新雪の御池岳(木和田尾〜御池岳〜丸尾)

2017年02月04日(土) [日帰り]

• GPS: 10:48
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,501m
• 下り: 1,483m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:22
• 休憩: 1:24
• 合計: 10:46

距離 18.1km 登り 1,501m 下り 1,501m

6:21 簡易パーキングふじわら
7:42 7:45 子向井山
8:13 8:17 中部電力鉄塔(鈴鹿幹線第R201号)
8:24 8:26 中部電力鉄塔(鈴鹿幹線第R200号)
8:35 白瀬峠（白船峠）・藤原岳分岐
9:24 9:30 白瀬峠
9:45 9:46 冷川岳
10:12 10:13 天ケ平（カタクリ峠）
10:41 10:43 御池岳・鈴北岳分岐
11:14 11:36 御池岳
11:48 11:51 ボタンブチ
12:39 12:48 奥の平
13:33 13:45 御池岳・鈴北岳分岐
13:58 14:01 天ケ平（カタクリ峠）
14:34 冷川岳
15:37 15:44 寒山
16:36 16:41 白瀬峠登山口
16:58 17:02 簡易パーキングふじわら
17:07 ゴール地点

天候

快晴/晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

簡易パーキングふじわらに駐車

コース状況／危険箇所等

GPSデータを参考にされる場合は以下の注意点をお読みください。
【簡易パーキングふじわら〜木和田尾〜白瀬峠】
中部電力巡視道から入山しました。標高400m前後から残雪があり、標高500m前後からは常に残雪上を歩きます。先週入山された方々のトレースが残っていました。標高700mをこえた辺りから新雪が現れます。標高900m付近の北面のトラバースは雪深くなり、ワカン装着。沢から尾根に回り込みにはこの日はじめて深雪に苦労しました。
【白瀬峠〜荷ヶ岳〜御池岳六合目カタクリ峠】
稜線の新雪は風に飛ばされ、深くありません。ただ、先週入山された方の痕跡はわずかに残っている程度でした。荷ヶ岳からの下りで支尾根に入るルートミスがあります。すぐに気づきトラバースしてコースに戻りました。
【御池岳六合目カタクリ峠〜御池岳】
新雪の積雪は数10cmありますが、御池岳七合目までは先行者のトレースを使わせていただきました。御池岳七合目からはノートレースの北面の尾根に取り付き、上部でダイレクトに御池岳山頂に出るルートを取りました。この斜面はワカン大活躍でした。
【御池岳〜ボタンブチ〜奥の平〜丸山】
新雪の中を適当に散策しています。
【丸山〜御池岳六合目カタクリ峠】
トレースを少し外して新雪深雪の浮揚感たっぷり味わいました。
【御池岳六合目カタクリ峠〜荷ヶ岳】
行きてできたトレースを辿ります。ただ、荷ヶ岳直下では、丸尾に入るためにトラバースしてショートカットしています。
【荷ヶ岳〜丸尾〜寒山〜簡易パーキングふじわら】
丸尾の下りは新雪深雪でワカンをつけて、ノートレースの下りでした。ただ、深標高800m以下では、尾根上の新雪は吹き飛ばされて南東斜面に溜まり、尾根の北西部分では地道が露出しはじめます。寒山からの下りはグサグサの踏み抜き地帯が現れます。木和田尾と違い、丸尾では冷川谷支流に出たところからまた残雪の踏み抜き地帯が現れるので厄介です。

その他周辺情報

阿下喜温泉 大人500円 モンベルカード提示でタオルいただけます。

写真

2/4 6:18

相棒と3:30に奈良で待ち合わせ、夜明け前に簡易パーキングふじわらを出発。

2/4 6:32

中部電力の巡視路から木和田尾に取り付きます。

2/4 7:52

新雪が現れました。樹木が朝日を浴びて美しい縞模様が雪面を描きます。

2/4 7:57

朝日に光る伊勢湾

2/4 8:14

中部電力の鉄塔着、ここはいい見晴らしです。同じコースを登ってきたテレマーカーさんと挨拶を交わしました。以後、テレマーカーさんとは御池岳山頂まで抜きつ抜かれつ同じコースでした。

2/4 8:50

もう一つの木和田尾登山口からの道と合流。

2/4 9:24

いよいよ雪深くなってきました。ここから白瀬峠までの沢越えトラバースはワカンを使用。

2/4 9:26

白瀬峠着。尾根に小さな雪庇ができていました。

2/4 9:40

気持ちの良い稜線歩き

2/4 9:44

荷ヶ岳着。この後、支尾根にミスルート。トラバースして戻りました。

2/4 10:24

御池岳六合目カタクリ峠からは先行する入山者のトレースがあり、ピッチが上がります。

2/4 11:05

これまでルートを作ってくださっていたお2人パーティーに追いつき、御池岳山頂までの最後の登りは先頭を歩きました。新雪が軽くて助かりました。

2/4 11:21

テレマーカーさんと一緒に山頂着。少し遅れて先行者のお2人パーティー、ソロの方、そして相棒も到着です。

2/4 11:34

青空と新雪と霧氷の美しい山頂でしばし休憩。この日別ルートで登頂された方の足跡が既にありました。

2/4 11:35

気温がそれほど上がらずに昼になっても霧氷を楽しむことができました。

2/4 11:36

さあ、山頂の別天地にいざ^_^

2/4 11:43

山頂で挨拶を交わした皆さんのトレースを少し外して新雪をワカンで楽しみます。

2/4 11:47

トレースのない雪原が広がります。

2/4 11:49

ボタンブチで琵琶湖と鈴鹿の山並を楽しんだ後は…

2/4 11:55

また、新雪に足跡をつけにいき…

2/4 11:57

太陽に光る霧氷を楽しみながら…

2/4 12:12

昼食です。

2/4 12:41

残念ながら、時間がなく御池岳奥の平の最奥地ぼ雪原までは行くことができないので食事後、御池岳の奥座敷、奥の平の最深部を眺めることができるお気に入りの高台でその眺めを堪能しました。

2/4 12:49

丸山の稜線歩き

2/4 13:03

トレースのない雪原の別天地。良い眺めです。

2/4 13:05

御池岳丸山からの下山ルートではノートレースのふかふかの新雪深雪をワカン歩きを楽しみました。

2/4 13:58

あっという間に六合目カタクリ峠着。御池岳の下りでふかふかの新雪深雪をワカン歩きを楽しんでいたところ、負荷がかかりすぎたようで、私のワカンの固定バンドがワカンから外れてしまいました。相棒の持っていた結束バンドで応急処置。歩けるようなので当初の予定コースを帰ります。

2/4 14:35

帰りはこれまた新雪深雪のノートレースの丸尾、今度はワカンに負荷をかけないようにゆっくりと楽しみます。

2/4 14:40

丸尾は北西の風が尾根の雪を飛ばし、南東斜面に溜まる尾根。小さな雪庇もできていました。

2/4 14:47

この日最後の新雪深雪を楽しみます。

2/4 15:41

寒山手前は新雪も降らずに残雪のみ。崩壊地周辺の急斜面の登りはちょっと苦労します。

2/4 15:44

寒山着。雪の下の夏道を辿ります。この先の雪は重く溶けた雪の踏み抜き地帯となっていました。

2/4 16:20

冷川谷支流に出ると残雪多く、ズボズボハマり、おっかないです。ある意味、今回のコースで最も危険箇所⁈

2/4 16:37

林道ゲート着

2/4 16:45

朝に辿った巡視路登山口を経由して…

2/4 16:55

晴天にも恵まれ簡易パーキングふじわら着。当初の予定通り何とか17時前には戻ってくることができました。

2/4 17:19

帰りは阿下喜温泉で汗を流しました。モンベルカードでタオルいただきました。。

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

装備

共同装備

コンロ ツエルト

備考

結束バンド これで助かりました。

感想

クワッチ

積雪期のこのルートの記録はあまりアップされていないので、山に行けない雨の日曜日を活かして記録をアップすることにしました。

今回は、晴天と程よい新雪という絶好のコンディションに恵まれ、2月の御池岳を国道を使わないアプローチで存分に楽しむことができました。
ただ、ワカンを酷使しすぎたのか、帰りにワカンの固定バンドの圧着固定部分が外れてしまうというトラブルに見舞われてしまいました。幸い、バンドにナイフで小さな穴を開け、そこに相棒が非常時用に準備していた百均の結束バンドで修理することができ、その後もワカンで新雪深雪を楽しむ下山ルートを取ることができました。準備に抜かりない相棒に感謝です。
百均の結束バンドは修理に有効です。皆さんも是非ザックの中に入れておかれてはいかがでしょうか。

コメント

mildpapa

トレースありがとうございました。
こんにちは、kuwatch2013 さん。
昨日御池岳頂上でお逢いした、黄色のシェル着ていた者です。
トレースありがとうございました。
私もスノーシューの調子が悪かったので、
すごく助かりました。
昨日は本当に最高の天気と展望でしたね。
私も奈良の山へはよく行くので、
お逢いの節は宜しくお願いします。

クワッチ

Re: トレースありがとうございました。
mildpapaさん、コメントありがとうございます！
私は面倒臭がり屋でヤマレコには何かしら理由がないと記録をアップしませんが、毎週のように奈良県内外の山に登っています。こちらこそ、よろしくお願いします^_^