厳冬・僧ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,676m
- 下り
- 1,650m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 8:27
2.54 600m 宇奈月スキー場終点
3.28 670m 尾根取り付き
5.06 1043m 林道合流
8.48 1855m 僧ヶ岳山頂着
9.06 1855m 僧ヶ岳山頂発
9.59 670m 尾根取り付き
10.12 250m 宇奈月町公民館着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宇奈月町から山頂まで雪は多かった 長大な尾根はアップダウンは多い、いかに巻きのトレースを作れるかが鍵 |
写真
感想
晴れるなら寝ている場合じゃない。昨夜23時に自宅を出て宇奈月温泉を目指した。今日は厳冬期単独僧ヶ岳、ラッセル無制限一本勝負だ。待ってなさい僧ヶ岳!黒部インターを降りると雪の量は多かった。宇奈月に近づくにつれガンガン積雪は増していた。公民館前の駐車場に車を止めいざ闇夜の出発。
スキー場は明日から営業らしい、ゲレンデは圧雪なく、いきなりの靴ラッセル。先週からずっと雪は降っていた上に昨日もかなり降雪はあったようだ。こんな日に僧ヶ岳に連れてってくれる板は179cmのポンツーンかヘルベントだろう。今日もポンで来た。ツボなら腰ラッセルだろうがポンは靴で済む。快適にマイペースでガンガン登って行く。
自転車もそうだが単独はマイペースを貫けるので足が釣らないのが良い。1時間ちょいで終点平和の像に来た。ここから平坦な林道を進むと尾根取り付きだ。雪は多いので快適に高度が上げられるが如何せん久しぶりの単独ラッセルは楽ではなかった。振り返ると黒部扇状地の夜景が綺麗だ。日本海には漁火も見える。今日は休んでもトレースは伸びないので休憩もそこそこにしなければ、アップダウンのある長い尾根を完璧にルート工作をする。帰りは絶対シールを使わず一気に下りてくる作戦だ。
1000m過ぎて林道に合流、ようやく半分の行程だ。まだまだ先は長い。行くしかない。休んでいる暇はない。この先さらに尾根のアップダウンは多くなるが尾根の西側をガンガン巻く。巻き名人と呼んでもらおう。巻きのラッセルはきついが帰りのことを考えれば我慢だ。
標高も1500mを超えるとようやく白んで来た。日本海に影僧ヶ岳が見えてきた。ようやく待ちに待った朝が来た。スンバラシイ!富山湾に朝日が差す。はるか白山も日が当たり出した。今日も来て良かった。まじ寝てる場合ではなかった。雪は多く登りは快適で巻きも自在なのでガンガン西側を巻いて行く。前僧ヶ岳も完璧に巻いていよいよ本峰が見えた。後立山連峰、朝日岳、さらに駒ヶ岳が飛び込んできた。さあもうちょいだ。ゴーーール!無制限一本勝負勝ちました。
山頂で少しまったりして日本海を見えていた。さあシールを外せば後はお楽しみだ。山頂からパウダーだ。行きに巻きに巻いたので帰りは全く登り返しなく快適、時間は早く雪は生きている。一気に行くしかない。早い早い今シーズン槍以来の最高の雪質だった。あっという間に尾根取り付きに来た。
林道もよく走る。スキー場に出た。ここも貸切パウダーゲレンデだった。ゲレンデ一番乗りだね。10時過ぎに無事車に着いて大満足の1日でした。山スキー万歳!
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