金峰山
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fypdfc43f1428f35c1.jpg)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 876m
- 下り
- 860m
過去天気図(気象庁) | 2007年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
感想
金峰山
7月29日(日)
前夜は20時過ぎから11:15までぐっすり寝た。これだけ寝れば充分で、後は朝までの時間をできるだけ眠るように努めるのみ。うつらうつらとして次に目覚めたのが1:30。もう一度眠って2:30に目覚め,隣の越谷南高校が動き出すのを待って起きる。小屋の管理人がいないので断りようがなかったが、炊事場を使わせてもらうことにして昨夜のうちに道具と材料を運び込んでおいた。
アルファ米の湯戻し,味噌汁は昨夜と同じ。今朝は丸ごとのキャベツ1個を8つに割ってマーボーキャベツと言うものをつくる。豚肉の変わりにベーコンとウインナーを乗せ、キャベツと一緒にゆでた後,マーボーキャベツの素なる調味料を入れて煮込む。朝食にしてはちょっと濃い目だが味はよし。何といっても完全無農薬・有機のキャベツがうまいのだ! 他にシシャモをフライパンで焼いたのと納豆。
幕営山行が初めてと言う人が半数なので、慣れた人なら4:30には出られると言う時間に朝食を用意して、こちらからは起こさず自発的に起きてもらい、食べられる人からどんどん食べてもらう。
慣れない人には早すぎる朝食であるが、食ってもらわないと困るので食べる時間に幅を持たせた。次回からは起きて食べて出して1時間半以内の出発を目指す。
5:55発。小屋の前を通ってシラカバの林を50mほど登り飯盛山の尾根に出るが、そこからもややきつい登りが2000m地点まで続き、飯盛山を右に巻く道に入ってようやくなだらかになる辺りまで,30分で220mを稼ぐ。6:25,苔むした原生林の中で小休止。
6:33発。10分で鷹見岩への道を見送ると緩やかな下り道となり、樹林を抜けると大日小屋の上部に出る。6:50大日小屋を通過。眼前に大日岩の巨体を見ながら一段と急な岩場まじりの斜面に取りつき、30分で大日岩の基部,小川山分岐点までの200mを登る。
ベンチのある広い休憩所は休まず通過し、県境でもある主稜線に入って徐々に高度を上げる。この辺りは深い割には明るい樹林が続き平坦な道と斜面の道とが交互に現れるが、斜面を一つ越える度に樹高が低くなって森林限界が近いのを感じる。
7:45,樹林の中で大休止し、大日小屋で休んだ後続を待つ。8:10大日小屋まで休まず一緒に来た2人と、追いついてきたjun1さんに先に行ってもらい、4人を待って出発。
1つ斜面を登ると小気味のいい平坦な明るいシラビソの樹林が続き、もう一度斜面に入ってそこを越えるとさらに平坦な長い樹林の道。さらに次の斜面を登り切ると急に視界が開けて岩稜帯に飛び出す。8:33,砂払ノ頭と思われる岩場の下に到達。
途中で自称『平均年齢70代』と言う7人のパーティーを追い越したが、後ろの4人は一気に前に出ることが出来ず、ほぼ同じペースで前後して登って来ているようだ。
岩稜帯からはガスの切れ間に次の岩峰が見え隠れしているが、どれが頂上か分からないままに『あと一息』と大集団となった後続に声をかけながら先導する。しかしながら、一瞬の晴れ間に見える山頂まではまだ小1時間くらいかかりそうだった。
稜線の信州側はなだらかなハイマツ帯だが、甲州側はガレていて千代の吹き上げと称する断崖絶壁の縁を通ったりしている。道が概ね信州側につけられており、またガスの吹上で断崖を覗き込むこともないが、晴れていれば足がすくむ所ではある。
8:45金峰山小屋への分岐で5分ほど待って後ろを確認し、さらに登ること30分後の9:20金峰山を象徴する五丈石と言う巨石の背後から山頂に到達。先行の3人は8:40に、後ろの4人は10分後の9:30に登頂。
山頂の展望盤のあるところから少し東よりに小高い丘があり、そこにも山頂の標識があってどちらが本来なのか分からないが、どっちでもいいのだろう。
五丈石は巨大な方丈の石が3段に積み重ねられたようにどっしり座った大岩で、何人かの人が岩登りを試みていた。ガスで展望を楽しめない中,記念の写真を撮って早々に引き上げる。
9:55発下山。7人は金峰山小屋に廻ると言うので1人でもと来た道を下る。10分で小屋への分岐を通過。平均年令70才代の集団に再び道を譲ってもらい、後はひたすら下るのみ。10:40,岩稜帯から樹林帯に入り、登りの時の小気味よさをもう一度噛みしめながらハイピッチで飛ばす。
11:00に小川山分岐のベンチで5分休憩。11:05発,登る時に感じた以上に下って見て急斜面だったことを知る。11:22大日小屋通過。最後は脚に来たが、2時間01分で下り、11:56富士見平小屋に着く。
12:35にjun1さんととM夫妻が着く。全員が小屋を廻ると言うので1人で先に降りてきたのだが、実際にはjun1さん以外の6人は小屋に廻るのをやめて真っ直ぐ降りて来たそうで、出発が5分ほど遅かったので小屋を廻ったjun1さんの方が先に小屋の分岐に着いていて、7人で一緒に降りて来たのだと言う。12:55頃,全員帰着。
格段に美味しい富士見平の水をボトルに詰め込み、13:25瑞牆山荘に向けて下山。13:50駐車場着。14:05発,15:45スワンガーデン着。16:00解散。参院選の開票作業に立ち会うため、jun1 さんはこれからも忙しい! 終
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する