鎌ヶ岳 鈴鹿の魅力をぎゅっと濃縮
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 622m
- 下り
- 617m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
「鈴鹿の槍」に登るぞ!
朝から天気は上々、昨日までと違い暖かさが感じられる。目的地である三重県菰野町、国道477号と県道577号との合流点近辺の駐車場に大きな渋滞もなく到着。近くには、湯の山温泉がある。ヤマレコなどでよく見かける鎌ヶ岳の登山口はより西方の国道沿い、武平峠トンネル登山口だ。
あいにく今日は、道路工事のためか通行禁止である。登山口まで山道を歩く。大方のメンバーにとって予想外の積雪だ。歩くにつれ雪が深くなり足が膝までズボる。無雪期のトンネル登山口まで歩くだけで大変。やっとの思いでスタート地点に着いた。
トンネル上方の武平峠を過ぎたあたりから、急登に備えてアイゼンを装着する。私にとって今回は、前爪のあるアイゼンを付けてのハイキングは初めてだ。不安がよぎる。
雪の急登を登るときのぎごちなさは自分でもわかる。だが軽アイゼンを履いての武奈ヶ岳ハイキングのときに比べ圧倒的に滑らない。
やがて、武奈ヶ岳の全貌が見えるところから見上げる。雪を被ってはいるが赤ガレというのはあの辺りかな? とにかく険しそう。
頂上直下から登り返す。岩と岩の間を、アイゼンで自分自身を引っ掛けないよう注意しながら縫うようにして登る。他のメンバーに勇気づけられながら。
やがて山頂に着く。天気も良く、周りの山々の大パノラマが目に入る。鎌ヶ岳の荒々しさと相まってまるでアルプスに来ているような感じがする。
雄大な景色の中での昼食の後、下山の準備だ。ガレ場の急坂に備え簡易ハーネスを装着する。下りは予想通り、否、予想以上に厳しい。
トンネル登山口まで下山の後、駐車場までは国道を歩くことになった。それでも積雪のために足を取られる。全員、無事駐車場に戻った。
精一杯気持ちを集中し、力をほとんど出し切った感の山歩きは、日常の雑事からひと時にせよ開放させてくれ、何ともいえない爽快感をもたらしてくれる。どんなに辛い思いをした山でもまた来たいと願望する。今度は、「本物の槍ヶ岳」に行くぞ!(OKA)
<コース状況>危険個所なし。山頂の展望がよい。
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