山スキー初心者が行く大日ヶ岳

2017年01月28日(土) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 9.8km
• 登り: 619m
• 下り: 1,176m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:52
• 休憩: 1:47
• 合計: 6:39

8:11 スタート地点
8:40 8:41 前大日
8:44 8:44 東縦走路分岐
8:56 10:18 大日ヶ岳
12:14 12:38 大日ヶ岳
14:50 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高鷲スノーパーク駐車場で車中前泊。駐車場へ入るタイミングによっては除雪作業中で多少待たされますが、作業員の指示に従い並んで待ちましょう。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特になし

写真

さあ、行きますか。

北東斜面です。

行くぜ！

うりゃ！

とりゃ！

コケてなるものか。

なんとか滑れてます。

膝下パウダー。

先行した方々が見えたので、ここで滑降終了。

斜面を振り返り、ここから登り返しです。

二本目は北寄りから入ろう。

一本目より木が少ないライン取りが出来そう。

行くぞー。

そーれ！

二本目は気持ちの余裕があり。

気持ち良く滑れました。

斜面振り返り。

もっと下まで滑ってるね。

では、行ってみよう。

とはいっても、ツリーランは、まだ不安。

ここまでにしましょう。登り返しです。

三本目を撮影忘れて、登り返した後の山頂。既に13時を過ぎているので人少なし。

三本目の登り返しでルーファイ。前大日と大日ヶ岳の間の谷をドロップして、前大日より東寄りに登り返すが吉かな、と。

しかし、大日ヶ岳北東斜面に比べると、手強そう。

躊躇していても仕方が無い。GO！

斜度は大したことないんだけど…。

問題は、地形変化。

溝にはまると自由がきかん。

更に、潅木。

行き場を失い。

雪面が近づく…。

リカバリ出来ず。

あえなく。

撃沈。

フカフカだから。

全然痛くも痒くも無いけれど。

眩しいぜ。

全身雪まみれです。

気を取り直して。再スタート！

即撃沈。

またしても眩しいぜ。

負けるもんか！

とはいえ、ツリーラン苦手。

木が少ないと、気持ちいい。

底に着いた！

ここを滑ったか！（いや、滑ってない、転がってきただけ。）

雪まみれで皆の所行くのはかっこ悪いので、雪を払って。

ここから、登り返しです。ここでルートを教えてくださった方、ありがとうございました。

前大日東尾根からポポロが見える。左に見える斜面に落ちて高度を下げちゃうと最後が登りになっちゃうから、尾根を外せない。

先週の伊吹に比べたら。

これくらいは、大丈夫。

最後くらいは颯爽と。

締めくくりたいところ。

あれ？右か左かどっちに避けよう？

迷うと大抵。

ロクな結果にならず。

轟沈…。

なんであそこまで来てコケるかと。

自問自答しながらも。

高度をなるべく下げないように。

なんとか、ここまで降りてきた。

あっちの世界とこっちの世界の狭間だね。

ヤマな格好してると、ゲレンデでは少々照れくさい。

おまけに、腿が限界超えていて、エッジが弾かれ、まさかのゲレコケ！

いいとこナシでしたが、センターハウス見えてきた。

ブロアー使わせてもらえるのはありがたい。

装備

個人装備

予備手袋 ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガムテープ ツェルト

感想

ランドレ

初めて山スキーにチャレンジしたのは、昨春の野伏。
結果はシール歩行不慣れで時間切れ敗退。
かなりヘコんだので、勢い着ける為に昨GWには立山に乗り込む。
まぁ、雷鳥沢野営地の周りでチョロチョロと登り滑りを出来ればヨシくらいの気でいたが、勢い余って別山乗越まで登っちゃって、雷鳥沢滑降。
夏が過ぎ、秋になり、冬に焦がれて寒波到来。
先週は様々な想いを胸に、（色々な意味で）真っ白な伊吹山、山スキーに挑戦。
とりあえず登った滑ったでなんとかなったのだが、経験を積まなければと痛感。
また、ヤマレコはROM専だったのだが、色々な方に出会い、助言を頂き、「ありがとうございました。」だけで済ますのも申し訳なく思い、初レコアップしてみるか、と。
今まで山行記録を上げていなかったのは、自分は極端に写真を撮らない。
大体山行一日で3枚程度しか撮らない。
これは如何なものかと。
で、閃いたのがウェラブルカメラの動画からのキャプチャー。
これなら、帰ってきてからでなんとかなる。
なので、写真はキャプ画なのでかなり粗いが、ご勘弁。

で、お手軽と言われている大日ヶ岳BC。
登ってみれば、山頂駅から、ほんの少し登るだけだった。
もっと時間が掛かると思っていたので拍子抜け。

右も左も勝手が判らないが、好天が幸いし、GPS活用と地形観察で、なんとか格好つけてきた。

例えば、ゲレスキ初心者を上級コースに連れて行っても、怖がるだけで楽しそうでないのと同様、自分は山スキーを楽しむことが出来るレベルに達していないのだけれど、やりたい、やろう、と決意したことに挑戦するのは達成感を感じる。

多分、あの日あの場所にいた人たちの中で、一番経験が浅く、一番へたっぴだったのは自分だけど、そんなことは気にしない。
生まれつきのベテランなんていないだろう、と。
でも、安全配慮は怠らず。
常に自重し、無理せず、を忘れずに。
「なぜ、ヤマに登るのか？」と尋ねられたら。
「無事に下山するためさ！」と。

さてさて。

山行の行程中、多数の方にお世話になりました。
また、この様なお手軽なBCを楽しめれるのは、高鷲スノーパーク殿（マックアース殿）を中心とした地元の方々のご理解とご協力によるものと存じます。
この場をお借りして御礼申し上げます。

追記、北東斜面上部で「ヤマレコのランドレイダー」が写真を撮ったので、声を掛けてくださいとお伝えした方。
あまり上手に撮れませんでしたが、1．2枚の写真がございます。
レコに上げるのは個人情報的に如何な物かと思いましたので、コメントかプライベートメッセージでご連絡いただけますと、ファイルストレージサービス等を介してお渡しすることが出来ます。お心当たりある方見えましたら、ご連絡下さい。

コメント

Mahito

初投稿おめでとうございます。
こんにちは。
大日いいですね！
僕の初山スキーも、大日でした。
生クリームのような雪質に大感動したのを今も覚えています。

私の方は伊吹リベンジでした。
景色はリベンジできましたが、滑りは先週の方が良かったですね・・

キャプチャからの写真、斬新ですね！
こんなキレイに落とせるなら僕も撮ってみたくなりました。。

ランドレ

Re: 初投稿おめでとうございます。
コメントありがとうございます。
記念すべき初コメとなりました。

土曜は天気も景色も雪質も最高の山スキー日和でした。
足りなかったのは、私の足前だけでして…ｗ。

伊吹リベンジ、私も候補に考えましたが、メインブーツを（例の緑ブーツね）新板へのビンのせ作業の為に預けてしまっていたので、息子のブーツを借りての山行でしたから、お手軽（と思っていた）大日にしました。

自宅から伊吹山東面が良く見えるのですが、行っておいて正解だったと思います。
昨夜の雨の影響で見た感じ状況は悪い方へ進んだかに見えます。

キャプチャは思いつきでやってみたら結構うまくいきました。
使用カメラはGoPro………　　　
に良く似たSJCAM4000という一万円しない代物ですが、値段不相応の性能に満足しています。
ツリーランでぶつけても、私みたく雪面にぶつけても、懐が痛くならない頼もしいヤツです。

こうしてコメント頂けると、「次も記録を残してアップしよう。」と励みになりますね。
私程度の者の記録は大して皆さんのお役に立たないかもしれませんが、私なりの切り口での記録を今後もアップしてみようと思います。

ありがとうございました。

missy3

初レコ、おめでとうございます！
land-raiderさん、ご無沙汰です。
能郷白山ではお世話になりました。
レコを楽しく拝見させていただきました。
動画からの写真は、さすがに迫力がありますね。
次回も楽しみにしています。

ランドレ

Re: 初レコ、おめでとうございます！
missy1960jpさんお久しぶりです。
コメントありがとうございます。
やっぱり、通常の山行とスキーでの山行は、勝手が違って大苦戦でした。
ボチボチですが、継続してレコをあげていこうかな、と思います。
皆さんのお役に立つようなレコは書けないかもしれませんが、私なりのスタイルを模索していこうかな、と。
また、どこかの山でお会いできることを楽しみにしています。