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Yamareco

記録ID: 1099440
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

大寺山 (南都県境→北都県境)

2017年04月04日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:36
距離
3.3km
登り
420m
下り
434m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:03
休憩
0:33
合計
2:36
距離 3.3km 登り 425m 下り 434m
8:23
79
スタート地点
9:42
10:15
43
10:58
1
10:59
ゴール地点
留浦 0814
(バス)
金風呂 0823
都県境 0827
国道の階段 0830
標高790m付近0907-17
大寺山 0942-1015
留浦 1057
天候 ほぼ快晴。気温やや高め。風弱い。
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
留浦に駐車。金風呂までバス。
コース状況/
危険箇所等
南都県境は標高740m付近まで急傾斜で踏跡もかすかだが、それ以降は
ケーブルが寄り添い、踏跡も明瞭。最後は林道。
雪は山頂付近で0〜3cmほど。
北都県境は全体にさらに明瞭。山と高原地図の点線レベルでもおかしくない。
急傾斜で700m以下はやや荒れ気味だが、下りやすい。
その他周辺情報 浮橋はたまに通れないことがあるので、時期によっては事前確認が必要
http://www.okutama-vc.com/登山道-道路状況一覧/
都県境から見下ろす。何とか降りられそうだし、水位の低い時期であれば、徒渉もできるかも
都県境から見下ろす。何とか降りられそうだし、水位の低い時期であれば、徒渉もできるかも
護岸の階段を上る
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護岸の階段を上る
非常に急傾斜。杉林からやがて雑木主体になる
非常に急傾斜。杉林からやがて雑木主体になる
ケーブルが出てきて、これに沿っていく
ケーブルが出てきて、これに沿っていく
休憩地点
壊れた八木アンテナ
壊れた八木アンテナ
パンザマストまで現れる
パンザマストまで現れる
こんなところも。切れちゃいそうです
こんなところも。切れちゃいそうです
まずは、廃屋か、物置かが現れ
まずは、廃屋か、物置かが現れ
まだ住んでいそうな民家
まだ住んでいそうな民家
林道があるが無視して
林道があるが無視して
都県境と思しきあたりを登っていく
都県境と思しきあたりを登っていく
古い廃棄物等の集積場
古い廃棄物等の集積場
再び林道へ
思いのほか白くてきれい
思いのほか白くてきれい
外壁はきれいだが周囲の床面などは傷んで表面が浮いていた
外壁はきれいだが周囲の床面などは傷んで表面が浮いていた
3年前にメンテしたようですね
3年前にメンテしたようですね
東西南北にそれぞれ像がありました
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東西南北にそれぞれ像がありました
小雲取と七ツ石と鷹ノ巣だと思います
小雲取と七ツ石と鷹ノ巣だと思います
この土台の場所が最高点と思われます
この土台の場所が最高点と思われます
最高点から仏舎利塔
最高点から仏舎利塔
飛龍山方面ですね
飛龍山方面ですね
この辺が北の都県境尾根への入口
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この辺が北の都県境尾根への入口
左雑木、右ヒノキが代表的な植生
左雑木、右ヒノキが代表的な植生
急だが下りやすい
1
急だが下りやすい
標高700m位から下はヤブっぽくなるが、バキボキと踏み倒して進める。
標高700m位から下はヤブっぽくなるが、バキボキと踏み倒して進める。
飛龍山方面
左下は都県境の鴨沢橋
左下は都県境の鴨沢橋
鴨沢集落
崩壊地といっても大したことない
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崩壊地といっても大したことない
作業道跡に従い湖岸道へ。右が西行。左が東行。メンテは不十分
作業道跡に従い湖岸道へ。右が西行。左が東行。メンテは不十分
満水時の岸のあたりを通ってみたが、ゴミが寄って汚かった
満水時の岸のあたりを通ってみたが、ゴミが寄って汚かった
クサリを跨いで留浦浮橋
クサリを跨いで留浦浮橋
浮橋から西方面
浮橋から東方面
渡り終えて振り返る
渡り終えて振り返る

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ
備考 ストック、簡易アイゼン共に使用せず

感想

留浦から金風呂までは歩いても30分位だろうが、留浦で折り返して小菅へ行く
バスが、ちょうど使える時間にあるとなれば、どうしても使ってみたくなる。
これを軸に計画を立てたが、車でのアプローチが平日朝の通勤時間に重なったため、
逆方向とはいえ時間がかかり、留浦着はバス時刻の10分ちょっと前。
鳥のさえずりの中でのんびりしたいところだったが、せわしなかった。
バスを金風呂で下車し、都県境まで行ってみる。ここであれば、岸まで
降りれそうだし、水位の低い時期であれば、徒渉もできなくもなさそうだ。
少し戻って護岸の階段を上る。階段が終わったら杉林で、右手の県境へ進みたいが、
非常に急傾斜であり、落石を起こしたら国道まで行きそうだ。
加えて、その方向には露岩も見えているので、ここは辛抱して直登する。
しかし、わずかに登るとトラバースの踏跡が現れ、かの露岩の下を回りこんで
県境の尾根に沿って続いていた。
急なのは辛いが、間もなく植生は雑木が混じるようになり、何の目的か不明だが
目印もあって気分は明るい。30分も登るとケーブルが出てきて、休憩後の
標高800mには壊れたTVのアンテナ、ケーブルはさらに続き、850mでは廃屋と、
さらにはまだ住んでいそうな民家があって、林道に出る。
どうせなので林道は無視して都県境と思しきあたりを登っていく。残雪がわずかに
出てきて、間もなく今度は古い廃棄物等の集積場となるが、もう山頂までは
いくらもない。
山頂には軽ワゴン車が一台止まっていたが、持ち主は見当たらず。
廃墟化が進んでいるという話を聞いていた仏舎利塔は、少なくとも外壁は
塗りなおしたようで、白く輝いていた。とはいっても、周囲の床面などは
表面が浮いていたが。建造後50年程のようだ
さすが奥多摩の真ん中だけあり、目がかゆいし、肌のあちこちがチクチクする。
コンクリートの四角いの土台の場所が最高点。
ドラム缶が積んであるあたりが北尾根の入口。窪地状というか、かつて
作業道だったから窪んだのではないかと思えるところを一直線に下る。
懸念していた積雪はなく、落ち葉が膝近くまで堆積している場所があったくらいで、
非常に歩きやすい。右手東京都側がヒノキで、左手山梨側が雑木だ。
東京都水道局の標識がある上に、途中からは緑の鴨沢橋が良い目印になって
迷いようがない。標高700m位から下はヤブっぽくなるが、枯れた草が主なので、
この時期限定かもしれないが、バキボキと踏み倒して進める。
最後の標高差70m位は作業道跡?が東に向かうので、それに従うか、
そのまま強引に都県境をたどるかの選択を迫られる。
無理をせず作業道跡に従った。浮橋までの湖岸の道も先に倒木が見えたので、
なお下がって満水時の岸のあたりを通ってみたが、その辺はゴミが寄っていて
汚いのだな。
留浦着1100前。半日にも満たない登山で、山自体もへんてこなものであるが
まあヤブ山なりの面白さはあった。

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