宝永山BC☆極悪モナカに初心者返り[太郎坊洞門-宝永山]
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- GPS
- 08:15
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,444m
コースタイム
天候 | 快晴のち晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
太郎坊洞門の御殿場側の道路脇に5〜6台停められるスペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◾雪の状態 ・降雪が多い地域ではないため、南岸低気圧の通過後が狙い目かと思います。 ・滑走ルートは雪質を選ばなければ好きな所を自由に滑れるかと思います。 |
写真
そんなことで急遽コラボすることになりました Ma
まさかこんなレアスポットでお会いできるとは。BCの世界は狭いですね〜 za
早朝4時に出発してうち等が登り始める前に滑り終え仕事へ向かったツワモノも2名いました Ma
ウィペット雪にブッ刺して休憩。。。
シールが効かなくなりシートラにチェンジしたものの、今度はバリズボ地獄。頂上までまだ300mもある。za
冗談抜きでケガするレベルのモナカ雪だったので、シュテムターン、ボーゲン、斜滑降、木の葉落とし、キックターン。。。もうこれ歩いた方が早い?
転びまくりながらなんとか標高を下げていきます。za
ボードは悪雪に強いのでMaieさんには先に下山してもらうことに。za
最後の太郎坊洞門までの沢は一度止まってしまうとアウトっぽいので一気に行かせてもらいました Ma
感想
=宝永山はデカかった。極悪モナカに初心者返り=
前回の四阿山&根子岳BCから丸2ヶ月ぶりとなった今回のBC。全然レコをあげないので心配してメッセージをくださったレコ友さんもいましたが、なんとか生きてます…σ^_^;
この2ヶ月間体調を崩してまして、咽頭痛→咳→熱発→インフルエンザ→タミフル服用による薬疹→タミフル中止でイナビル服用→薬疹治らず再受診→咳治まらず再受診→歯の詰め物が取れ10年ぶりの歯医者→初期の虫歯数カ所発見→以後週一ペース歯科受診といった具合で、この2ヶ月で受診した回数はなんと9回。(O_O) そして飛んでった諭吉は3枚。。>_<。まだ6回歯科受診しなきゃいけないので、諭吉+2枚⁈!5万ありゃ型落ちの細板買える…。ノートPCも買い替えなきゃいけないし。うぅ。。
ということで引きこもってるのに諭吉はバンバン飛んで行くという悲惨な生活が続くなか、なまった身体に鞭一発、MaieさんとBCに行ってきました。
元々は白馬の金山沢を滑ろうかと言ってたのですが北アは風雪予報。Maieさんも僕も悪天候の北アに突撃するほどマゾではないので行き先変更し、前日の南岸低気圧で雪が降った富士山の宝永山に行く事にしたのでした。
そんな宝永山。今回の感想としては「富士山の洗礼を浴びた」の一言。
目の前にそびえ立つ富士山が3776mもあるため付属物のような宝永山が小さく見え「宝永山ちっさ、あっという間に登れそう(笑)」なんて思えてしまうのですが、標高が2693mあり登山口からの標高差が1400mある宝永山が小さい訳ないんですよね。
それなのに小さく思えてしまうのは、富士山の巨大さ故。遠近感、高低差、大小の尺度が完全に麻痺し、登っても登っても代わり映えしない景色がさらに追い討ちをかけ、標高の高さからくる久々の「空気薄い」感も相まって気付けばバテバテ。
「病み上がりの肺で登る山ではなかった…」と後悔先に立たず。Maieさんを随分お待たせする形になってしまいました。
途中シールが効かなくなってシートラチェンジし、脛バリズボで残り450mも標高あげなきゃ行けなくなった時は「一人だったら帰ってるかも…」と心が折れかけましたが、立ち止まって待っててくれるMaieさんに申し訳ないと思いつつも、「そのスノーシュー貸しやがれ!」と内心妬みながらも(笑)、僕にしては珍しく今回は頂上に立ちたいという意識が強かったので、「Maieさんゴメンよ>_<」と思いつつもなんとか登り続け、ヘロヘロになりながら6時間かかってようやく宝永山に到達しました。
ピークを取ったらあとはお楽しみの滑走タイム。
しかし本当の地獄はここからでした。
今回のルートは富士山の東斜面にあたるため、昼過ぎにも関わらず雪面は早々に凍り始め、アイスバーンとシュカブラのミックスに。アイスバーンとシュカブラならまだなんとか滑れますが、標高を下げるにつれ厚さ5cmの極悪モナカ雪も加わりターンが全くできない!
シュテムターンやボーゲンでも数ターン毎に転ぶ完全に初心者返り状態で、冗談抜きでケガする危険性があったので、木の葉落とし、斜滑降、キックターン等々、とにかく安全第一でズリズリ落ちてきたのですが、最後の樹林帯はそれさえもままならず、結局ラストはツボ足で下山となりました。トホホ〜
この時期、降雪翌日に滑りに行くんだったら、雪が生きてる午前中に切り上げるべきだった等々、今回は反省点ばかりですが、久々の雪山でグダグダではありましたがピークを取れた満足感は残る山行となりました。
今年は雪が多いので北アルプスは5月下旬まで滑れそうな気配。2月3月とパウダーシーズンを棒に振ってしまったので、あと残り2ヶ月、大好きな春山スキーを楽しみたいと思います。
今年は雪は多いけど高気圧がのった晴れ間が極端に少ないく、今シーズンやっと2回目のBC(^^;
22日の天気も谷川✖・白馬✖・乗鞍▲と今回もzawaさんとのコラボは延期かな?と思っていたら・・・
zawaさんから意表を付いた富士山(宝永山)の提案があり
宝永山は夏山でも行ったことが無く、ちょうど前日に南岸低気圧でパウダーが積もった好条件ということで宝永山BCコラボ決定!!
次郎坊洞門の狭い駐車場でzawaさんと待ち合わせして準備をしているとyasuo12さんがまさかまさかの登場(゜Д゜;)
午後から仕事だそうで午前10時には下りるとのことで二子山手前まで一緒に登ってお別れしました。。。
山の上は雪煙が舞う強風が吹いているように思えましたが、登るにつれて意外に風は弱くなり宝永山付近では無風状態になっていました
しかし登っているときは最高のパウダーだった斜面は、滑りだすとカリカリで雪が緩んできたなと感じたら直ぐに極厚モナカの重雪になり悪戦苦闘(>_<)
正直、滑走は楽しいとは言い難い感じの雪質でしたが2ヵ月ぶりにBC(山)に行けて良かったです(^^♪
今シーズンはまだまだ雪が多そうなので、あと1ヶ月ちょっと楽しめたらなと思いまする。
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