ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 103932
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

御座山(ピーク5m手前で...)

2011年03月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.8km
登り
874m
下り
856m

コースタイム

粟生登山口6:27-7:35不動の滝7:45-9:10鎖場-10:10山口登山道分岐10:20-11:00御座山11:30-12:40不動の滝12:50-13:20粟生登山口
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
粟生登山口に5台程度の駐車スペース有
コース状況/
危険箇所等
・粟生登山口から不動の滝までは、沢沿いのガレた登山道に倒木と獣の足跡が
 多く、ペナントも大雑把なので判り難いです。
・不動の滝からは登山道も明瞭でペナントも豊富にあります。
 積雪は鎖場までは10cm位、鎖場以降は足首が埋まる位の積雪がありました。
・3段ある鎖場の内、2段目の急な鎖場は岩場が氷結しており、雪も薄らとしか
 残っていないのでキックステップが出来ない為、前爪のあるアイゼンでないと
 足の置き場に苦労します。
・御座山のピーク5m手前は左側が切れている細い稜線があり、高所恐怖症の気
 のある方は厳しい決断を迫られます。
朝5:30
野辺山からの権現岳、赤岳、横岳 
2011年03月27日 05:28撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
3
3/27 5:28
朝5:30
野辺山からの権現岳、赤岳、横岳 
おぐら山荘の前を通過した先に林道分岐があります。
2011年03月27日 05:57撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 5:57
おぐら山荘の前を通過した先に林道分岐があります。
林道分岐
2011年03月27日 05:58撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
3/27 5:58
林道分岐
ほとんど除雪された砂利道です。
2011年03月27日 06:01撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
3/27 6:01
ほとんど除雪された砂利道です。
粟生登山口
2011年03月27日 06:23撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
3/27 6:23
粟生登山口
粟生登山口の駐車スペース
2011年03月27日 06:25撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
3/27 6:25
粟生登山口の駐車スペース
ガレた沢沿いの道を行きます。
2011年03月27日 06:29撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
3/27 6:29
ガレた沢沿いの道を行きます。
動物の足跡だらけでした。
時折、鹿の鳴き声らしき、甲高い「ピー」という鳴き声が聞こえました。
2011年03月27日 06:34撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 6:34
動物の足跡だらけでした。
時折、鹿の鳴き声らしき、甲高い「ピー」という鳴き声が聞こえました。
ガレ場に倒木と獣の足跡だらけで道が良く判りませんでした。
2011年03月27日 07:26撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 7:26
ガレ場に倒木と獣の足跡だらけで道が良く判りませんでした。
不動の滝は見事な氷瀑と化していました。
2011年03月27日 07:53撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
2
3/27 7:53
不動の滝は見事な氷瀑と化していました。
不動の滝より先の登山道は明瞭でした。
2011年03月27日 08:26撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 8:26
不動の滝より先の登山道は明瞭でした。
鎖場。岩場が氷結しており前爪のない六本歯のアイゼンだった為、足の置き場に難儀しました。
2011年03月27日 09:21撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 9:21
鎖場。岩場が氷結しており前爪のない六本歯のアイゼンだった為、足の置き場に難儀しました。
2.050mの小ピークの祠
2011年03月27日 09:56撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 9:56
2.050mの小ピークの祠
山口登山道分岐
2011年03月27日 10:22撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
3/27 10:22
山口登山道分岐
シャクナゲの群生
2011年03月27日 11:22撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 11:22
シャクナゲの群生
シャクナゲの葉っぱは凍りついていました。
それでも5月には花が咲くんですね。
2011年03月27日 10:29撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 10:29
シャクナゲの葉っぱは凍りついていました。
それでも5月には花が咲くんですね。
避難小屋
2011年03月27日 10:47撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 10:47
避難小屋
ピーク手前。ここも左側が切れていましたが、まだ行けました。
2011年03月27日 11:14撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 11:14
ピーク手前。ここも左側が切れていましたが、まだ行けました。
ピーク5m手前。
スンマセン。自分もう行けないっス....。
2011年03月27日 10:54撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
4
3/27 10:54
ピーク5m手前。
スンマセン。自分もう行けないっス....。
権現岳、赤岳、横岳
2011年03月27日 11:06撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 11:06
権現岳、赤岳、横岳
北岳、甲斐駒ケ岳など
2011年03月27日 11:06撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
2
3/27 11:06
北岳、甲斐駒ケ岳など
浅間山
2011年03月27日 10:59撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 10:59
浅間山
谷川岳方面
2011年03月27日 11:00撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
2
3/27 11:00
谷川岳方面
不動の滝から。
雪を被っている奥のピークが金峰山のようです。
2011年03月27日 12:44撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 12:44
不動の滝から。
雪を被っている奥のピークが金峰山のようです。
雪解け水が沢を満たし始めていました。
2011年03月27日 13:05撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
1
3/27 13:05
雪解け水が沢を満たし始めていました。
撮影機器:

感想

2月12日に行った天狗岳の帰り道の車中から雄大な山容を見せていた御座山(おぐらさん)が気になっていたので、調べてみると佐久随一の展望を誇る山であり
200名山の一つに数えられているとのことでした。

是非、雪のある時期で天気の良い日に行ってみたいと考えておりましたところ、ガソリンの供給も回復し入手出来たので(150円/1Lですが)、天気も良いので
行ってみることにしました。
ヤマレコの記録ではピークの左側が断崖になっていて怖いようなことが書いていましたが大したことはないだろうと考えて...。

3時に東京を発ち、高速をすっ飛ばして5時半に野辺山に着きました。
八ケ岳が朝の清浄な大気のなか大きく姿を現していたので、車を止めて一枚写真を撮りました。
気温マイナス15℃。先週の丹沢は12℃もあったので、長野はまだまだ寒いですね。

粟生登山口に6時10分着。気温マイナス10℃。冬山完全フル装備で6時26分登行開始です。
不動の滝までは薄らと雪の残った沢沿いのガレた登山道を行きますが、これが倒木と獣の足跡だらけで、ペナントも大雑把なので判り難いことこの上ない!
流石に道迷いまでは行きませんでしたが、ちよっと不安になりました。

不動の滝は期待していた通り見事な氷瀑となっていました。

不動の滝より先は10cm位の積雪があり、ガレた登山道を隠していてくれていて
道も明瞭なので概ね歩き易かったですが、時々、スリップするので軽アイゼンを履きました。

1,950m付近の3段ある鎖場の内、急坂の2段目の鎖場は、岩場が氷結している上に薄らと雪が乗っているので、キックステップが出来ず、
前爪のない6本歯の軽アイゼンで登るのは足の置き場に難渋しました。
軽アイゼンにしたことを激しく後悔しながら、なんとか登りきりました。

鎖場から先は足首まで埋まる積雪が残っており、サクサク登れました。
2000mを超えた辺りからとシャクナゲが群生しており、葉っぱを凍りつかせながら、春の到来を待っている姿がけなげでありました。

ピーク直下の避難小屋を経て、いざ大展望のピークへ!

なるほど左側が断崖になり切れていますが、いけそうです。
しかし、ピークの手前5mに、短いですが切れている上に細い稜線があり、そこで突然足が止まってしまいました...。
自分、2年前から高所恐怖症の気があるのです...。

トレースのない不安定な稜線に乗った時のことを考えると嫌なイメージばかり頭に浮かんで、動悸が激しくなり足が竦んでしまいどうしようもありませんでした。
ざわつく心のまま、なんとか八ケ岳や甲斐駒ケ岳の写真を撮り、後ろ髪引かれる思いで避難小屋まで戻りました。
折角ピークでコーヒーを飲もうと思ってコッヘルやストーブを持ってきたのに、そんなことをする心の余裕はありませんでした。

「根性出したら行けたかな?」「いやいや無理はしないほうが」などと揺れ動きながら一路下山の途に付きました。

ピークを踏むという明確な区切りのない山行となり、何か忘れ物をしたような気持ちになってしまいました。

積雪のない5月、6月頃に、シャクナゲ鑑賞も兼ねて、忘れ物を取りに戻るつもりです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1681人

コメント

山は逃げない 雪解けを待て
残念でしたね。
でもビビッて行くとろくな事はないですから、正解だと思います。

話は全く変わりますが、サッカーのチャリティーマッチの公開練習に行ってきました。
ど真ん中の前から10番目 紅白戦では大興奮soccer
2011/3/28 23:19
怖かった...
誰もいない雪山で切れた細い稜線を前にすると、ほんと、いや〜な感じでした。

シャクナゲの季節にリベンジして来ます。
2011/3/29 21:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら