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Yamareco

記録ID: 104537
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雪山ハイキング
富士・御坂

(個人10)富士山 水が塚駐車場より8合目でギブアップ

2011年04月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:28
距離
14.8km
登り
1,788m
下り
1,776m

コースタイム

8:40水が塚駐車場-11:45宝永火口-15:00富士宮登山道八合目-16:55宝永火口-19:00水が塚駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
「登り」
森林限界までの間で、雪がしっかりつくまではツボ足。
今回は使わなかったが、雪が途切れなくなったらアイゼンがいいと思う
樹木の間隔が空いてきたらスノーシュー(ヒールリフター必須)が良い。8合目までこれで行った。

「降り」
傾斜がきついうちはアイゼンとフラットステップ
緩くなってきたら、アイゼンとヒールステップ
今回は使わなったが、森に入ったらつぼやアイゼンだと抜けることがあるのでスノーシューが良いと思った。
標高が下がると土が出てくるが、シャーベットがあるときはアイゼンを引き続き履いておいたほうが良い。間違いなく転ぶ。
予約できる山小屋
八合目池田館
4月2日は富士山にトレーニングに行ってきました。
しかし、いきなり二時間ほど寝坊。山頂にはいけそうにありません。
ただ天気は良く、朝からいいハイキングが楽しめそうな予感がしていました。

2011年04月01日 08:44撮影 by  F906i, DoCoMo
4/1 8:44
4月2日は富士山にトレーニングに行ってきました。
しかし、いきなり二時間ほど寝坊。山頂にはいけそうにありません。
ただ天気は良く、朝からいいハイキングが楽しめそうな予感がしていました。

道中。雪も付いていていい感じです。
2011年04月02日 07:28撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 7:28
道中。雪も付いていていい感じです。
この時期、富士宮、御殿場、吉田/河口湖、須走口の登山口が空いていないため、御殿場から水が塚駐車場に向かいます。
2011年04月02日 07:56撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 7:56
この時期、富士宮、御殿場、吉田/河口湖、須走口の登山口が空いていないため、御殿場から水が塚駐車場に向かいます。
水が塚駐車場に到着です。ピークハントなら佐藤小屋とかを経由すると思うのですが、体力づくりのトレーニングが目的なので、時間だけを気にしながら行けるところまで行くことにします。
2011年04月02日 08:35撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 8:35
水が塚駐車場に到着です。ピークハントなら佐藤小屋とかを経由すると思うのですが、体力づくりのトレーニングが目的なので、時間だけを気にしながら行けるところまで行くことにします。
登山道に入ってからすぐに脇の方に鹿の死体が・・・。なぜこんなところに死体が?犬か熊に襲われたのかなぁなどと思いながら歩いて行きました。
2011年04月02日 08:45撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 8:45
登山道に入ってからすぐに脇の方に鹿の死体が・・・。なぜこんなところに死体が?犬か熊に襲われたのかなぁなどと思いながら歩いて行きました。
しばらくすると雪が着いてきて森に入ります。樹木がぶっ倒れていて、冬の間の風と雪の凄さを物語っています。大木が倒れていると、くぐったり乗り越えたり避けたりしないといけないので非常にめんどくさいです。
2011年04月02日 09:41撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 9:41
しばらくすると雪が着いてきて森に入ります。樹木がぶっ倒れていて、冬の間の風と雪の凄さを物語っています。大木が倒れていると、くぐったり乗り越えたり避けたりしないといけないので非常にめんどくさいです。
少し標高が上がると(1920m)大木は減ってきて低木になりますが、今度は藪漕ぎが始まります。これはこれで結構楽しい。かき分けかき分け進みます。
2011年04月02日 10:09撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 10:09
少し標高が上がると(1920m)大木は減ってきて低木になりますが、今度は藪漕ぎが始まります。これはこれで結構楽しい。かき分けかき分け進みます。
雪が深くなった(2080m)のでスノーシューに履き替えます。登りはアイゼンは履きませんでした。ヒールリフターが使えるスノーシューのほうが、かかとが上がって歩きやすいからです。
でもトレーニングだからアイゼンとスノーシューを両方もつことができるのであって、普通は持たないですね。とっても重いです。
2011年04月02日 10:51撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 10:51
雪が深くなった(2080m)のでスノーシューに履き替えます。登りはアイゼンは履きませんでした。ヒールリフターが使えるスノーシューのほうが、かかとが上がって歩きやすいからです。
でもトレーニングだからアイゼンとスノーシューを両方もつことができるのであって、普通は持たないですね。とっても重いです。
森林限界にでました。(2280m)ここからは木に悩まされずどんどん登ります。しかし標高が上がってきたのと体力不足でこのあたりから登高速度ががっくり落ちます。
ここから宝永山の火口沿いに登りますが、雪庇は小さいものの、至る所に細いクレバスがあり足を取られないように雪面を見ながら歩きます。途中(2725m)からは火口縁が細くなるので富士宮登山道の方にそれて行きました。
2011年04月02日 11:32撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 11:32
森林限界にでました。(2280m)ここからは木に悩まされずどんどん登ります。しかし標高が上がってきたのと体力不足でこのあたりから登高速度ががっくり落ちます。
ここから宝永山の火口沿いに登りますが、雪庇は小さいものの、至る所に細いクレバスがあり足を取られないように雪面を見ながら歩きます。途中(2725m)からは火口縁が細くなるので富士宮登山道の方にそれて行きました。
2980m地点もうバテバテです。しんどい。足が言うことを聞いてくれなくなっていました。体力が落ちてます。この時点で14:05。登り始めてから5時間30分です。ここから見えていた8合目の小屋まで行ったら下ろうと決めました。夏道のロープはみえているのですが、スノーシューの爪とヒールリフターにモノを言わせて直登でガシガシ登っていきます。たまに柔らかい雪に踏み込んだりしましたが、そういうところは横に避けながら登って行きました。

そして15:05に8合目の小屋(3225m)に到着。営業はしていないので小屋の影に隠れて風を避けながら少し休憩しました。すぐそこに鳥居があって、普通なら記念撮影の一つでもするんでしょうが、もう足が言うことを全く聞いてくれないので拝むだけになりました。
2011年04月02日 14:08撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 14:08
2980m地点もうバテバテです。しんどい。足が言うことを聞いてくれなくなっていました。体力が落ちてます。この時点で14:05。登り始めてから5時間30分です。ここから見えていた8合目の小屋まで行ったら下ろうと決めました。夏道のロープはみえているのですが、スノーシューの爪とヒールリフターにモノを言わせて直登でガシガシ登っていきます。たまに柔らかい雪に踏み込んだりしましたが、そういうところは横に避けながら登って行きました。

そして15:05に8合目の小屋(3225m)に到着。営業はしていないので小屋の影に隠れて風を避けながら少し休憩しました。すぐそこに鳥居があって、普通なら記念撮影の一つでもするんでしょうが、もう足が言うことを全く聞いてくれないので拝むだけになりました。
20分ほど休んで、スノーシューをアイゼンに履き替えます。この時期でもこの標高で転ぶと命取りですから、細心の注意をはらいながら下山します。
高度が下がれば雪も柔らかくなるのでアイゼンを効かせるというよりは柔らかいところを選んでヒールステップでどんどん降りていきます。
森林限界から下に入ると森になるので日差しも弱くなりあっという間に真っ暗になりました。ヘッドランプを点けて、踏み跡を見落としてコースを外さないように注意しながらすすみます。しかし、足元ばかり見ていると樹の枝にぶつかったりします。また下に下りてくると気温があがるので雪もさらに柔らかくなってたまに踏みぬくことが多くなりました。一度それで転んで顔から雪面に突っ込んでしまいました。突っ込んだところに何もなくてよかったですが危なかったところです。横着せずにスノーシューに履き替えておけばよかったと反省。
さらに下って行くと岩が多くなってきたのでアイゼンを外したのですが、夜になって気温が下がっているので溶けた雪が再凍結でシャーベットになっていてこれが滑る滑る。できるだけ土が出ているところや雪がのこっているところを注意深く選んで足を置いて、木がつかめるところは掴んで、そうでないところはストックを突いて下っていきました。
最後、鹿の死体が出てきたらもうすぐ出口だなぁと思って歩いていてもなかなか死体に出会わなくて、途中間違ってないよなぁなどと不安になったり。やっと死体に出会えたのですが、来たときに端にあった死体が何故か道の真中に移動してる!途中犬の足跡がたくさんあったので、犬が食い散らかしたのだろうと思ったのですが、鹿を食い散らかすような犬ですから、恐らく襲われたら人たまりもないと怖くなって最後は足早に駆け抜けていきました。
下山は19:00で、山中にいた時間は10時間30分。行動時間は7時間。45分歩いて15分休んだことになります。そんなに休んだつもりはなかったんですが結構休んでるものなんですね。
またもや雪の富士山のピークハントには失敗しました。また近いうちにチャレンジしたいと思います。
2011年04月02日 15:45撮影 by  F906i, DoCoMo
4/2 15:45
20分ほど休んで、スノーシューをアイゼンに履き替えます。この時期でもこの標高で転ぶと命取りですから、細心の注意をはらいながら下山します。
高度が下がれば雪も柔らかくなるのでアイゼンを効かせるというよりは柔らかいところを選んでヒールステップでどんどん降りていきます。
森林限界から下に入ると森になるので日差しも弱くなりあっという間に真っ暗になりました。ヘッドランプを点けて、踏み跡を見落としてコースを外さないように注意しながらすすみます。しかし、足元ばかり見ていると樹の枝にぶつかったりします。また下に下りてくると気温があがるので雪もさらに柔らかくなってたまに踏みぬくことが多くなりました。一度それで転んで顔から雪面に突っ込んでしまいました。突っ込んだところに何もなくてよかったですが危なかったところです。横着せずにスノーシューに履き替えておけばよかったと反省。
さらに下って行くと岩が多くなってきたのでアイゼンを外したのですが、夜になって気温が下がっているので溶けた雪が再凍結でシャーベットになっていてこれが滑る滑る。できるだけ土が出ているところや雪がのこっているところを注意深く選んで足を置いて、木がつかめるところは掴んで、そうでないところはストックを突いて下っていきました。
最後、鹿の死体が出てきたらもうすぐ出口だなぁと思って歩いていてもなかなか死体に出会わなくて、途中間違ってないよなぁなどと不安になったり。やっと死体に出会えたのですが、来たときに端にあった死体が何故か道の真中に移動してる!途中犬の足跡がたくさんあったので、犬が食い散らかしたのだろうと思ったのですが、鹿を食い散らかすような犬ですから、恐らく襲われたら人たまりもないと怖くなって最後は足早に駆け抜けていきました。
下山は19:00で、山中にいた時間は10時間30分。行動時間は7時間。45分歩いて15分休んだことになります。そんなに休んだつもりはなかったんですが結構休んでるものなんですね。
またもや雪の富士山のピークハントには失敗しました。また近いうちにチャレンジしたいと思います。
撮影機器:

感想

一時間おきの登高速度
8:29
9:28 252
10:29 323
11:28 260
12:29 273
13:29 242
14:29 279
15:27 117 登り平均 249m/h 
16:35 -646
17:35 -471
18:35 -497
18:57 -123 降り平均 -434.25m/h

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