上高地 のんびりスノーシューハイキングを楽しむ
- GPS
- 56:00
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 708m
- 下り
- 706m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
釜トンネル通過には、今回、アイゼン使いませんでした。 |
その他周辺情報 | 下山後 ひらゆの森(500円)でで入浴 http://hirayunomori.co.jp/ 自然薯の里茶々で食事 http://www.cha2.co.jp/hida/ |
写真
装備
個人装備 |
スノーシューorわかん
ストック
軽アイゼン
ヘッドライト
サングラス
冬山テント泊装備
お風呂セット
|
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共同装備 |
テント
GAS炊飯セット
スコップ
無線機
|
感想
【3/4(土)】6:00起床、駐車場を車3台で出発、釜トンネルで運転手がタクシーで戻るのを待ちハイクスタート。ヘッドライトを付け、真っ暗なトンネルを抜けると一面の雪山が広がります。アイゼンを装着し緩やかな坂道を抜けると、真っ白な西穂高岳が目に入り歓声があがります。
水の流れる大正池1500mから1m以上の積雪上のトレースを歩き、「冬の上高地を知らずに山は語れない」の語録を聞きながら河童橋1505mへ。夏とは違う静寂で澄み切った西穂高、明神岳、梓川に神々しさを感じます。他ハイカーも「西穂に雲がないなんて初めて」と、快晴で真っ青な空はカレンダーの世界です。
西に見える焼岳頂上に雪煙かと思っていたら、活火山で噴煙が上がっていると聞き、驚きです。来年の年賀状写真撮影を堪能して明神館を目指します。
「関東はスノーシュー、関西はまだワカン族が・・」と悩ましい会話の中、スノーシューとワカンを装着し出発。
ここからは他のハイカーを見かけることなく、デブリを確認しながら黙々と進み、明神岳五峰・茶臼尾根の大パノラマから徳沢1562mへ。計画より早く到着し、山ザルの邪魔にならない場所でゆっくりと幕営準備。
今回初めてテントシューズを使用し、あまりの便利さに感動、テント内での調理も、雪山では雪を溶かして水を作るのは当たり前など、驚きの連続です。絶品ミネストローネと炊き立てごはんをいだだき、20時に就寝。
【3/5(日)】4:00思ったより寒くなく起床し(おそらく氷点下ではない)、具だくさんのチキンスープをいただいて出発。昨日見た大パノラマの明神岳が朝日で赤く染まり、テンションが上がります。帰りは明神館から明神橋を渡り北側のルートへ。昨日の南側コースは樹木の中のハイクでしたが、こちらは右が斜面で左は梓川が流れ視界が広がりとても気持ちの良いコースです。
明神岳は岩が張り出した山で雪はまだらですが、西穂高は稜線がなだらかで雪が一面に真っ白に積もり、その上を雲が流れて美しい景色に癒されます。日曜日のためか上高地より登ってきた多くのハイカーとすれ違いながらウエストン碑、田代湿原、大正池へ。最後の緩やかな坂道を登り、上高地を後にしました。
初の雪山テント泊はアドバイスをいただきながら楽しくトライでき、貴重な体験でした。(SAG)
<コース状況>アイゼン、スノーシュー、ワカン使用、所々デブリあり。
雪に覆われた静寂の上高地を楽しんできました。夏の喧騒が嘘のように行き交うハイカーも多くありません。天候に恵まれ2日間、空気は澄みわたり、雪をかぶったアルプスの峰々が手に取るようにはっきりと眺めることができます。そして、春を思わす日差しは、またりと微睡みを誘い、いつまでも山を眺めて時間を過ごさせます。
ある人が「雪の上高地の知らずして、日本の冬を語れない」と言ってました?!
原風景かどうかは分かりませんが、一度は訪れたい”絶景スポット”です。
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