ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1065021
全員に公開
ハイキング
東海

【根尾】藤谷山〜角二股【黒津より周回】

2016年04月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
ヤドカリ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:42
距離
9.7km
登り
875m
下り
877m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
1:47
合計
7:42
距離 9.7km 登り 875m 下り 879m
6:43
159
駐車地
9:22
9:40
49
藤谷山
10:29
39
茶屋峠
11:08
12:37
108
角二股
14:25
駐車地
新緑を楽しみながらゆっくり歩いています。特に大きなコースミスはしていません。ヤブ山なのでコースタイムは参考程度にしてください。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道157号を温見峠方面へ。根尾黒津を過ぎて、地形図の新小谷約500m手前の・358のポイントに駐車。
コース状況/
危険箇所等
登山道はなく、当然道標の類はありません。ただ、藤谷山・角二股ともに山頂プレートはありました。行かれる時は自己責任でお願いします。
その他周辺情報 道の駅と温泉がセットであります。
【道の駅・うすずみ桜の里・ねお】
http://www.usuzumi.or.jp/sakura-sato/
【うすずみ温泉四季彩館】
http://www.usuzumi.or.jp/index.php
国道157号、黒津。取付き真ん前に駐車適地。
2016年04月30日 06:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 6:42
国道157号、黒津。取付き真ん前に駐車適地。
しょっぱなから新緑が美し過ぎる急登。
2016年04月30日 07:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 7:04
しょっぱなから新緑が美し過ぎる急登。
時には四足歩行も。山だよ姉さんのオレンジのズボンが新緑によく映えます。
2016年04月30日 07:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 7:17
時には四足歩行も。山だよ姉さんのオレンジのズボンが新緑によく映えます。
根尾の山らしく、この山もシロモジが半端ないです。目を洗われるような鮮やかな新緑。
2016年04月30日 08:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 8:04
根尾の山らしく、この山もシロモジが半端ないです。目を洗われるような鮮やかな新緑。
ブナもチラホラと登場。
2016年04月30日 08:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/30 8:14
ブナもチラホラと登場。
どこでも歩ける広い尾根。ヤブもほとんど気になりません。
2016年04月30日 08:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 8:21
どこでも歩ける広い尾根。ヤブもほとんど気になりません。
稜線に向かって再び傾斜が増します。
2016年04月30日 08:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 8:27
稜線に向かって再び傾斜が増します。
だんだんブナ率が高くなります。
2016年04月30日 08:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 8:37
だんだんブナ率が高くなります。
ブナとシロモジの競演。私的にはもう最強コンビ。
2016年04月30日 08:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 8:47
ブナとシロモジの競演。私的にはもう最強コンビ。
新緑が良すぎて花は目立ちませんでした。
2016年04月30日 08:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/30 8:52
新緑が良すぎて花は目立ちませんでした。
大きなブナに寄り道しながらの登り。
2016年04月30日 08:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 8:53
大きなブナに寄り道しながらの登り。
ヤブ山の魅力全開。
2016年04月30日 08:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/30 8:57
ヤブ山の魅力全開。
思いのほかブナが多かったです。してやったりです。
2016年04月30日 09:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 9:07
思いのほかブナが多かったです。してやったりです。
稜線に出るとさらにスッキリ。ココまでひどいヤブは全くなし。何の情報もない尾根でしたが当たりでしたね(^^)v
2016年04月30日 09:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 9:12
稜線に出るとさらにスッキリ。ココまでひどいヤブは全くなし。何の情報もない尾根でしたが当たりでしたね(^^)v
自然感いっぱい。
2016年04月30日 09:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 9:16
自然感いっぱい。
藤谷山に到着。三角点はありませんが地形図に名前がある山です。
2016年04月30日 09:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 9:21
藤谷山に到着。三角点はありませんが地形図に名前がある山です。
プレートがありました。
2016年04月30日 09:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/30 9:22
プレートがありました。
さて、角二股へと向かいます。ワクワクしかありません。
2016年04月30日 09:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 9:51
さて、角二股へと向かいます。ワクワクしかありません。
こんな道が続きます。
2016年04月30日 09:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 9:54
こんな道が続きます。
シロモジのトンネルがまっすぐ続いています。
2016年04月30日 10:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 10:09
シロモジのトンネルがまっすぐ続いています。
ほとばしるような黄緑色!最高ヽ(^o^)丿
2016年04月30日 10:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/30 10:11
ほとばしるような黄緑色!最高ヽ(^o^)丿
楽しみだった茶屋峠。なんの変哲もないトコでした。
2016年04月30日 10:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/30 10:28
楽しみだった茶屋峠。なんの変哲もないトコでした。
ここからしばしば植林も出てきて水をさされます。
2016年04月30日 10:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 10:33
ここからしばしば植林も出てきて水をさされます。
ブナ以外の高木は芽吹き始めで空が明るい。
2016年04月30日 10:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/30 10:55
ブナ以外の高木は芽吹き始めで空が明るい。
角二股が近づくとブナが復活。
2016年04月30日 11:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 11:06
角二股が近づくとブナが復活。
角二股。こちらは三角点です。
2016年04月30日 11:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
4/30 11:07
角二股。こちらは三角点です。
少し先にいい雰囲気の休憩適地。
2016年04月30日 11:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 11:08
少し先にいい雰囲気の休憩適地。
ブナ林の中でお昼ご飯の大休止。
2016年04月30日 11:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 11:09
ブナ林の中でお昼ご飯の大休止。
帰りに気が付きました、大ぶりなプレート。訪れるハイカーがいるんですねえ。
2016年04月30日 12:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
4/30 12:36
帰りに気が付きました、大ぶりなプレート。訪れるハイカーがいるんですねえ。
下山の尾根の入口。ちょっとモサモサ。
2016年04月30日 13:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 13:00
下山の尾根の入口。ちょっとモサモサ。
すぐにこんなすっきりした道に。
2016年04月30日 13:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 13:22
すぐにこんなすっきりした道に。
ほわほわの芽吹き。
2016年04月30日 13:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 13:22
ほわほわの芽吹き。
予想通り道型が出てきました。きっとこの尾根に古い道があったと読んでました。
2016年04月30日 13:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 13:29
予想通り道型が出てきました。きっとこの尾根に古い道があったと読んでました。
かなり幅の広いところも。
2016年04月30日 13:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 13:41
かなり幅の広いところも。
これをたどって楽々国道に着地でした。
2016年04月30日 14:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 14:03
これをたどって楽々国道に着地でした。
あとは新緑を愛でながら国道を歩いて駐車地へ。
2016年04月30日 14:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/30 14:14
あとは新緑を愛でながら国道を歩いて駐車地へ。
撮影機器:

感想

GWに突入ということで、奥美濃(個人的に揖斐・根尾・板取・郡上の山々の総称と定義)の新緑も最高潮。個人的にはGWに日本でもっとも美しい山域は奥美濃だと思っている私には、遠征の必要のないGWは一番お金がかからないシーズンといえます。晩秋から続く奥美濃ヤブ山最適シーズンのファイナルということでもあり、私もヤブ友・山だよ姉さんも気合を入れていきますよ。

【駐車地〜藤谷山】
道の駅・うすずみ桜の里・ねおに集合、狭い国道157号を2台で走るのもなんなので山だよ姉さんの車に乗せていただき、1台で根尾黒津の駐車地へ。いくつか検討していた登りの尾根を決めて、駐車地の真ん前の尾根に取付きます。出だしの植林はすぐに姿を消し、目も眩まんばかりのシロモジの新緑が光り輝く急な尾根を、時には四足歩行ではい上がります。
これから展開する奥美濃ヤブ山の絶景への期待に胸をふくらませ急登を頑張ると、標高650mあたりで傾斜は緩み尾根も広がります。ヤブも大したことなく、どこでも好きなように登って行けます。下生えのない林床の茶色とシロモジの黄緑色のコントラストが眩し過ぎます。大ぶりなブナも現れ始め、素晴らしいとりどりの緑が森中あふれています。こいいう新緑の季節はブナだけでなく、多種多様な落葉広葉樹林の揃う山のほうが華やかですね。そういう条件をそなえた奥美濃の山々はやはり素晴らしいといえましょう。
やがて稜線に向かって傾斜が増してくると、ブナ率が高まるとともに少しヤブがうるさくなってきました。新緑の早いブナが多いと木陰ができて強い日差しを遮ってくれますが、新緑というよりはや初夏の様相です。大きなブナを見つけては寄り道をしながら急登を登り切り稜線へ。すると再びヤブのないスッキリした道となりました。背の高いブナの尾根を北へ進んで藤谷山に到着です。三角点もない山ですが、地形図に名前がある山であり、山頂プレートがつけられていました。ここでザックを下し小休止とします。

【藤谷山〜茶屋峠〜角二股】
私としては藤谷山よりも期待の大きい角二股へむけて再スタートです。茶屋峠へは基本的には下りとなり、勢い余って根尾へ下る尾根に入ってしまい、あわてて引返します。シロモジの新緑のトンネルに続くストレートな尾根の後、一つコブを越えると右手植林が出てきて茶屋峠に到着しました。広場があるでもなく、地形図に破線としてある道らしきも確認できませんでした。本当に何のこともない場所でした。
茶屋峠から先は樹相が変わって、ブナよりもナラ類?の木々が支配するようになり、これらはまだ芽吹きだしたばかりで林床にGWの陽光が振り注ぎます。反面右手植林となる場面も多々あり、里山にありがちな光と闇の世界。
南東へ延びる大きなベロのような尾根を見送り850mの台地へ上がり、角二股へ向かうといきなりブナ林が再登場します。意外な展開に驚きました。角二股の三角点を見て、このブナ林のある方へ少し進んだところで気持ちのいい小広場のようなコブに出合い、ここでランチタイムの大休止としました。

【角二股〜駐車地】
下山の尾根も候補はいくつかありましたが、今回は茶屋峠のすぐ南の尾根を使うことにしました。かつての茶屋峠から黒津へ続く道はこの尾根にもあったんじゃないかとの推察と期待からでした。
角二股から地形図・785mまで戻り、黒津への尾根に入ります。はじめこそユズリハなどヤブがゴミゴミしていましたが、降り始めるとすっきりした林床になり、やはりシロモジの多い歩きやすい尾根でした。残念ながら雲が増えてきて日差しが遮られ、せっかくの新緑は精彩を欠いてしまいましたが、もうすでにここまででお腹いっぱいで下りに専念するには都合がいいくらいです。
そして中腹から下部では予想通りしっかりした幅のある道型があらわれました。部分的にはかなりいい状態で残っているところもあり、ここに峠道があったことを伝えています。トラバース個所では崩落しているところもありましたが、おおむねこれをたどり植林帯を抜けて国道へと実にすんなり降りることができました。あとはぽつりぽつりと往来する車に注意を払いながら駐車地へと戻りました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:893人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら