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Yamareco

記録ID: 108977
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積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

大山(伯耆富士)リベンジ〜夏山登山道

2011年05月04日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:27
距離
6.8km
登り
987m
下り
983m

コースタイム

6:56夏山登山道入口-7:08一合目-7:19二合目-7:41四合目-7:53五合目-8:08六合目-8:25七合目-8:48八合目-8:57九合目-9:05大山山頂-9:11弥山三角点9:19-9:22大山山頂(休憩)9:35-10:11七合目-11:13阿弥陀堂-11:23夏山登山道入口
天候 笠雲⇒晴れ⇒ガス
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市内から出発⇒山陽自動車道⇒岡山自動車道⇒米子自動車道⇒溝口ICで下りる。
大山方面へ。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト、トイレは駐車場にあります。
駐車場は休日には結構早くに埋まってしまいます。早めの到着をおススメします。
今年は残雪が多かったそうです。
三合目からは雪がありましたがそのままで歩けました。
六合目辺りから登りがキツクなるので足場をしっかりと踏みしめて歩きました。
七合目あたりから軽アイゼンを装着した方が楽。
八合目で雪がなくなりアイゼンを外しました。
下りも軽アイゼンを着けたり外したりを繰り返しました。
軽アイゼンは無くても普通のスニーカーで登っている人がいましたが、滑りそうで見ていて怖かったです。

体力度  ★★★☆☆
危険度  ★★☆☆☆(積雪期少し緊張箇所あり)
整備度  ★★★★☆
眺望度  ★★★★★
山スカ度 ★★★★★
みんな本当に早く来てますね。
あとここはキャンプの人も止めているのでそれで満車なのかもしれません。
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みんな本当に早く来てますね。
あとここはキャンプの人も止めているのでそれで満車なのかもしれません。
笠雲が無くなりました♪ラッキー♪
笠雲が無くなりました♪ラッキー♪
立派な公衆トイレです。
立派な公衆トイレです。
ずーっとこんな感じで地味に登って行きます。
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ずーっとこんな感じで地味に登って行きます。
黄砂なのか、それとも春霞なのか???
黄砂なのか、それとも春霞なのか???
向こうにユートピア小屋が見える。
前回は霧が深すぎて、あのユートピア小屋で引き返しました。
向こうにユートピア小屋が見える。
前回は霧が深すぎて、あのユートピア小屋で引き返しました。
六合目には小さな風避け程度の避難小屋があり、みんな周りで休憩中。
六合目には小さな風避け程度の避難小屋があり、みんな周りで休憩中。
霞んでいるけど、下界が見える。
霞んでいるけど、下界が見える。
とりあえずの山頂に到着。
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とりあえずの山頂に到着。
かっこいい剣ヶ峰をバックに。
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かっこいい剣ヶ峰をバックに。
遠くに最高峰の剣ヶ峰が見える。
あれが大山の真の山頂。
2000年の鳥取県西部地震によって稜線が両サイドとも崩落して
とても危険なので弥山から先の縦走は禁止されている。
遠くに最高峰の剣ヶ峰が見える。
あれが大山の真の山頂。
2000年の鳥取県西部地震によって稜線が両サイドとも崩落して
とても危険なので弥山から先の縦走は禁止されている。
往きとは違う木道で帰る。
往きとは違う木道で帰る。
続々と人が登ってくる。
続々と人が登ってくる。
やはり山には朝早く来ないと。。。
やはり山には朝早く来ないと。。。
阿弥陀堂に寄って帰りました。
阿弥陀堂に寄って帰りました。

感想

大山は昨年のお盆にも登ったのですが、
今回は違うルートで現在山頂とされている弥山(みせん標高1,709m)を目指します。

午前4時半過ぎに岡山の実家を出発。
山陽道、岡山道、米子道を乗り継いで大山の麓までやってきました。
前回止めたモンベルが見える駐車場はもうすでに満車。
引き返して下山駐車場に行くと、
駐車スペースにバイク1台で陣取っていたり、
テントを張ってるおバカがいて止めるスペースがない。
あぁ、もう少し早く出てくるべきだったと思いながらも
一番奥の虎ロープが張ってあるスペースに無理やり止めました。
「崩れる可能性あり」みたいなこと書いてあったけど、
ま、見た感じ大丈夫でしょう。

登山届も提出。
着いたときは山頂に笠雲がかかっていて
「あぁ、今日も視界だめかも」とあきらめていましたが、
準備している間に雲が消えていました♪
神様ありがとう〜♪

7時ちょい前に出発。
夏山登山道は、私は2回目。
中学生のときに学年全員で登ったことがあります。
ほとんど記憶ないんですけどね。。。

家族連れが多いです。
小さい幼稚園児とかもいて、雪残ってるのに大丈夫か?って
心配しちゃいました。

夏山登山道は、変化の富んだユートピアルートとは違って、
ずーっと地味に整備された登山道を登って行きます。

10分ほどで一合目通過。
なんだか今日は旦那さまがしんどそうです。
10分しか歩いていないのに、感覚的にはもっと長い時間歩いた感じ。
私はね、、、一昨日の疲れもなくて結構元気。
なんだか丹沢の塔ノ岳を彷彿させる登山道でした。
三合目あたりから雪がまだ残ってます。

四合目辺りで、上から男女数人のパーティが大騒ぎしながら尻セードで下りてきてました。
登っている人が数人いるのに、1人ずつ滑って下りるのを待っていて、登山者の歩みを止めさせている。
気にも留めない様子で次から次へと滑って下りようとしているので

「登りが優先でしょう?」

ってつい大声で言ってしまいましたwwww
そしたら悪いと思ったのか謝ってくれまして、
登る人たちに道を譲ってくれたので、その場の雰囲気のフォローも含めて
「もう登ってきたの?」と謝ってくれた20代の男の子に尋ねると
「僕たち昨日登って山頂に泊まったんです。」と応えあり。

ま、尻セード楽しいのはよぉくわかるんだけどね。
人に迷惑かけちゃいけないよね。

五合目辺りまでしんどかったのですが、
稜線が見えてくると元気が出てきました。
こういうご褒美があると頑張れます。

普通のスニーカーでは滑って登りにくそう。
というか、そういう軽い気持ちで登りに来る人が多いのはどうかと。。。

去年の今頃ならもう雪も融けていたのだけど、
今年はまだ雪がたくさん残っているそうです。
その情報があったから私たちは大山を登るのをどうしようかと悩んだくらいでした。
前日にネットで6本爪軽アイゼンでも登れるという確信が得られたので来てみたけど。。。
みんなたくましいな。

そういえば、前日に数人で構成されるパーティの大山での遭難騒ぎのニュースも目にしました。
道に迷って一晩山で過ごして無事自力で下山したらしいです。
山は本当に侮れない。

六合目あたりから傾斜がきつくなります。
雪で登山道が消えているので、雪上を直登なのかな?
ここ、尻セードしたら下まで一気に滑り落ちてサヨナラ〜ですね。

雪を蹴り込んで登るの疲れたので、七合目あたりから軽アイゼン装着。
安全にかつ楽に登ろう。

でも嘘みたいに雪が突然なくなったりするんです。
石がゴロゴロで歩きにくいので軽アイゼンを外して登りました。

そしてまた雪。
傾斜もさらに。
みんなつらそうです。

八合目になるとまた雪が消えます。
木道になるとあとはもうすぐ。
でも木道も結構傾斜があってキツイ〜。疲れてきました。
だめだな、体力落ちてます。

立派な小屋の先が山頂とされているところです。
前にいたご夫婦の写真を撮ってあげてたので、私たちも撮ってもらいました。

実は弥山の三角点はまだ先にあるので、
あまり人が行っていないけれど行ってみよう。

弥山の三角点からの眺めは、山頂よりも素晴らしいです。
大山ってカッコイイなってつくづく思ってしまいました。
中国地方には高い山がほとんど無いので、
関東の人は大山のカッコよさを知らない人がたくさんいるんじゃないかな?
さすが伯耆富士と呼ばれるだけあります。

中学で登った時は、もっと緑の多い季節だったはず。
山頂のこの風景を目にしたのかどうかさえも覚えていない。
というか、中学生の私って一体どこまで登ったんだろう?
この三角点の先の剣ヶ峰まで行ったのかな???
それとも山頂とされているところまでなのかな???
それがとても知りたい。
今では剣ヶ峰まで行くのは危険で禁止されているから。。。

とカッコイイ姿に見とれているうちに、雲が下から上がってきました。
あっという間に白い雲に隠されていく山頂付近。
私たちはちょうどいい時に登ってきたみたいです。

山頂に戻ってシャリ休憩をとりました。
GW中なので人が結構います。
長居は無用。
帰りは往路とは違う木道で帰りました。

下りも軽アイゼンを着けたり外したりで大変でした。
人もたくさん登ってくるので、道を譲って待機しなきゃならないし。

他の人の会話を聞いていると、
雪のために途中で断念して帰る人も結構いたようです。
去年の今頃なら雪が無かったので、そのつもりで登りに来たんでしょうね。
正しい判断をしたと私は思います。

高速での帰り道、蒜山SAでジンギスカン定食を食べました。
事故などでたまに渋滞もありましたが、GWにしてはスムーズに帰れたんではないかと思います。

今度は緑の青々とした大山にもう一度登りたいな。


下の阿弥陀堂に寄ってお参りして帰りました。
















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