下権現堂山 〜スノーシューで40度超〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 731m
- 下り
- 724m
コースタイム
12:30駐車場帰着
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
8合目付近の急登部、間もなく雪崩の可能性あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
今シーズンは比較的小雪だった。山陰地方では数十年ぶりの大雪だったのとは対照的だ。こんな年は春になってもなかなか降雪が終わらないことが多いが、今年もここ数週間少しづつではあるが降っている。
ということであまり高くない山で以前から考えていた下権現堂山に行ってきた。麓の集落で除雪は終わっているのでそこからスノーシューで入る。暫く進むと戸隠神社があり、ここが登山口でもある。実は2週間前に集落から一番近い尾根に行ってみたが、尾根上もブロック崩壊が酷くとても登れないことが分かっていたので、今回は夏道のルートだ。数日前のものかトレースがしっかりあり、新たな積雪は5cm程度だったので、非常に助かった。標高550cm付近は展望台のような地形で魚沼市街がよく見渡せる。天気は曇りだが、予報では間もなく晴天に向かうはずだ。
今日もあちこちでカモシカがコーン・コーンと挨拶(警戒?)してくれる。
この先暫くしてトレースは右隣の尾根に移った。地図で見ると山頂近くの岩場の急登がいやらしいので当初標高650m過ぎから逆に左の尾根に移ることを考えていたが、今日はトレースを辿ってみることにした。間もなく岩場が一望できるカール状の地形に出る。いわば付近は予想通り急騰に見える。天気も晴れてきた。
一息ついてとっかかる。表面の新雪の下はクラストしていないやわらかめの雪で、スノーシューの前2/3程度蹴りこんで進む。最大斜度は40度を超える部分があり、本日最大の難所。ストックを先端部を収めて短めにし、この真ん中あたりを握って、雪にハの字に押し込んで体を引き上げるとバランスを保って越えることができた。
ここを過ぎると間もなく山頂となる。リッジ状の山頂は決して広くないが、かといって危険なほど狭くもない。まずは周りの景色を堪能して・・・残念ながら越後三山でさえ山頂付近はまだガスの中だ。よく見えるのは上権現堂山くらい。その左には毛猛山塊、それからなだらか浅草岳、守門岳はここから見るとギザギザでなかなかいい姿だ。晴れているし風も弱いので最高のコンディションだ。ビールで乾杯し、お昼には少し早いので行動食をあれこれ食べて・・・降りる前にもう一度周りの山々をみるが、ガスは少しづつ晴れてきているがまだ殆どの山頂が見えない。さて下山だ。
すぐに後続の2人組に会った。ワカンで苦労しながらのようだ。こちらは登りの時ルートを少し外して新雪の中を適当に降りる。
例の急斜面は一旦アイゼンに履き替える。ここは近いうちに雪崩れそうだ。共通化できたことはラッキーだったかもしれない。
またスノーシューに履き替え、新雪の尾根を降りる。途中隣の尾根に移るところを忘れないように気を付けて・・・
標高550m付近の”展望台”で昼食だ。今日はカレーラーメン。そういえば天気予報は快晴になるはずがまだぐずっている。
あとはゆっくり降りるだけ。途中1か所踏み抜いた。雑木の上だった。
登山口の戸隠神社は雪に覆われていたが、無事に降りれたことに感謝した。
午後1時頃魚沼市内から振り返ると雲一つない晴天になっていた。そうか、この時期県境付近の山はお昼頃、風の向きが山風から谷風に代わり天気が一時崩れるんだった。
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