鳥海山
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,259m
- 下り
- 1,220m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | 1日目:曇り,2日目:台風,3日目:快晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鉾立ー(バス)→象潟 |
写真
感想
初めて
●8月25日(金)
遊佐からバスで中村へ。そこから登山口が分からずあっちウロウロこっちウロウロ。でっかい荷物で動き回って1時間ほどのロス。体力も消耗。
ようやく、これだろうと見当をつけて、登り始める。
万助小屋につくとすでに昼。そんな... ガスってるし... ここで泊まっちゃうか... と一瞬頭をよぎる。
仙人平をすぎ、蛇石流分岐で迷う。道がなくなってる。10分ほどやぶこぎしたけど、こっちじゃない。戻って今度は上を目指す。しかしガケ。しがみつくけれど、滑落しそうになる。足のふみ場も、つかむ所もない。ガスのせいで谷の底は見えない。恐怖。何とか戻り、次は沢に下りてみる。ビバーク覚悟で沢伝いに登る。30分ほどで道標発見。助かった...
そこからきつい登り1時間。鳥ノ海は全く見えず。文殊岳でも道に迷い、危うく滑落しそうになる。鳥海に嫌われているのだろうか。
行者岳をこえて分岐。あと少しのはず。すごいガレ場。
矢印があっちこっち向いてる。下を向いてるのが多い。本当? 下山道じゃないだろうなぁ。不安ながらも歩く。石段が上を向いている。これのようだ。あぁ、小屋だ。助かった。
外はものすごい風。寒い。雨も降ってる。小屋の中は人でいっぱい。明日はどうなる?
●8月26日(土)
夜半から雨が本降、青白い稲光りもしている。
風は相変わらず収まらず、小屋に吹き付け、ゴーゴーと音を立てている。
朝、30程いた人たちは、8時までには皆下山を開始した。
私はこの雨と風に怖れをなし、残ることにした。
4時間強で下山はできる。しかし、昨日ガスの中で何度も道を見失っているので怖い。昨日歩いた道でさえ、逆向きにルートを思い出すことができない。
先が見えないことの怖さ。初めての体験だった。
昼過ぎ、団体が来る。1時間程で下山。その間に若者2人組。今日は泊まるという。その後、悪天候にもかかわらず、京都からの夫妻。1人で来たオジサン。4人の中年パーティー。そして、夜6時過ぎに7人のツアーが来た。
夜はストーブをかこみ、みんなでおしゃべり。
明日は晴れろ!!
●8月27日(日)
夜半に星が出ているという声を耳にする。時計を見ると3時。日の出は5時らしいので、あと1時間は横になっていよう。
4時になると、ツアー連中が動き出す。少し雲が出てきたらしい。
4:30発。山頂目指す。ずっと岩場で指痛い。
5:00に頂上着。雲のために朝日こそ拝めなかったが、ものすごい朝焼けを見られた。
遠くには岩手山も見える。ものすごくきれいだ。
6:30小屋発。千蛇ヶ谷コースをとり、御浜経由、鉾立を目指す。ひたすら歩き続ける。バスの時間を聞きペースアップ。休むこともせず、ひたすら。9:15着。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する