、頭ほどの大きさの石が、私の頭上3m上を飛んでいった。
ラーク、なんて言ってるどころではなかった。その後、ジャンダルム山頂で登山者が謝らなかったので人為的ではない落石だったようだ。直に頭に命中したら、死んでいるな、間違いない!
今回の縦走路中、このジャンダルムからの下りが一番怖かった。ここは鎖あってもいいでしょう、という箇所だが付いていなかった。
奥穂高岳山頂5m手前で会った、トレイルランナー、(そのおサルさんと交流が続いています)、なんと、新穂〜飛騨沢〜槍ケ岳〜大キレットを超えてジャンダルムから西穂山荘経由ロープウエーで新穂まで行くそうな。
うーん、上には上がいるもんだ。本人はトレイルランナーではないと言っていたが、十分トレイルランナーです。彼のブログを拝見すると写真を公開していなかったので、一応黄色で塗りつぶしました。
涸沢岳へは穂高岳山荘からわずか18分の登りで着く。まったく危険な箇所なし。
この先が、・・・・・・危険なんです。ジャンダルムの下りに勝るとも劣らない危険さ! でも、荷が軽いから多少楽チンです。
そんななか、親子3代の登山者をすれ違う。多分、父、息子、娘、おじいちゃんだと思うが、息子さんに小学校何年生?と聞くと5年生だとか。
自分もそういや三男が小3のとき、新穂〜槍平小屋〜南岳〜槍ケ岳〜飛騨沢 下山 というファミリー登山を4年前行っているが、こんな北穂〜奥穂間のようなところに連れてくる自信ないな! 彼ら4人組みもそれなりにステップを上げてきているのだとは思う。
北穂の後、南稜を下ります。両膝が痛みます。でも歩くしかない!
涸沢ヒュッテに着くと(15:24)、くつろいでいる人が多数います。登山道は売店の前を通っていますが、チラッと見ただけでどんどん行きます。山行中、小屋では水以外(天幕代も)お金を使わない主義です。
本谷橋を渡ると、涸沢2.4km 横尾2.8kmの標識が、涸沢からの登山道は凄く整備されていて、勿論走っていますが、ここからも気合再投入、頑張って走ります。自分では、最終バスに間に合わせるためではなく、トレーニングの一環で走っていたのですが、結果的に言うと、走っていなかったら最終バスに乗れなかった!
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