荒島岳【勝原スキー場ピストン】


- GPS
- 07:33
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,289m
- 下り
- 1,285m
コースタイム
06:49 ゲレンデ上部 06:50
08:39 小荒島岳出合 08:58
10:14 荒島岳山頂 10:32
13:23 駐車場到着
天候 | ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場 … 暗いとわかりずらい。 国道から入り、突き当たりまで登る。 突き当たり右に登山口の目印になるトイレあり 登山ポスト … 駐車場奥トイレの脇に電話ボックスの中にあります。 温泉 … 郡上方面に走ると九頭竜手前に「平成の湯」 大人500円 広くはないけど、内湯、露天があります 食事 … 道の駅・九頭竜に舞茸そば 500円 冷たいのを食べました。 量は少なめ。味は美味しかったぁ 登山道の様子 ゲレンデ跡 … 最初の舗装の直登キツイ、その後の岩場も長い ゲレンデ跡上部から … 落葉、粘土質で滑りやすい 小荒島岳出合直下から … 雪が例年に比べ多いようで、未だ残雪 雪質は腐れ雪 アイゼン無くても行けるが、キックステップが必要 |
写真
感想
昨日のなんちゃって登山の後、岐阜県から福井県大野市まで下道で移動してきた。
移動中、雨は降ったりやんだり…
大野市には6時過ぎに到着。
小さな町の中心部にあるコンビニで食料調達し、大河ドラマを車内で観てから登山口駐車場へ。
勝原スキー場跡の駐車場。
先客は一台。
例によって、車の荷台で寝袋にくるまる。
朝5時半。
天気は良さそうだ。
駐車場はいつの間にか10台ほどに増えている。
6時
スキー場跡を歩き始める。
コンクリ舗装してあるが、斜面を直登しているから、いきなりキツイ
コンクリが終わると、30cmほどの石がゴロゴロした急斜面。
結局、このスキー場跡の最上部まで1時間弱。
ここからはブナの樹林帯。
地面は土。
昨夜までの雨で、ぬかるんでいる。
足元に気を遣いながら歩く。
ブナは芽吹いてない。
下草の熊笹が濡れている。
疲れを感じ始めた時、目の前に薄いピンク色の小さな花が咲いているのを見つけた!
イワウチワらしい。
癒されるなぁ
10歩ほど登ると、道の両脇にこのイワウチワが一斉にこちらを向いて咲いている!!
昨夜の雨か、夜露か、薄いピンク色の花びらに滴をキラキラさせてる。
まるで、登山者を出迎えてるみたい。
今年の山行で初めての花との対面は、とてもインパクトのあるものになった。
その後もイワウチワが彩る道を愛でながら登り続ける。
ショウジョウバカマも咲いていた。
周りは相変わらずブナ林。
いろいろな形の木がある。
コブのあるもの。
枝が垂れ下がってから再び上に伸びているもの。
道は傾度を増してくる。
小さなピークに達した頃、残雪が現れる。
残雪は木々の枝や笹の頭を抑えつけたままだ。
腐った雪で、足を取られる。枝などが一層歩きづらくしている。
目の前にア然とするほどの雪の急斜面。
キックステップをきりながら、一歩一歩登る。
50歩歩いて休む。そしてまた50歩…
ようやくピーク。
まだまだ先は長い。
朝飯を食べてないので、ここで朝食。
水と、クリームパンで軽く済ませ、(-。-)y-゜゜゜
西側には姿を見せた荒島岳。山肌は真っ白。キツソウ…
道は一旦下る。
そして、荒島岳への取り付きが始まる。
先行していた四人がアイゼンを着けている。
雪は相変わらず腐れ雪。
一人、アイゼンを着けずに歩き続ける。
踏み跡は急斜面を巻くように右へ。
滑ったらイヤだなぁ。
ステップをきり慎重に進む。
30mほどで土が見えた。
ここからは、更に斜度を増し、岩、階段、ロープ、所々に残雪。
尾根に出た。
ここからまた雪を歩く。
傾斜はそれほどではないけど、左側は、遥か下まで雪が続いていて遮るものがない。
腐りかけの雪、昨夜までの雨、この暖かさ。雪崩たら怖いなぁ。
できるだけ右側を歩く。
小さなピークに出た。
山頂らしき所が見える。
小休止しながら眺めていると、あとから来たおじさんが「ありゃ!私は申し訳ないけど、これで帰ります」
何で申し訳ないかは、よく解らないけど、山頂手前に雪の上にロープが垂れている。
「もちが壁」だ。
夏場は鎖場らしいが、雪が多く残る今は雪の壁。
おじさんに挨拶して、進む。
小ピークから少し下り、もちが壁へ。
斜面はきつくても、腐れ雪。
キックステップを繰り返し、体を持ち上げて行く。
また50歩で一休みを繰り返して。
壁の上部に出た。
再度、少しだけ下り山頂を目指す。
風が強く冷たいが心地好い。
雪を一歩、一歩登る。
10時過ぎ
雪に苦労した為、予定時間はずいぶんオーバーしたが登頂。
山頂は祠が一つぽつねんとあるだけの淋しい場所だった。
三角点は雪の下だろうか。
景色は、水蒸気か黄砂か、白く霞んで肉眼で白山を捉えるのがやっとだ。
一服してすぐに下山。
腐れ雪の下りはラク。
途中、風当たりの弱い日なたで休憩。
珈琲をドリップし、バームクーヘンでティータイム。
朝飯食べた小ピーク下で、若い男性が登ってきた。ビシッと決めた山ボーイ風。
彼とすれ違って20mほど下で、今度は若いお姉さんが一人。
道を譲り、やり過ごす時に何気なく見た足元は…
ビチャビチャのナイキのランニングシューズ
おいおい…
さっきすれ違ったのが彼氏だろうな。
とりあえず見なかったふりしました。
駐車場に午後1時過ぎに無事到着
キツイ道だったけど、楽しい山行でした。
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