三浦アルプス(南尾根),田浦梅林
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- GPS
- 05:32
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 640m
- 下り
- 637m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:32
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:田浦駅バス停(14:33) → 【バス】 → 横須賀中央駅バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1 大変よく整備されており,危険個所はない。道標も豊富。ただし,尾根上に多くの分岐点があり,かつ,低山の特性上方向感覚を見失いやすいことから,初心者は,道間違いをしやすいと思われる。地形図及びコンパス又はGPSを使用した方が良い。 2 地面が踏み固められた土であることから,雨天時のスリップに注意。 3 イノシシの出没情報あり。 |
その他周辺情報 | ※田浦駅前に温泉(田浦温泉)があるようだが,その付近を通りかかっても発見できなかった。事前要確認。 |
写真
鉄塔下は広場になっており,休憩に適している。我々もここで昼食・休憩とした。
※なお,この先の乳頭山においては,他の登山者による記念撮影等に配慮し,大休止はしない方が良い。
装備
個人装備 |
防寒着
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(パンフレット)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊鈴
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感想
今回は,私が所属する日本山岳会の月例山行(毎月定例の山行)として,神奈川県三浦半島にある三浦アルプスを歩いた。参加者は,私のほか20名である。これ程の大所帯での山行は,私にとって初めてとなる。
そのような大所帯であることに鑑み,今回は,参加者を4つのグループに分け,それぞれが同じルートを別々に行動することとした。これにより,多少なりとも,大人数による他のハイカーへの負担(すれ違いの待ち時間等)を軽減する。
三浦アルプスは,西の相模湾,東の東京湾を持つ三浦半島を横断するようになっており,中尾根,南尾根などのメインの尾根とそこから枝分かれする多くの尾根で形づくられている。「アルプス」と名付けられているだけあって,小さいながらも起伏が多く,ハイキングとしては,歩き応えがある。また,上述のとおり多くの枝尾根が存在することから,様々なルート選択が可能であり,多くの楽しみ方が期待できる。その分,初心者にとっては,道間違えのリスクがあり,現在地をよく確認するなど慎重な歩行が求められよう。
なお,三浦アルプスエリアは,昭文社「山と高原の地図」にはない。ガイド地図は,いろいろあるが,今回使用した
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/showfile.php?fid=4593
が有用と思われる。
さて,今回は,南尾根を歩いた。葉山教会左手からコースに入り,すぐに仙元山(118m)に到着。広々としており,江ノ島方面の海を臨むことができる。天気が良ければ,富士山も見えるとのことである。その後,階段歩きをし,いくつかの分岐を通過する。道標があるので道間違えはないと思うが,下沢尾根手前の進路には,やや注意を要する。
南尾根は,多くの種類の樹木を見ることができる。おそらく,植樹したのだろう。樹木観察には適している。
観音塚からしばらく進むと,左手(北側)に二子山がきれいに見える。左に進む分岐があり,そこから,中尾根を越えて二子山のある尾根に行けるようである。こういう探索を地形図を見ながら楽しんでも良い。
心地よいアップダウンであるが,それなりに暑くなる。汗かきの私は,びしょびしょである。夏季は,熱中症に要注意といえる。
東京南線34号線鉄塔に到着すると,ほかのハイカーの休憩で賑わっていた。我々もここで休憩及び昼食をとることとした。意外と座る場所が確保できた。リーダーが,冷えたヨーグルトを参加者に配っていた。暑い時には,大変ありがたい。なお,この先は,乳頭山で休憩でき得るが,乳頭山は,写真撮影をするハイカーが多いものと思料される。よって,大人数での乳頭山における休憩は控えたい。結局,この鉄塔下がちょうどよい休憩スポットとなる。適切なプランニングである。
鉄塔を後にし,我々は,上山口分岐に着いた。芽塚というピークに直登できる「新道」があった。新しい道か・・・。見た感じは,昔からあるようだが。すぐの所に芽塚があるので,立ち寄るのも良い。
そして,乳頭山に到着。景色は,やや奥まった所から,東京湾方面が見える。横浜ランドマークタワーも見えた。地形図に掲載されていないが,三角点も設置されていた。ここで,参加者全員での記念写真の撮影を行った。あいにく,山岳会の旗は用意していない。
乳頭山からは,田浦梅林に向けて下山となる。一部やや急な坂道(岩場)があるものの,何ら支障はない。雨の日は,スリップに注意したい。単調に歩きを進めると,横浜横須賀道路の高架橋に出る。その後,再度,山道を歩くと,田浦梅林が広がる。
田浦梅林は,広々とした敷地の中に,様々な種類の梅の木が多く植えられており,展望台もあり,気分の良い公園である。少し遅い時期だったのか,梅の花は6分咲き位となっていたが,それでも,十分に楽しめる。
その後,田浦駅まで歩き(この道のりが,住宅街の路地に入ることもあり,やや分かり難い。),バスで横須賀中央駅まで移動し,同駅前において,反省会を盛大に行った。
最近は,一般登山道をほとんど歩いていなかったので,このような整備された穏やかなハイキングコースをゆっくり歩くことができ,新鮮味を覚えるとともに,癒された。
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