暴風の八ヶ岳 硫黄岳で撤退_(:3」∠)_
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- GPS
- 10:20
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,603m
- 下り
- 1,592m
コースタイム
天候 | 曇り 風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※この時期の登山道は簡単に状況変化してしまうので直前の情報を参照してください 北沢 ちょうどよい積雪のため歩きやすいです。 赤岳鉱泉〜硫黄岳 雪はありますが基本的に夏道を歩けます。稜線に乗っかる部分だけ雪を乗り越えていく感じでした。硫黄岳へは向かって左巻きに進むほうが歩きやすいと思います。 硫黄岳〜硫黄岳山荘 強風のため雪は割と飛んでいます。 |
写真
感想
寒波接近の八ヶ岳敗退レコでございます_(:3」∠)_
当然でございますな、、、ちゃんとした人からお叱りをうけそうな内容です
反面教師にでもしてください
いつものように南八ヶ岳を縦走しますか〜と師匠と美濃戸へ
歩いているうちに明るくなってくると八ヶ岳は雲の中_(:3」∠)_
それでも思ったより雲が流れていないので風が考えていたより弱いかな?という印象を持ちながら赤岳鉱泉にやってきました
赤岳鉱泉から眺めていてもあまり動きを感じさせない空具合、たぶん下層のガスは流れの外だったのでしょう。
風が強ければ横岳を越えることは出来ず縦走なんて出来ないので、赤岳に登りにいくことも検討していたのですが、もしかしたらという期待をもって硫黄岳を目指してみました。
硫黄岳に向かう道は雪も良い感じで問題なく登れます。稜線に近づくについれて風は強くなりますが、まぁ想定範囲の風速でした。
稜線にたどり着き、前方に先行している二人組が見えます。有視界100mはあるのかな?とりあえず硫黄岳に到着ですが相変わらずの爆風です。
まぁ、硫黄岳はいつだって爆風のイメージあるしねと山荘方向へ
鞍部はさらに風が強く、こりゃたまらんと山荘の物陰に一時避難しました。もし風がこのままだったら横岳を越えることが出来ません。突風に捲られたら簡単に滑落してしまいますので(;'∀')
とりあえずと思い先に進んでみるといよいよ風に阻まれてしまいました。耐風姿勢をとって身体が浮つかないようにしますが、これで先に進むのは自殺行為。二人とも体力的に問題になる前に撤退することを決めました。
再び硫黄岳に戻ってきた時間は11時40分頃。およそ1時間程度爆風を浴びていたことになります。稜線上にいた時間は2時間もない程度でしたでしょうか。
赤岳鉱泉に戻って、時間もたっぷり余っているので中山展望台に寄り道して南沢から帰ることにしました。
中山展望台から見た八ヶ岳はガスも少し上がっていて、かっこよく見ることができました。まぁ敗退でもしなければこの景色は見えないしなぁと笑いながら南沢へ。そして下山して装備を片付けていると師匠が凍傷になった!と指を見せてくれました。
そこにはしっかりと変色した小指が(@_@)
僕も頬を触ってみると少し違和感。あ、これは凍傷してるわ笑
うーん、思ったより簡単に凍傷になるもんですね
二人とも基本がタフなだけに怪我に対する認識がちょっと薄いのが・・・
Twitterのフォロワさんには何で今日行っちゃいますかと突っ込まれるし、母親には雪山は楽しくないと思うよと言われちゃいました_(:3」∠)_
撤退のタイミングをもう少し早くできれば怪我もしないで済んだかもしれないです。自分たち的には余裕をもって撤退をしたつもりでしたが、甘い認識でした。これからは全然余裕!だけど止めよう!という気持ちで撤退することにしようと話し合いました。
事故があってからでは遅すぎるし、怪我をするようではまだ遅い。
怪我なく下山してこそ一人前ですね。
コメント
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