八ヶ岳(赤岳) 真教寺尾根〜県界尾根
- GPS
- 28:21
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 1,580m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:53
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:50
天候 | 両日快晴 風はこの時期にしては弱め |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
斜度がキツく夏は鎖を頼りに登り降りするコースです。冬季は雪で鎖は埋もれているのでピッケル&アイゼンと自身の集中力が頼りです。真教寺の樹林帯を抜けた先は滑落すると止まらないと思います、Goか撤収かは慎重な判断が必要です。人が少なくトレースは期待しない方が良いと思います。 美し森〜牛首山 雪は貼りつている程度です。 牛首山からは積雪ありますがツボ足で行けます。 真教寺尾根の鎖は序盤に少しだけ出てますが斜度が上がる後半は全部埋没してます。よって終盤は登るルートを自分で決めねばなりません。 ピッケルの柄を刺して支えにするだけの積雪はありますが、足場は狭く、休憩に適した場所は乏しいです。一歩たりとも滑る訳にはいかないので時間がかかるし、緊張で力むのでクタクタになりました。 県界尾根の鎖は全部埋没してますが積雪は十分にあります。真教寺に比べ滑落の危険は少ないと思いますが雪崩のリスクはコチラの方が高いと思います。 |
その他周辺情報 | 甲斐大泉温泉パノラマの湯 富士山が見える露天は長湯できるようにヌルめです |
写真
装備
個人装備 |
12本爪アイゼン
ピッケル
チェーンスパイク
ツェルト
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---|
感想
雪の乏しい去年の大晦日に鎖がほとんど出ていた真教寺尾根&県界尾根を歩いたのですが、この種の中途半端な成功体験は良くないですね。呑気に出動した今回は雪がガッツリあり色々と怖い思いをしてきました。
初日出会ったのは賽の河原付近を下山中の方1名のみで、10分の7の標識より上、つまり鎖場はトレースなしでした。出ている鎖は僅かなモノで序盤に少し役にたった程度。シンドイ箇所もありましたが雪の厚さがソコソコあり10分の8の標識に到達、見上げると左方向に天狗尾根との合流点が見えましたが鎖は見えず、雪の斜面をトラバースせねばなりません。横切るのにかなりの恐怖を感じたので正面の岩の左側を直進して竜頭峰の頂直下まで登り、なんとか天狗尾根の登山道に出ました。ここで一安心と言いたいところですが脚も腕も疲労困憊、この先に2か所ある鎖付きの短いトラバースでしっかり蹴り込めず立ち往生する始末。竜頭峰〜赤岳山頂まで2度も休憩を入れ15分かけての登頂となりました。
赤岳展望荘で温かいお汁粉を胃に流し込みコタツで1時間程昼寝zzz...で復活^^ 夕食をしっかり食べることが出来て一安心。湿った装備もしっかり乾かして翌日に備えて早めに就寝。
二日目は日の出と共に赤岳へ向けて出発し、約30分と意外に早く頂上山荘に到着。県界尾根を覗き込むと足跡発見。前日に2名程登ってきたようです。雪はガッツリあり鎖などは一つも見えません。傾斜がキツく半分くらいは後ろ向きでの下山で、かなり時間を掛けて1時間20分程で樹林帯に到達。東斜面は赤岳自体が風を遮るので助かります。
この日は誰にも会わず、最後は暖かい陽射しを浴びながら舗装道路をノンビリ歩いて駐車場に到着。荒沢岳の前瑤鮑震気靴播个蟾澆蠅靴浸以来最大の恐怖体験だった訳ですが、感想は「今回も楽しかった^^」 ほんのちょっとだけマトモじゃないのかもしれません。
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