地球と遊んできたよ! この上ない見どころ満載 三原山フルコース!(雪の伊豆大島)
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- GPS
- 08:00
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 327m
- 下り
- 330m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:25
天候 | 晴れ 午後から微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪の三原山、スリップ注意。山腹バリエーションルート、アイゼンなしでもストックあれば慣れている人は大丈夫。 |
写真
感想
雪の残る三原山カルデラフルコースです。快晴、風なし、視界よし、雪景色とこの上ない条件で最高のフルコース(裏砂漠、水蒸気噴気孔、B火口のへり、A火口お鉢廻り、ミニキャニオン赤だれ、地図にない樹海コース)を堪能できました。まさに、「地球と遊んできた」感覚です。
標高差はわずか300M弱ですが、歩行距離13km、休憩入れて7時間のロングコースです。
前々日まで2日続けて夜間に雪が降り、山頂口まで車で上がれるのか、ひやひやでした。幸い道路の雪はだいたい溶けて、温泉ホテルまで問題ありませんでした。
温泉ホテルを出発、最初は樹林帯の道です。時々キョンがみられる道です。今日は会いませんでしたが、代わりに謎の雪ダルマのようなヤツに会いました(笑)。
やがて樹高が低くなり、ススキ地帯に変わります。三原山が見えてきます。ふだんはこげ茶色一色ですが、今日は雪をかぶっているので見ごたえのある美しさです。積雪は年に数回なのでラッキーです。
裏砂漠一帯は、地面の低くなっているところに雪が残っているので、いろんな模様が出来上がっています。ショコラのおいしそうな模様がいっぱい!
やがて水蒸気噴出地帯へ。冬は一層湯気が目立ちます。あちこちから出ていて、手をかざすと温かい!
次は三原山直登。雪が残っているので慎重にすすみます。やがてB火口のへりへ。富士山もよく見え、青空バックにどこかの高い雪山にきたような感じ!何枚も写真をとってしまいました。B1火口の中は風がないことが多いのでここで昼食。30年前にはマグマがどろどろしていた場所です。不思議な感じがします。
その後お鉢廻りのルートへ合流。剣が峰もほぼ無風。冬のこの時期に、風がないなんて!何枚も写真撮りましたが、カメラのダイヤル勝手に動いていつのまにか、マニュアル撮影に。そして露出が全然あっていない!!!
しばらくは、白くとんでしまった写真だらけに!やっぱりマメに画像は確認しないといけません…。
最大のA火口を見下ろして、天空の散歩道を、伊豆諸島見ながら歩きます。今日は三宅島も御蔵島も見えます。これらの島は冬でないとみられないことが多いです。
西側には伊豆半島と南アルプス、北寄りには富士山。
大室山は今日が山焼きなので、その様子が見られると期待していましたが積雪で延期になったようでした。残念。
展望台でトイレをすませ、パワースポット三原神社を経て内輪山を下山、次は三原キャニオン、通称赤だれです。海をバックに、何時間でもいられる場所です。新緑の頃が特に美しいですが、降雪の後も絵になります!
しばらくまったりして、遺跡へ。
昭和初期、山腹を駆け降りる遊具のあった場所で、地図にも「滑台」と記載されています。そのコンクリートの土台が残っていて、遺跡になっています。平らなステージがあり、愛を叫ぶにもいい場所です(笑)。「○○のバカヤロー」と叫んだこともあります。
次に目指すは山頂口。ほとんどの観光客はここから三原山に登ります。展望台まで舗装道が続いていますので。ここは休憩通過し、次は樹海地帯。目印はありますが地図に載っていません。遭難必死の迷い道です。
明るいうちはいいですが、暗くなるとホントに心細くなる道。動物の骨にもよく遭遇します。猛獣のような声もよく聞こえます。1時間ちょっと歩き、無事に温泉ホテルへ。
盛りだくさん、充実の1日でした(よね?)
(お知らせ)
次回ツアー、格安ネパールヒマラヤハイキングのお知らせです。
http://etour.web.fc2.com/201703himalaya.html
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