八ヶ岳「赤岳〜横岳〜硫黄岳」

2017年02月25日(土) [日帰り]

• GPS: 10:08
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,644m
• 下り: 1,640m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:11
• 休憩: 0:53
• 合計: 10:04

距離 18.8km 登り 1,657m 下り 1,640m

5:00 美濃戸口
5:50 5:52 美濃戸山荘
6:48 6:53 中ノ行者小屋跡
7:57 行者小屋
9:36 9:37 赤岳
10:02 10:07 赤岳天望荘
10:20 10:42 二十三夜峰
10:53 日ノ岳
10:57 鉾岳
10:58 11:05 石尊峰
11:13 横岳（三叉峰）
11:28 11:32 横岳（奥ノ院）
12:30 12:32 硫黄岳
13:32 13:37 赤岳鉱泉
14:38 赤岳山荘
15:04 美濃戸口

天候

快晴＆微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口駐車場利用（￥500）
下山後、八ヶ岳山荘へ駐車チケットを持参するとコーヒーを無料で飲める
ちなみにコーヒーは1杯500円の為、駐車料金実質無料

コース状況／危険箇所等

当日は、美濃戸口〜美濃戸間の林道が凍結の為、「車両通行止め」に
よって美濃戸口よりアイゼン装着しました

[行者小屋〜(文三郎尾根)〜赤岳]
小屋付近、樹林帯の積雪は、年末に訪れた時よりかなり深くなっていた
雪質は硬くアイゼンがよく効いて登り易かった
危険個所は特になし

[赤岳〜横岳〜硫黄岳]
条件次第で難易度が変わってくる
この日は快晴、微風、雪質硬く、トレースもありだったので難易度は低いほう
それでも滑落すれば即アウト箇所の連続で、一番集中力を要したのは、
鉾岳 西側斜面をトラバースする箇所で、
ステップの切れない斜面をアイゼン効かせてトラバースするのはスリル満点

[硫黄岳〜赤岳鉱泉]
気温も上がり登山者の往来が多い樹林帯の雪はぐずぐずの状態
硬化した雪面の方がよっぽど歩き易い

その他周辺情報

下山後の温泉は、「望岳の湯」(\600)
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000000764000/
美濃戸口よりへ約15分
その名の通り、湯船に浸かりながら八ヶ岳ほぼ全山を見渡すことができる

写真

2/24 19:37

山行前日夜、カモシカスポーツ松本店へ行ってみた。登山専門店だけあって品揃えは充実している。
閉店前で他のお客がいなく手ぶらで出るのは気まずい。。。で、テルモス用カバー(\1,800)を購入

2/24 20:17

塩尻市内の「信州健康ランド」で温泉＆仮眠
http://www.kur-hotel.co.jp/shinsyu/

2/24 20:48

この日、利用料金は通常料金の半額(\2,050→\1,080)

2/25 4:58

で、翌日朝、AM5時美濃戸口スタート

2/25 4:58

林道凍結の為、美濃戸口より先は車両通行止め。アイゼンなしで歩き始めたらいきなり滑ったので、明るい場所に戻ってアイゼン装着し再スタート

2/25 5:53

南沢より行者小屋を目指します

2/25 7:39

行者小屋到着。時間が早く人が少ない。小屋前で準備してる方は地蔵尾根へ。後ほどすれ違います

2/25 7:44

カモシカスポーツで買ったテルモス用カバー。保温性上がるし表面保護出来るしGood☆
ベンチで朝飯食べ、ピッケル＆ヘルメット装着

2/25 7:44

テン場は大賑わい。大声で話す会話を聞いてたらどうやら韓国の方々のようでした。

2/25 8:30

文三郎尾根より登行開始

2/25 8:41

中岳アップ。下から見上げる中岳もかっこいい

2/25 8:41

阿弥陀岳アップ。北稜にトレースが確認できる

2/25 8:56

中岳＆阿弥陀岳

2/25 9:06

稜線に出ると中岳と阿弥陀岳が一直線に

2/25 9:13

権現岳＆編笠山とその後方に南アの山々

2/25 9:21

文三郎尾根での要注意箇所かな

2/25 9:23

山頂手前の岩場が雪と氷で覆われている。そこで行者小屋でお会いした方とすれ違う

2/25 9:38

赤岳山頂へ。気温は低いが風は微風。そして誰もいない

2/25 9:42

頂上山荘の壁が凄いことに

2/25 9:49

先行者の方に追いつき、後ろから何枚か撮らしてもらった

2/25 10:06

展望荘横より赤岳＆富士山

2/25 10:09

赤岳、展望荘を振り返る

2/25 10:12

氷結してるのに穏やかな表情のお地蔵様。安全祈願して先を進みます

2/25 10:12

さて、縦走スタート。トレースありで安心です

2/25 10:18

先行者の方も縦走されてます

2/25 10:56

日ノ岳から見る赤岳。この角度が一番好き

2/25 10:56

赤岳〜中岳〜阿弥陀岳。
ここでトラブル発生。両足かかとが痛い痛い・・・靴擦れ。まだ先が長いので絆創膏で処置。アイゼン外して、ゲイター外して、靴脱いで、処置して、また装着して・・・時間がかかる

2/25 10:58

要注意トラバース��

2/25 11:01

要注意トラバース��

2/25 11:04

要注意トラバース��　ここが一番ビビった。。。

2/25 11:15

要注意箇所過ぎれば快適な道

2/25 11:27

横岳山頂へ

2/25 11:28

素晴らしい景色に何度も足を止め写真を撮ってしまう

2/25 11:29

南ア 甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳アップ

2/25 11:29

南ア 北岳アップ

2/25 11:29

後は硫黄岳のみ

2/25 11:30

その前に横岳やせ尾根からの下り

2/25 11:34

下ってきた箇所

2/25 11:42

大同心を後ろから

2/25 11:45

硫黄岳までの緩やかな上りが足にくる

2/25 12:30

硫黄岳へ

2/25 12:31

爆裂火口

2/25 12:41

縦走してきた稜線を振り返る

2/25 13:38

赤岳鉱泉まで下ってきました。アイスで楽しまれてる方々多数

2/25 15:11

はい、下山。今日も安全登山楽しめました。J&Nは雰囲気良すぎて逆に入りずらい。。。

2/25 15:51

下山後の温泉は「望岳の湯」へ。ここの湯船からは八ヶ岳のほぼ全山が見渡せます

撮影機器：

PENTAX K-5 II PENTAX

SC-02H samsung

感想

xyzJIN

【山行前】
週末にかけ新潟(三条市)出張へ。
翌日は休みの為、車に登山用具詰め込んで出発。
早めに仕事が終わり、前夜をどう過ごそうか色々調べたら、
塩尻に信州健康ランドを発見。
ここは温泉入れて、ご飯食べれて、仮眠も出来る。
しかもこの日はキャンペーンで通常の半額♪
その前に松本市にあるカモシカスポーツにも行ってみました。
車中泊とは違い、快適に一晩過ごせました。

【山行記】
昨年、展望荘泊で歩いた赤岳〜横岳〜硫黄岳。
今年も条件良く(快晴、微風、雪質良)で、終始快適に歩けました。
踵が靴擦れになるトラブルありましたが・・・
朝早くスタートした為、美濃戸口から文三郎尾根経由で
赤岳山頂までお会いした登山者は数名。
山頂は独り占め状態で最高の気分でしたね。

赤岳から横岳、硫黄岳への縦走は、
素晴らしい景色とちょっとしたスリルを味わえる大満足のルートです。
昨年は雪質柔らかく、確実なステップが切れてましたが、
今年は雪質硬く、ステップの浅いトラバースをアイゼン効かせて歩くのは、
集中力を要し、なかなかビビりましたね。
一番キツかったのは、硫黄岳へのなだらかな上り。。。
完全に足に来てバテました。。。
硫黄岳直下の赤岩の頭付近から、
赤岳から硫黄岳まで歩いてきた稜線を眺めて感無量でしたね。

せっかくの新潟まで出張だったので、
いくつか候補があり計画書も用意してました。
唐松岳、谷川岳、八ヶ岳・・・
直前の天気予報で判断して八ヶ岳にして大正解でした☆

コメント

1q84

充実してますね〜。
最高じゃないですかっ。うらやまし〜。
雪山の山頂、独り占めしてみたい
新潟出張帰りの足でそのまま行ったんですね、さすがですな。
そして、日帰り冬期赤岳主稜線縦走..（拍手)

xyzJIN

Re: 充実してますね〜。
天気に恵まれて最高の山行でしたよ！
早起き出発は色々お得ですね。

このルートは長〜い林道がネックですね