記録ID: 1042837
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ハイキング
中国
岡山県岡山市 頭高山〜向山〜山王山 神社&古墳&新幹線?
2017年01月08日(日) [日帰り]



体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 02:50
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 260m
- 下り
- 268m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 2:46
距離 7.2km
登り 268m
下り 273m
8:05
6分
スタート地点(頭高山緑地公園駐車場)
8:11
8:14
9分
頭高山頂上
8:23
8:30
9分
頭高山の古墳
8:39
11分
頭高山頂上(2回目)
8:50
8:51
32分
天津神社本殿&拝殿
9:23
9:25
13分
往来神社本殿&拝殿
9:38
9:45
16分
宍甘遊園地
10:01
10:09
42分
宍甘山王山古墳&山王社
10:51
ゴール地点(頭高山緑地公園駐車場)
駅から歩いて行ける雨の日の頭高山&山王山散歩コース
歩行距離7km 歩行時間2時間20分 歩行数12,700歩
歩行距離7km 歩行時間2時間20分 歩行数12,700歩
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の大半は歩きやすく整備されています。ただし、各神社の参道は石段や苔むした石が埋まった上に落ち葉の積もった坂道で、濡れていると滑りやすいので要注意です。 今回は道がなくなった所でほとんど引き返しています。GPSログのサルノコシカケの仲間<写真24>撮影地点より南西に延びる部分のみ、道ではなく木の間を適当に歩きました。雨天のため石垣の所で引き返しましたが、少しよじ登れば山王山頂上(84m峰)まで行けたかもしれません。山王山へは西斜面からアプローチするつもりでしたが、南北に延びるコンクリート道は地形図に記載されているよりも南でヤブになり、センダングサの仲間などの「引っ付き虫軍団」が待ち構えているのが見えました。ここを突破してさらに進めそうでしたが、山王山頂上もヤブで展望は効かないものと思われます。 |
その他周辺情報 | JR東岡山駅南東の宍甘(しじかい)交差点を1kmほど南下した所に「すたみな太郎」というレストランがあります。平日は1,124円、土日祝日は1,600円で焼肉や惣菜、デザート等130種類ほどの料理が食べ放題です。山行後に失ったカロリーを全て取り戻すことができます(*_*; |
写真
02クジラタケ
カイガラタケやカワラタケに似ていますが、やや分厚いです。幼菌はこのように形もいびつで分厚くやわらかそうに見えます。 広葉樹の枯れ木に生え、大きくなると傘が薄くなります。ほぼ年中見られます。
カイガラタケやカワラタケに似ていますが、やや分厚いです。幼菌はこのように形もいびつで分厚くやわらかそうに見えます。 広葉樹の枯れ木に生え、大きくなると傘が薄くなります。ほぼ年中見られます。
06頭高山の古墳丘
石の材質から後期古墳で、比較的新しいものと思われます。石室は全長約5mで、その周りが墳丘になっています。ここから北側に下りましたが、住宅街に入ってしまうので引き返し、別の遊歩道を通って駐車場<写真01>まで戻り、アスファルト道に入りました。
石の材質から後期古墳で、比較的新しいものと思われます。石室は全長約5mで、その周りが墳丘になっています。ここから北側に下りましたが、住宅街に入ってしまうので引き返し、別の遊歩道を通って駐車場<写真01>まで戻り、アスファルト道に入りました。
07天津神社南鳥居&狛犬
天津(あまつ)神社は頭高山の北東隣の向山(むこうやま)に鎮座しています。向山は地元では鴨山ともいい、かつては天鴨神社がありました。この石段を上りきった右側に土の色が違う円形の部分があります。鴨山古墳跡というのがそうでしょうか。
天津(あまつ)神社は頭高山の北東隣の向山(むこうやま)に鎮座しています。向山は地元では鴨山ともいい、かつては天鴨神社がありました。この石段を上りきった右側に土の色が違う円形の部分があります。鴨山古墳跡というのがそうでしょうか。
08ニホンズイセン
球根は植えっぱなしでも毎年咲きます。ヒガンバナ科で毒性があり、葉をニラと、根をゴボウと間違えて食べてしまう事故がたまにあります。石段に沿って並んでおり、ほぼ満開でした。花期は比較的長いので、もう2週間くらいは十分楽しめそうです。
球根は植えっぱなしでも毎年咲きます。ヒガンバナ科で毒性があり、葉をニラと、根をゴボウと間違えて食べてしまう事故がたまにあります。石段に沿って並んでおり、ほぼ満開でした。花期は比較的長いので、もう2週間くらいは十分楽しめそうです。
09天津神社拝殿&本殿
ここに天鴨神社があった頃、参勤交代のときには殿様といえども籠から降りてこの神社の前を通らなければならなかったので、岡山市中区長岡に神社を遷宮し、この地には遥拝所として祠を建てていたのだそうです。確かに、殿様が下馬する姿を庶民に見られるのは具合が悪いでしょうが、神様にお引越しさせるのもどうなのでしょう。
ここに天鴨神社があった頃、参勤交代のときには殿様といえども籠から降りてこの神社の前を通らなければならなかったので、岡山市中区長岡に神社を遷宮し、この地には遥拝所として祠を建てていたのだそうです。確かに、殿様が下馬する姿を庶民に見られるのは具合が悪いでしょうが、神様にお引越しさせるのもどうなのでしょう。
12ジョウビタキ♂
ジョウビタキ(尉火焚)のジョウ(尉)は銀髪、ヒタキ(火焚)は火打石をたたく音に似たヒッヒ、カタカタという音を出すことから名付けられたといわれます。警戒心がほとんどないので、「バカビタキ」とも呼ばれます。以前、初対面のオスに数十cmの距離で愛をささやかれたことがあります。
ジョウビタキ(尉火焚)のジョウ(尉)は銀髪、ヒタキ(火焚)は火打石をたたく音に似たヒッヒ、カタカタという音を出すことから名付けられたといわれます。警戒心がほとんどないので、「バカビタキ」とも呼ばれます。以前、初対面のオスに数十cmの距離で愛をささやかれたことがあります。
13砂山神社
石が埋まった上に大量の濡れ落ち葉が積もった参道を上り、往来(ゆきき)神社に着いた!と思ったら、どうも違うようで、「往来神社90m→」の道標がありました。往来神社の末社で、お砂黒様と呼ばれています。乳の出がよくなるとされ、昔は村内外から多くの女性が参詣していたそうです。
石が埋まった上に大量の濡れ落ち葉が積もった参道を上り、往来(ゆきき)神社に着いた!と思ったら、どうも違うようで、「往来神社90m→」の道標がありました。往来神社の末社で、お砂黒様と呼ばれています。乳の出がよくなるとされ、昔は村内外から多くの女性が参詣していたそうです。
15往来神社拝殿
御蔡神は八衢比古神(やちまたひこのかみ)、八衢比賣神(やちまたひめのかみ)、久那斗神(くなどのかみ)で、日本の民間信仰において、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が聚落に入るのを防ぐとされる神です。
御蔡神は八衢比古神(やちまたひこのかみ)、八衢比賣神(やちまたひめのかみ)、久那斗神(くなどのかみ)で、日本の民間信仰において、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が聚落に入るのを防ぐとされる神です。
17往来神社石造鳥居
延徳2年(1490年)に、宍甘(しじかい)村の七郎兵衛によって造立された豊島(てしま)石製明神鳥居です。 豊島石製鳥居としては岡山県で最も古く、平成2年に岡山県重要文化財に指定されました。
延徳2年(1490年)に、宍甘(しじかい)村の七郎兵衛によって造立された豊島(てしま)石製明神鳥居です。 豊島石製鳥居としては岡山県で最も古く、平成2年に岡山県重要文化財に指定されました。
19宍甘遊園地より
JR東岡山駅
JR東岡山駅から東へ約350mほどの山王山トンネルの真上に東岡山一帯を見渡せる宍甘(しじかい)遊園地があります。ここからJR東岡山駅や新幹線がよく見え、撮り鉄(マニア)にとって有名な撮影スポットとなっているようです。足元に向かって猛スピードで突っ込んでくる新幹線の動画を撮りました。写真に写っているのは、「吉備之国くまなく旅し隊」のラッピング列車「ふるさとおこし号」です。
JR東岡山駅
JR東岡山駅から東へ約350mほどの山王山トンネルの真上に東岡山一帯を見渡せる宍甘(しじかい)遊園地があります。ここからJR東岡山駅や新幹線がよく見え、撮り鉄(マニア)にとって有名な撮影スポットとなっているようです。足元に向かって猛スピードで突っ込んでくる新幹線の動画を撮りました。写真に写っているのは、「吉備之国くまなく旅し隊」のラッピング列車「ふるさとおこし号」です。
20宍甘遊園地内御野立所
宍甘遊園地内には御野立所(おのだちしょ)があります。明治43年に明治天皇が陸軍特別大演習を統監されたことを記念して建設されたものです。岡山市街を遠望できる見晴らしのよい遊園地といってもベンチだけの小さな広場でした。
宍甘遊園地内には御野立所(おのだちしょ)があります。明治43年に明治天皇が陸軍特別大演習を統監されたことを記念して建設されたものです。岡山市街を遠望できる見晴らしのよい遊園地といってもベンチだけの小さな広場でした。
21頭高山を望む
宍甘遊園地より頭高山(ずこうさん)を望みました。頂上の休憩舎<写真03>が見えます。背後には龍ノ口山<写真04>も見えています。コンクリート道に入るとすぐ行き止まりになったので引き返し、土道を北上して宍甘山王山(しじかいさんのうやま)古墳<写真22、23>に向かいました。
宍甘遊園地より頭高山(ずこうさん)を望みました。頂上の休憩舎<写真03>が見えます。背後には龍ノ口山<写真04>も見えています。コンクリート道に入るとすぐ行き止まりになったので引き返し、土道を北上して宍甘山王山(しじかいさんのうやま)古墳<写真22、23>に向かいました。
22宍甘山王山古墳&山王社
宍甘山王山(しじかいさんのうやま)古墳は前方後円墳で、後円部から前方部へ向かう斜面上には山王社があります。奥に見えているのが古墳の後円部です。山王信仰は、滋賀県大津市の日吉大社に対する信仰で、その起源は比叡山一帯に古くからあった山岳信仰です。この南の前方部から動画を撮りました。
宍甘山王山(しじかいさんのうやま)古墳は前方後円墳で、後円部から前方部へ向かう斜面上には山王社があります。奥に見えているのが古墳の後円部です。山王信仰は、滋賀県大津市の日吉大社に対する信仰で、その起源は比叡山一帯に古くからあった山岳信仰です。この南の前方部から動画を撮りました。
23前方後円墳のくびれ部分
墳長68.5m、後円部径39.5m、後円部高6m、前方部長30mで、前方部が三味線のバチ形に開く最古形式の前方後円墳です。周辺は7基からなる山王山古墳群で、墳長が15m未満の小墳があります。分岐まで引き返し、コンクリート道を北上し山王山頂上に向かいましたが、道がなくなったので少し引き返してから木の間を適当に北東に進みました。
墳長68.5m、後円部径39.5m、後円部高6m、前方部長30mで、前方部が三味線のバチ形に開く最古形式の前方後円墳です。周辺は7基からなる山王山古墳群で、墳長が15m未満の小墳があります。分岐まで引き返し、コンクリート道を北上し山王山頂上に向かいましたが、道がなくなったので少し引き返してから木の間を適当に北東に進みました。
24サルノコシカケの仲間
なぜかこの木にだけ、直径20cm程の大きなキノコが生育していました。前方は石垣だったのでここで引き返しました。山王山の南斜面のコンクリート道を北東に進んでみましたが、小屋で行き止まりになったため、今回は山王山は諦め、コンクリート道を引き返しアスファルト道に出ました。
なぜかこの木にだけ、直径20cm程の大きなキノコが生育していました。前方は石垣だったのでここで引き返しました。山王山の南斜面のコンクリート道を北東に進んでみましたが、小屋で行き止まりになったため、今回は山王山は諦め、コンクリート道を引き返しアスファルト道に出ました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
この日はあいにくの雨だったので、雨でも支障がない低山かつ安全な山行の場として、JR東岡山駅の北すぐの所にある岡山市中区の頭高山(ずこうさん)と向山(むこうやま)、そして、岡山市東区の山王山(さんのうやま)の三つの山を訪れました。
何れの山も無名に近く、登山をする人もほとんどいません。しかもピークの位置が特定できません。しかし、写真でもいくつか紹介していますように、神社、古墳、そして、撮り鉄ファン垂涎の隠れスポット(穴場)があります。特に古墳の下のトンネルを新幹線が通過するロケーションは衝撃的でした。
冬場は雪山をやらないので、県南の低山の山行ばかりとなりますが、冬は低山ならではの楽しみを今後も追求していこうと思います。
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