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Yamareco

記録ID: 1039167
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

鳥海山

1995年08月25日(金) ~ 1995年08月27日(日)
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GPS
--:--
距離
20.6km
登り
2,259m
下り
1,220m

コースタイム

3日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
4:30
30
御室小屋
3日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
5:00
5:00
0
3日目
山行
3:15
休憩
1:30
合計
4:45
5:00
6:30
0
御室小屋
6:30
6:30
0
6:30
6:30
165
9:15
天候 1日目:曇り,2日目:台風,3日目:快晴
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR遊佐駅ー(バス)→中村
帰り:鉾立ー(バス)→象潟
森のトンネルをぬけると
登山道のはずだったのに…
森のトンネルをぬけると
登山道のはずだったのに…
何も見えない。
まっしろです
八丁坂との分岐
小屋に着いたら夜になってた。
小屋に着いたら夜になってた。
日の出る前に山頂を目指します。
日の出る前に山頂を目指します。
断崖に人が張り付いてる。
断崖に人が張り付いてる。
岩が積み重なってるだけにしか見えない。
岩が積み重なってるだけにしか見えない。
もうすぐ日の出
出たのかな?
かつての噴火口。
小屋に引き上げます。
ハートの雪形
遠くに御浜の小屋が。
これが鳥海アザミ?
遊佐の町が見える。
一昨日は見ることのできなかった鳥ノ海
一昨日は見ることのできなかった鳥ノ海
象潟が見える。
あー、疲れるぅ。
振り返ってみると。

感想

初めて
●8月25日(金)
 遊佐からバスで中村へ。そこから登山口が分からずあっちウロウロこっちウロウロ。でっかい荷物で動き回って1時間ほどのロス。体力も消耗。
 ようやく、これだろうと見当をつけて、登り始める。
 万助小屋につくとすでに昼。そんな... ガスってるし... ここで泊まっちゃうか... と一瞬頭をよぎる。
 仙人平をすぎ、蛇石流分岐で迷う。道がなくなってる。10分ほどやぶこぎしたけど、こっちじゃない。戻って今度は上を目指す。しかしガケ。しがみつくけれど、滑落しそうになる。足のふみ場も、つかむ所もない。ガスのせいで谷の底は見えない。恐怖。何とか戻り、次は沢に下りてみる。ビバーク覚悟で沢伝いに登る。30分ほどで道標発見。助かった...
 そこからきつい登り1時間。鳥ノ海は全く見えず。文殊岳でも道に迷い、危うく滑落しそうになる。鳥海に嫌われているのだろうか。
 行者岳をこえて分岐。あと少しのはず。すごいガレ場。
 矢印があっちこっち向いてる。下を向いてるのが多い。本当? 下山道じゃないだろうなぁ。不安ながらも歩く。石段が上を向いている。これのようだ。あぁ、小屋だ。助かった。
 外はものすごい風。寒い。雨も降ってる。小屋の中は人でいっぱい。明日はどうなる?
●8月26日(土)
 夜半から雨が本降、青白い稲光りもしている。
 風は相変わらず収まらず、小屋に吹き付け、ゴーゴーと音を立てている。
 朝、30程いた人たちは、8時までには皆下山を開始した。
 私はこの雨と風に怖れをなし、残ることにした。
 4時間強で下山はできる。しかし、昨日ガスの中で何度も道を見失っているので怖い。昨日歩いた道でさえ、逆向きにルートを思い出すことができない。
 先が見えないことの怖さ。初めての体験だった。
 昼過ぎ、団体が来る。1時間程で下山。その間に若者2人組。今日は泊まるという。その後、悪天候にもかかわらず、京都からの夫妻。1人で来たオジサン。4人の中年パーティー。そして、夜6時過ぎに7人のツアーが来た。
 夜はストーブをかこみ、みんなでおしゃべり。
 明日は晴れろ!!
●8月27日(日)
 夜半に星が出ているという声を耳にする。時計を見ると3時。日の出は5時らしいので、あと1時間は横になっていよう。
 4時になると、ツアー連中が動き出す。少し雲が出てきたらしい。
 4:30発。山頂目指す。ずっと岩場で指痛い。
 5:00に頂上着。雲のために朝日こそ拝めなかったが、ものすごい朝焼けを見られた。
 遠くには岩手山も見える。ものすごくきれいだ。
 6:30小屋発。千蛇ヶ谷コースをとり、御浜経由、鉾立を目指す。ひたすら歩き続ける。バスの時間を聞きペースアップ。休むこともせず、ひたすら。9:15着。

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3/5
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