御嶽山 (田ノ原より⊃御嶽山⇒継子岳 往復)



- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,292m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
10:00 田の原登山口発
10:50 金剛童子着
11:25 富士見石着
12:00 奥の院分岐着
12:30 王滝頂上着 (大休止 13:00発)
13:30 剣ヶ峰(頂上)着
13:50 頂上発 (登り 3時間30分)
14:20 二の池新館着(行動 4時間20分)
2日目(7月25日)
05:55 出発
06:10 賽の河原避難小屋着
06:40 摩利支天山展望台着
07:00 五の池小屋着
07:30 継子岳着 (07:45発 ここから同じ道を引き返す)
08:05 五の池小屋着
08:30 摩利支天山分岐着
09:00 二の池新館着
09:30 二の池新館発
10:00 王滝頂上着 (10:15発)
10:55 八合目着
11:45 駐車場着 (行動 5時間40分)
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
1日目(7月24日)
天 候 晴れ
行 程
03:40 自宅発
09:30 田の原登山口駐車場着
10:00 田の原登山口発
10:50 金剛童子着
11:25 富士見石着
12:00 奥の院分岐着
12:30 王滝頂上着 (大休止 13:00発)
13:30 剣ヶ峰(頂上)着
13:50 頂上発 (登り 3時間30分)
14:20 二の池新館着(行動 4時間20分)
千葉の自宅に3:40に迎えに来てもらい。板橋の会社の寮にK君を迎えに行き、
ほぼ予定通りに王滝村田の原の登山口に到着する。大きな駐車場はほぼ満杯で
一番下の位置に停める。
登山口からは、最初なだらかで広い道を進み、遥拝所でお参りする。
この後、道は狭く、急になっていく。剣ヶ峰(3067m)まで、約900mの高度差がある。
御嶽山は信仰の山である。たくさんの白装束の信者が登っており、「六根清浄」
を唱え(歌うように)ながら歩いている人もいる。急な登山道を多くの登山者や
信者が昇り降りしている。
金剛童子で小休止、ここまでは暑かったが、やがて沢筋に雪渓が残っており、
風が吹くと冷たい空気が送られてくる。奥の院との分岐でも小休止する。
やがて、建物(山小屋)が頭上に見えてくる。2時間30分で王滝頂上に着く。
立派な神社がある。参拝して奥の出口に行くと本当の頂上である剣ヶ峰が見える。
こちらも頂上には建物がある。コルで大休止し、カップラーメンを食べる。
風がやや強いが、気温はちょうど良い。30分で剣ヶ峰に到着。時折ガスがかか
り展望が遮られるが、二の池がきれいだ。
頂上で写真を撮り、参拝して二の池へ下る。二の池の湖畔、二の池本館の脇を
通って、本日の宿、二の池新館に向う。
「本館」と「新館」はまったく関係はないそうだ。
やがて、赤色の建物の二の池新館に到着。行動時間は4時間20分だが、疲れた。
小屋で暖かいお茶とお菓子を出してくれたのは、ありがたかった。部屋は個室。
5人で申し込んでいたので、広々としている。(大部屋はがらがらだった)
みんなでビールで乾杯する。御嶽山の山小屋は池があるので、水が豊富(ただし
生では飲めない)でお風呂がある。4人入ると一杯の湯船につかって、気持ちが
良くて思わず「ふーっ」と声が出る。夕食は17時30分から。
夕食後、そのまま眠ってしまった。
2日目(7月25日)
天 候 晴れ
行 程
04:35 起床(ご来光)
05:30 朝食
朝、小屋の前からご来光を見る。少し雲がかかっていた。
今日は、三ノ池方面(北側)まで行って、引き返してくる予定である。
05:55 出発
06:10 賽の河原避難小屋着
06:40 摩利支天山展望台着
07:00 五の池小屋着
07:30 継子岳着 (07:45発 ここから同じ道を引き返す)
08:05 五の池小屋着
08:30 摩利支天山分岐着
09:00 二の池新館着
09:30 二の池新館発
10:00 王滝頂上着 (10:15発)
10:55 八合目着
11:45 駐車場着 (行動 5時間40分)
天気は良いのだが、風が強くて寒い。6時ちょっと前に出発。
二の池新館からいったん少し下り、また少し登って賽の河原避難小屋に出ると
そこは東西に尾根状になっていて、向こう側(北側)は崖になっている。
はるか下に三ノ池や五の池小屋そして継子岳が見える。その向こうには乗鞍岳、
その奥には穂高連峰、吊り尾根そして槍の穂先も見える。寒いので、避難小屋に
入り、雨具の上を着る。
道はいったん摩利支天山のほうへ登り、頂上方面との分岐で小休止。
M君は体調が悪いのでここで引き返し、二の池新館で待っているとのこと。
我々は摩利支天方面に少し行ったところにある展望台で写真を撮った後、三の池
方面に下る。急な下りを20分くらいで五の池小屋に到着。
三の池、五の池が神秘的に輝いている。NHKが高山植物を撮影している。
ここから、御嶽山の最北部のピークである継子岳に向かう。
すぐにコマクサの群生地があり、かわいい花を咲かせている。
しばらく平坦な道を進むと雷鳥の雛が道を走っている。見ると親鳥もいる。
写真を撮る。ひと登りして30分ほどで継子岳に到着。乗鞍岳が近くに見える。
その奥には穂高連峰や笠ヶ岳。左には白山。右は八ヶ岳、もっと右は逆光だが、
南アルプスや中央アルプス、富士山もぼんやり見ることができる。
しばらく景色を堪能して、来た道を戻る。
暖かくなってきたので摩利支天分岐で雨具を脱ぐ。二の池新館への最後の登りで、
裸足で歩く信者さん(若い男性)がいて驚いたが、足が痛いせいか、高山植物を
踏みつけていたのにはもっと驚いた。
二の池新館でM君と合流。お湯を沸かしてゆっくりコーヒーを飲み、
荷物を整理して帰途に着く。二の池のほとりを過ぎ、剣ヶ峰を通らず、
直接王滝頂上へ向かうルートを取る。王滝頂上の社務所でお土産を買って下山。
たくさんの人を追い抜いて、1時間半で駐車場に到着した。
12:00 駐車場発
12:35 そば処さくら(大盛ざる蕎麦 1300円)
13:45 せせらぎの四季(日帰り温泉 700円 14:25発)
20:00 自宅着(大渋滞)
天気が良いと素直に山はいいなあと思う。
何がいいのかと言われてもすぐには答えられないが、日常とは異なり、生きている
実感を感じることができるということだろうか?
御嶽山は信仰の山。「六根清浄」の声には歴史を感じるものがある。
しかし、昔に比べると信者も高齢化等で減少しているようだ。
新館が空いていたのもそのためだろう。
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