小辺路


- GPS
- 56:00
- 距離
- 63.6km
- 登り
- 3,761m
- 下り
- 4,474m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:25
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 10:36
天候 | 12/29,/30は曇り /31はほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は良いです。ただ集落近辺で道を間違えました。 |
その他周辺情報 | 民宿で連れて行ってもらった、大股の野迫川温泉はさっぱりとした温泉でした。十津川温泉も良かったです。 |
写真
感想
2年前の同じ時期に中辺路を歩いているので、小辺路を歩いてみたくなりました。2ヶ月前ごろ簡単な下調べをして宿を予約しましたが、年末で慌ただしく直前によく調べなかったのが反省点です。
高野山の千手院橋前で、近くで店のガラスを拭いている方に”小辺路”の道を聞いたら、小辺路がわからないようで、マイナーなのかと思いました。
初日は寒い日でした。大股の下りで、林道を歩いていたら、集落に向かって林道が見えました。そして右側にしっかりした自然道があり、標識がないのでどうかなとは思いましたが、どうせ林道に合流するはずだからと進んだら、大きく大股集落から西に外れてしまいました。
2日目は寒い朝で、伯母子岳まで雪道。長い道中が心配でした。民宿の主人に三浦口から6、7Km歩くものの十津川行のバスがある川津の時刻を確認していたので、いざとなればそれでとは思っていました。
この歳で、一杯詰め込んで12Kgもの荷を背負っての道中はさすがにこたえました。伯母子岳は15cmくらいは雪があったでしょうか。ただ歩くぶんには全く問題ありませんでした。
三浦口では、道を間違えました。「小辺路駐車場」は「右」という標識を小辺路と間違えて進んだらひどい古い吊り橋。民宿のご主人らしき方がいて「今日はどこに行くの」と聞かれたので、「十津川まで」と答えているのに、道を間違えているとは思われなかったようです。
西中からは車道ですが、2つの峠を越えて日没までの時間が心もとなかったので、事前に宿に迎えをお願いしてありました。やはり予想した悪い時間になりましたので、歩けば何とか歩けたはずですが、遅いと宿に迷惑ですし、途中の神社から車に乗りました。 当初は民宿の予定だったのが、高い出費になりました。食事が良かったし、よしとしましょう。
3日目は、足がバンバンで、特に下りには悲鳴をあげました。やはりトレーニングをしていても、まだ現役で仕事なので運動不足なのでしょう。
果無集落は「にほんの里100選」に選ばれています。旅人からすると美しい風景ですが、今、5軒に人が住んでいると言われていますが、いづれ離村となるのでしょうか? 最近の山里の集落の危うさをここでも感じました。いつまでも今のままであって欲しいと思っています。
終着地、熊野本宮大社で、今月未熟児で生まれた孫の無事な成長を祈りました。
小辺路は、祈りの道であるし、商売の道でもあったようですが、昔の人はすごいと思いました。特に高野山近くの林道などで分断されている部分は、古道を避けて何とかできなかったのか残念です。
世界遺産で整備された部分もあるようですが、道は歩かなくなるとすぐに荒れていくもの、千メーターを越す3本の峠越えの厳しい道でしたが、静かで楽しい道でもありました。西中から十津川まで車で、高野山と熊野本宮大社までの一本の道を繋ぐことは出来なかったのは少し残念ですが、大事な祈りができた良い旅でした。できれば季節の良い時に歩きたいものです。
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