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Yamareco

記録ID: 1056098
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

ルールを守ったらバリルート突入⁉【雲竜渓谷・沢ルート】

2017年01月29日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.4km
登り
748m
下り
699m

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
1:40
合計
7:10
9:20
32
清滝神社
12:00
12:00
30
12:30
13:00
10
13:10
13:10
10
13:20
13:30
5
13:35
14:05
15
14:20
14:20
10
14:30
14:30
10
14:40
14:50
20
15:10
15:20
40
16:00
16:10
20
16:30
資材置き場
写真よりタイムを推定
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
■往路
・浅草→東武日光(東武鉄道)
・東武日光→清瀧神社(タクシー)

■復路
・資材置き場→東武日光(タクシー※)
・東武日光→東京方面(東武鉄道)

※タクシーは、清滝神社までは入ってもらえる。ただ、会社や予約の有無、混雑状況によって、どこまで奥まで入れるか異なるようだ。
コース状況/
危険箇所等
■登山道の立入禁止について

ヤマレコの"おすすめルート"だと、雲竜渓谷登山口駐車場より左手から入る『林道コース』は通行禁止で、正面の『ハイキングコース』が許可されているように書かれている。だがゲート入ってすぐ『稲荷川第10上流砂防堰堤』の渡り口に『ハイキングコースの全面通行禁止(崩壊のため)』とあり、本当はどちらも通行禁止。
※ヤマケイオンラインの記録によるとこの看板は以前から存在しているようだ。

通らないことにはたどり着けないので、みんな『林道コース』『ハイキングコース』どちらかを選択して通行しているのが現状(グレー)。


■”おすすめルート”は中級〜上級者向けなので注意

ヤマレコの"おすすめルート"には日向砂防堰堤を高巻いた後、そのまま歩きやすい所を見つけて『上流へ遡る』との記述があるが(地図の赤いトレースラインも林道に上がらず、沢を遡行している)、この通りに進むと洞門岩直下のどこかで、崖登りをしなければならなくなる。

10本爪以上のアイゼンとピッケルは必須で、初心者にはかなり危険。中級〜上級者でも帰りにここを下るのは避けたい感じだ。

日向砂防堰堤の広場で進行方向左手の岸の道路から林道に上がり、林道コースに入った方が安全である。
(日向砂防堰堤⇄洞門岩 区間の林道が通行禁止なのかは不明だが、ハイキングルートから入った人のほとんどはこのルートを辿るようだ)

どのルートを取るにせよ、安全第一で事故を起こさないようにすることが肝要だろう。

今年は去年の2倍の登山客が訪れ、日光署と地元遭対協が、雲龍の氷瀑で事故対策として救助訓練も行なったようだが、そもそも通行禁止の矛盾が登山者を危険な方に誘導している側面を感じるので、安全な道が示されることを願う。

------------------------
〜沢ルートの解説

■ 清滝神社 → 雲竜渓谷登山口駐車場
車道歩き。特に危険はない。


■ 雲竜渓谷登山口駐車場 → 日向砂防堰堤(高さ50mの超巨大堰堤)
・ゲートをくぐって進行方向右の岸に渡る堰堤の脇に、そのまま進行方向左の岸を進むトレースがあるので、そのまま進む。

・その先一つ目の堰堤までは平坦な河原歩き、だがその次までの堰堤への道は急斜面のトラバースとなり、ちょこちょこと小さく高巻きをする。

・2つ目の堰堤はハシゴがあるのでそれを登る。登ったところには鎖がある。

・3つ目の堰堤は渡渉し右から高巻いて、そのままハイキングコースまで登ってしまう。このあたりの道は崩壊していないので危険はない。

・5つ目の堰堤『日向砂防堰堤』(高さ50m近くある超巨大ダム)は右から高まく。高巻きの頂上付近は足場が悪いので注意。トラロープがある。


■ 日向砂防堰堤→洞門岩
・堰堤を超えたところにあるかなり広い広場を上流方面に歩く。

・何度か渡渉を繰り返して遡行すると谷が狭まってくる。これ以上いけないところまで沢を詰めると、左の崖(傾斜60-80度くらい)を高巻くトレース付いているので、20mほど這い上がる。10本爪以上のアイゼンピッケル必須。

・谷底から這い上がると洞門岩の広場に出る。


■ 洞門岩→雲竜瀑
・洞門岩から雲竜瀑への道は、右手の沢ルートと左手の林道ルートに別れる。

・ここからの沢ルートは渡渉が二箇所、ちょっとした急傾斜あるものの、さほど危険はない。

・燕岩から雲竜瀑に向かうには高巻くため、10本爪以上のアイゼン及びピッケルがあった方が良い。


■ 帰路について
・洞門岩直下の崖を下るのはかなり危険なので、林道コースで登山口まで戻った。


※右岸、左岸は川が下る方向に対して左右なのでこのレコでは進行方向に対し、左右という表記に統一しました。


【追記】
雲龍渓谷のおすすめルートは削除されたようだ。日々状況は変わるかもしれないが、執筆時点の状況が正確に反映された、そして安全なおすすめルートに改善されることを望む。
その他周辺情報 ■日帰り温泉
・日光ステーションホテルクラシック 700円
 JR日光駅駅前。東武日光駅より徒歩2分
雲竜渓谷の大迫力の氷柱を見に行って来ました。
2017年01月29日 13:25撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
24
1/29 13:25
雲竜渓谷の大迫力の氷柱を見に行って来ました。
雲龍渓谷登山道入口。ここで正面の『ハイキングコース』と、左の『林道コース』に分かれる。ヤマレコの今月のオススメルートによると『林道コース』は立ち入り禁止と書いてあったので、『ハイキングルート』に向かう。
2017年01月29日 09:52撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 9:52
雲龍渓谷登山道入口。ここで正面の『ハイキングコース』と、左の『林道コース』に分かれる。ヤマレコの今月のオススメルートによると『林道コース』は立ち入り禁止と書いてあったので、『ハイキングルート』に向かう。
稲荷川第10上流砂防堰堤(ゲートをくぐって初めの堰堤)が対岸のハイキングコースに渡る橋になっているのだが、なんと堰堤に『ハイキングコース全面通行止め』の看板が・・・
2017年01月29日 09:57撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 9:57
稲荷川第10上流砂防堰堤(ゲートをくぐって初めの堰堤)が対岸のハイキングコースに渡る橋になっているのだが、なんと堰堤に『ハイキングコース全面通行止め』の看板が・・・
一旦登山口まで引き返したが、やはり林道コースは関係者以外立ち入り禁止と書かれている。もう一回堰堤まで戻り、進行方向左の岸歩く『沢コース』のトレースがあったので、こちらを行くことにする。
2017年01月29日 10:18撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 10:18
一旦登山口まで引き返したが、やはり林道コースは関係者以外立ち入り禁止と書かれている。もう一回堰堤まで戻り、進行方向左の岸歩く『沢コース』のトレースがあったので、こちらを行くことにする。
すぐに1つ目の堰堤『釜ッ沢下流砂防堰堤』が見えてくる。進行方向右の岸を見上げると、みんなハイキングコースを歩いてる・・・『え"ーーーーっ!?そっちでよかったの?』
2017年01月29日 10:22撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 10:22
すぐに1つ目の堰堤『釜ッ沢下流砂防堰堤』が見えてくる。進行方向右の岸を見上げると、みんなハイキングコースを歩いてる・・・『え"ーーーーっ!?そっちでよかったの?』
いいよ、どうせ俺たちにハイキングコースなんて似合わないんだよ。この砂防堰堤は進行方向左の岸を"チカラワザ"で越える。
2017年01月29日 10:24撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 10:24
いいよ、どうせ俺たちにハイキングコースなんて似合わないんだよ。この砂防堰堤は進行方向左の岸を"チカラワザ"で越える。
斜面をトラバースしてゆく。この写真はゆるいが、所々高巻くところは傾斜があるので手強い。
2017年01月29日 10:26撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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1/29 10:26
斜面をトラバースしてゆく。この写真はゆるいが、所々高巻くところは傾斜があるので手強い。
二つ目の堰堤『釜ツ沢砂防堰堤』。後で知ったのだがこの辺りの堰堤は文化資産でハイキングコースは堰堤巡りのためのものらしい。
2017年01月29日 10:35撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 10:35
二つ目の堰堤『釜ツ沢砂防堰堤』。後で知ったのだがこの辺りの堰堤は文化資産でハイキングコースは堰堤巡りのためのものらしい。
この堰堤は進行方向左側の岸にハシゴがある。正規ルートじゃない感満載。僕らが悪いことしてるみたいだね。トレースはあるが、人っ子一人いない。
2017年01月29日 10:40撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 10:40
この堰堤は進行方向左側の岸にハシゴがある。正規ルートじゃない感満載。僕らが悪いことしてるみたいだね。トレースはあるが、人っ子一人いない。
梯子を登りきったところには親切にも鎖がついている、だがよくみると鎖の先端は古いロープで木に繋がれているだけ・・・げっ!!
2017年01月29日 10:43撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
8
1/29 10:43
梯子を登りきったところには親切にも鎖がついている、だがよくみると鎖の先端は古いロープで木に繋がれているだけ・・・げっ!!
しばらく樹林帯の平坦な道を歩く。所々ピンクのテープがある。
2017年01月29日 10:45撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 10:45
しばらく樹林帯の平坦な道を歩く。所々ピンクのテープがある。
まるで要塞のような『稲荷川第13砂防堰堤』。左から高巻くのはかなり危ないし、トレースも途絶えていたので、右側からの高巻くことに
2017年01月29日 10:58撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 10:58
まるで要塞のような『稲荷川第13砂防堰堤』。左から高巻くのはかなり危ないし、トレースも途絶えていたので、右側からの高巻くことに
まずは渡渉して・・・・
2017年01月30日 23:44撮影
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1/30 23:44
まずは渡渉して・・・・
川底から這い上がる。ピンクテープはあるが山肌は脆く、所々崩れているので、ルートを選びは慎重に・・・。
2017年01月29日 11:05撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 11:05
川底から這い上がる。ピンクテープはあるが山肌は脆く、所々崩れているので、ルートを選びは慎重に・・・。
時間が心配になってきたのでハイキングコースまで一気に這い上がった。ここまでで1時間くらいのロス。まあ、探検気分を味わえたしいっか。
2017年01月29日 11:10撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 11:10
時間が心配になってきたのでハイキングコースまで一気に這い上がった。ここまでで1時間くらいのロス。まあ、探検気分を味わえたしいっか。
正面からの写真を撮り忘れたが、ハイキングコースのクライマックスである超巨大砂防ダム『日向砂防堰堤』!!高さ46m 幅173mというビッグサイズだ。ここは進行方向右側の岸から高巻く。最高部は足場が不安定でトラロープがある。
2017年01月29日 11:25撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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正面からの写真を撮り忘れたが、ハイキングコースのクライマックスである超巨大砂防ダム『日向砂防堰堤』!!高さ46m 幅173mというビッグサイズだ。ここは進行方向右側の岸から高巻く。最高部は足場が不安定でトラロープがある。
堰堤の土砂が溜まった巨大な広場に出る。ここから林道に出れるが、おすすめルートの通り、沢を遡行することにする。
2017年01月29日 11:26撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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堰堤の土砂が溜まった巨大な広場に出る。ここから林道に出れるが、おすすめルートの通り、沢を遡行することにする。
だんだん谷が狭くなってくるが、遠くに見えるのは・・・
2017年01月29日 11:46撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 11:46
だんだん谷が狭くなってくるが、遠くに見えるのは・・・
おおおおーーーーー!!!氷柱じゃ〜〜!!
2017年01月29日 11:51撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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1/29 11:51
おおおおーーーーー!!!氷柱じゃ〜〜!!
渡渉を何箇所かするが、防水スプレーをたっぷりつけた冬靴なら、全く濡れない。無敵!ジャバジャバ突っ込もうぜ!!
2017年01月29日 12:06撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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1/29 12:06
渡渉を何箇所かするが、防水スプレーをたっぷりつけた冬靴なら、全く濡れない。無敵!ジャバジャバ突っ込もうぜ!!
沢を詰めると谷はさらに狭まってくる。
2017年01月29日 12:09撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 12:09
沢を詰めると谷はさらに狭まってくる。
これ以上遡行はできないところにたどり着くと・・・トレースが崖のぼりをはじめる!おいおい・・・ピッケルを装備して本気モード。ゆるふわハイキングのつもりだったんだけどな・・・
2017年01月30日 11:34撮影
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1/30 11:34
これ以上遡行はできないところにたどり着くと・・・トレースが崖のぼりをはじめる!おいおい・・・ピッケルを装備して本気モード。ゆるふわハイキングのつもりだったんだけどな・・・
60-80度の傾斜の直登とトラバース・・・ハイキング感覚で来たら滑落するぞこれ・・・
2017年01月30日 09:42撮影
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1/30 9:42
60-80度の傾斜の直登とトラバース・・・ハイキング感覚で来たら滑落するぞこれ・・・
オススメルートの地図は沢を遡行しているが『日向砂防堰堤』の広場から、林道に出た方が安全。※おすすめルートは削除されたようだ。
2017年02月02日 00:37撮影
10
2/2 0:37
オススメルートの地図は沢を遡行しているが『日向砂防堰堤』の広場から、林道に出た方が安全。※おすすめルートは削除されたようだ。
同門岩(岩はない)の広場から沢ルートに入ると人で賑わい始める。ようやくハイキングをしている気分になってきた。僕らはほぼビリッけつでした。
2017年01月29日 12:35撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 12:35
同門岩(岩はない)の広場から沢ルートに入ると人で賑わい始める。ようやくハイキングをしている気分になってきた。僕らはほぼビリッけつでした。
渓谷入り口から遡行すると、友不知の氷柱が登場!!(無駄に?)苦労したので妙な達成感がある。
2017年01月29日 13:09撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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1/29 13:09
渓谷入り口から遡行すると、友不知の氷柱が登場!!(無駄に?)苦労したので妙な達成感がある。
まるで氷のカーテンのよう。ファンタジーの世界だね。
2017年01月29日 14:27撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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1/29 14:27
まるで氷のカーテンのよう。ファンタジーの世界だね。
こちらはクラゲのツララ。
2017年01月29日 14:30撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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こちらはクラゲのツララ。
柔らかな氷のベールを幾重にも重なったようで美しい。
2017年01月29日 14:31撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 14:31
柔らかな氷のベールを幾重にも重なったようで美しい。
燕岩の氷柱群に到着。人がたくさんいたヨ!!
2017年01月29日 13:20撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
7
1/29 13:20
燕岩の氷柱群に到着。人がたくさんいたヨ!!
すんごい大迫力です!!!
人と比べるとその巨大さがわかるでしょうか?
2017年01月29日 14:27撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
17
1/29 14:27
すんごい大迫力です!!!
人と比べるとその巨大さがわかるでしょうか?
大小様々なツララが楽しませてくれる!
2017年01月29日 13:20撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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1/29 13:20
大小様々なツララが楽しませてくれる!
裏側に回ってみる。
2017年01月29日 14:23撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 14:23
裏側に回ってみる。
昨日の快晴でだいぶ崩壊したようだ。巨大な残骸が無残にも横たえている。まるでギリシアの遺構のようだ。
2017年01月29日 13:19撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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1/29 13:19
昨日の快晴でだいぶ崩壊したようだ。巨大な残骸が無残にも横たえている。まるでギリシアの遺構のようだ。
これも人と比べると、その巨大さがわかる。崩壊時に直撃したら、ひとたまりもないだろうね!
2017年01月29日 14:20撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 14:20
これも人と比べると、その巨大さがわかる。崩壊時に直撃したら、ひとたまりもないだろうね!
さて本瀑である雲竜瀑に向かい、高巻いていきます。この高巻きは滑落事故がよく起こってるみたいなので、注意して!
2017年01月29日 13:29撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 13:29
さて本瀑である雲竜瀑に向かい、高巻いていきます。この高巻きは滑落事故がよく起こってるみたいなので、注意して!
高巻きから燕岩のツララを見下ろす。やっぱりでっかいな!
2017年01月29日 14:18撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 14:18
高巻きから燕岩のツララを見下ろす。やっぱりでっかいな!
これが雲竜瀑。これまた見事!!今年は細いという話を聞いたが、初めての僕たちには十分!アイスクライミングをやっている人たちがいる。いつか僕たちもやって見たい。
2017年01月29日 13:35撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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1/29 13:35
これが雲竜瀑。これまた見事!!今年は細いという話を聞いたが、初めての僕たちには十分!アイスクライミングをやっている人たちがいる。いつか僕たちもやって見たい。
本瀑の周りを取り囲むようなまるで神殿のような氷柱。こんな景色があるんだ・・・。
2017年01月29日 13:49撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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本瀑の周りを取り囲むようなまるで神殿のような氷柱。こんな景色があるんだ・・・。
さらに奥にも巨大な氷柱が見える。すごい迫力!ほんと来てよかった。
2017年01月29日 13:48撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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さらに奥にも巨大な氷柱が見える。すごい迫力!ほんと来てよかった。
『アイスクライミングもできる』とかいうピッケルを導入したので、ためしに使ってみる。
2017年01月29日 13:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
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『アイスクライミングもできる』とかいうピッケルを導入したので、ためしに使ってみる。
本瀑の脇でプチ・アイスクライミングして遊ぶ。おお、結構いけるではないか!
2017年01月29日 13:56撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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本瀑の脇でプチ・アイスクライミングして遊ぶ。おお、結構いけるではないか!
雲竜渓谷入り口の広場で休憩。『コロット』という包みタイプのクレープとコーヒー。ちょっとした贅沢。
2017年01月29日 14:39撮影 by  X-A1, FUJIFILM
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雲竜渓谷入り口の広場で休憩。『コロット』という包みタイプのクレープとコーヒー。ちょっとした贅沢。
さあ帰ろう。
雪人形が『サヨナラ・・・』と手を振っていたヨ!
2017年01月29日 15:00撮影 by  X-Pro2, FUJIFILM
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1/29 15:00
さあ帰ろう。
雪人形が『サヨナラ・・・』と手を振っていたヨ!

装備

個人装備
ドライレイヤー ベースレイヤー 薄手フリース ソフトシェル ハードシェル インサレーションジャケット ダウンジャケット タイツ ズボン ゲイター 靴下 インナーグローブx2 アウターグローブx2 ネックゲイター ニット帽 サングラス 雪山用登山靴 アイゼン ピッケル ストック ヘッドランプ ザック 地図 コンパス 時計(高度計) スマートフォンGPS 予備電池 計画書 筆記用具 保険証 カメラ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 テルモス 水筒
共同装備
ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ツェルト

感想

私はちょっと怪我をし、相棒が毎年恒例のぎっくり腰になった。

そこで比較的ハイキング的なコースはないかと、ヤマレコのおすすめルートをさがしていたところ、雲竜渓谷が紹介されていたのでそこに決定。天気もさほど良くなかったので、氷柱や氷瀑は天気に関係なく楽しめそうなところもポイントだった。

さて、登山口に着くと道が二股に分岐する。ヤマレコによると、林道は立ち入り禁止で、ハイキングコースに行くことに。しかしそこには「崩壊のため、全面通行禁止」という看板が・・・・

『逆だったのかな?』と戻りかけると、ツアー客に『もう行って来たのですか?』と声をかけられる。

『いや、全面通行禁止とあったので・・・』というと、首を傾げながら、そのまま通り過ぎて行った。

結局登山口まで戻ったのだが、林道コースの方はカッチリと『関係者以外立ち入り禁止』とあり、方向的にもヤマレコに書かれている立ち入り禁止ルートであることは間違いない。

『どっちもダメじゃん!!』

ふと、禁止看板の脇にトレースがあったのを思い出し、ここから行けばいいのかな?と入って行ったのが噂の『沢コース』

険しいという噂は聞いていたが確かに険しく、時間もかかった。途中トレースが消えかけていることもあり、プチバリエーションルートといった様相。

後で知ったのだが、この沢コースをゆく人間はほんの一握りらしく、9割は林道コース、1割はハイキングコースを辿るらしい。

ルールを守ろうとした結果、最も危険なルートを取ったわけで、正直者が損している感があったが、雲竜渓谷の氷柱は実に見事!その苦労を吹き飛ばすようなものだった、来てよかったなと心底思った。

冬の雲竜渓谷は人気のスポットで、個人・ツアーと多くの登山者が入っている。特に今年は去年の2倍の登山者が入ったのではないかと、タクシーの運転手さんが話していた。多い時で1日300人を超えるという。

それを受け、28日に日光署と、同市遭対協による救助訓練が雲龍瀑で行われ、栃木の新聞にも取り上げられたようだ。

雲竜渓谷自体立ち入りが禁止されている様子はないのに、どちらのルートも通行禁止という矛盾はどうにかしてほしい。それで事故が起こったりしたら本末転倒なような気がする。

多くの人が安全に、安心して訪れられるようになることを願うばかりだ。

【追記】
他の方がレコで書かれていたが、一般社団法人日光市観光協会のFaceBook(1/14投稿)では雲龍渓谷入山について
『入山される皆さんが、過信せずゆとりのある計画を立て、マナーを守り、安全で楽しい登山をされることを切に願います。』
とあり、入山自体、公的に受け入れていると見受けられる。

https://www.facebook.com/nikko1525/

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コメント

こんばんは☆
初めまして cajaroaさん

レコ拝見しながらウンウンと頷いてしまいました
一昨日 雲竜渓谷へ行ったのですがしょっぱな取り付きで迷いました
安心なのは左林道ルート 正規ルートはプチバリの直進ルート
登山口で林道ルートは立ち入り禁止!とあり
ハイキングコースの直進へ行きましたが たくさん車停まっていたし あとからくるグループも何組かいたはずなのに誰も来ず、真新しい踏み跡なく
ハイキングコースの橋は崩落 立ち入り禁止
えーーーー どっちなの(;'∀')?って。
釜ッ沢下流砂防堰堤をしばらくジーーっと見つめ
結局振り出しに戻り林道コースへ行きましたが 帰ってからどっちが正しいのかレコ検索していたらcajaroaさんのレコ見つけて 同じように感じていた方いらしたんだと ちょっと安心してコメしてしまいました
この日 5組ほどガイドさん率いるツアーとすれ違いましたが みなさん雲竜渓谷入口まで林道歩きのようでした。
来年も訪れたいので お気に入り登録で参考にさせていただきますね
とてもわかりやすい情報 ありがとうございました(*^^*)
2017/2/3 0:06
Re: こんばんは☆
uutanさんはじめまして。

ほんとアレは迷いますよね(笑)

うちもuutanさんと同じように帰ってから、何が良いのか皆さんのレコを見たり、オススメルートを辿ったユーザーにどうしたのか聞きました(看板は見たけどヤマレコが指示しているので入っているようです。)

ヤマケイオンラインの記録を見ていたら、この看板はだいぶ前からあるようですが、なぜオススメルートにしたんだろ?

こちらは大変でしたので、結局林道コースが安全でよかったのではないのではないでしょうか?

もちろんプチバリエーションを求められるのであれば『沢コース』オススメです!(笑)

林道コースは展望台やトイレなどの観光施設があるので、行政としては本来こちらを通って欲しいのでしょうね、(私みたいなヤツの方がよっぽど非歓迎なような気がします)

私もリピートしようかと思っています!来年は改善されてるといいですよね!
2017/2/3 15:53
迫力満点の氷柱!
cajaroaさん、 maamさん、こんにちは

比較的ハイキング的なコースといえども、このシーズン、もう低山でなく、毎週のように雪の本格的なエリアですね
大迫力でかつ荘厳で美しい氷柱も見事です!
やはり、技術と装備を兼ね揃えた者のみに許されるエリアで醍醐味なのでしょうね〜☆彡
日光エリア、自分、まだ未踏です
いつか、機会があったら訪れてみたいと思いました

ルートの禁止表示、整備してほしいですよね…

NO43の画像の「コロット」、気になるスイーツです

cajaroaさんのお怪我、maamさんのギックリ腰、大丈夫ですか?
自分、プチ故障が多いので、気になるところです
2017/2/3 13:55
Re: 迫力満点の氷柱!
machagonさん
こんばんは!

プチVR&登攀がぎっくり腰に来たみたいで、

『ハイキングのはずだったのに!』と
おすすめルートに対する不満を聞きながら歩いていたのが、私的に問題でした。(笑)

ハイカーやツアーも入るような雪山ハイキングコース(沢コースでなければ)なので、初心者向きです。是非いつか、見に行ってください!

燕岩までであれば、林道を行けば、チェーンアイゼンでも行けます。

現状複雑な感じですが、1日300人も入山している状況で、しかも観光協会側は受け入れているようで、係員が危ないですからと林道コースに誘導しているという話もあるので、黙認なのでしょうね。

※ただ、縦走用の登山靴くらいないと、足がかじかむかもなので注意です。

コロットは高田馬場の地下鉄の出店で衝動買いしたのですが、都内に店がたくさんあるらしく、クレープなのに潰れず、値段もそこそこ手頃なので、よいですよ!

http://www.korot.jp
2017/2/3 22:37
すごい!
今回も素敵なレポ、写真も1枚1枚じっくり拝見しました。コッチ方面の山域はまだ全然分からないのですが、それにしてもこの氷瀑は凄いですね!ホント、神殿のようというかコロッセオのようというか。赤岳鉱泉のアイスキャンディくらいしか他の写真でも見た事が無かったのですが、圧倒的なスケール感で迫ってくるようでもあります。自然が織り成す造形美というのはやはり夏場よりも冬山の方がより強く感じられるのかもしれませんね。
ところでmaanさんのぎっくり腰もcajaroaさんのおケガもその後大丈夫でしょうか。寒い時期はどうしても体が冷えたままで中腰や前屈態勢をとるとグリっとやってしまいますね。早く治ります様、くれぐれもお大事にしてください。
2017/2/3 23:36
Re: すごい!
ryoさんこんにちは

私も日光方面は2度目で、しかもこう言う場所は初めてだったし、非常に驚きでした。

八ヶ岳の氷瀑に講習会等で入ったことはありますが、ここまで巨大な氷柱や氷瀑を見たのは初めてです。

雲竜瀑の迫力は特筆すべきでアイスクライミングをやってる人がロープを二本つないでやっているところから推測すると高さの半分で50-60m,トータルで100m以上はありそうです。

初めて北アルプスを見たときも思いましたが、日本には想像もつかないような景色というものがあるのだなと強く感じました。

ケガのご心配いただきありがとうございます。2人とも故障は治ってきているのですが、無理をしないように気をつけたいと思います。
2017/2/4 6:22
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