朝里岳と札幌国際スキー場
- GPS
- 07:28
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 3,184m
- 下り
- 3,177m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 7:28
9:26 札幌国際スキー場・スカイキャビン8山頂駅
10:15 朝里岳
天候 | 曇り強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストなし、危険箇所もなし |
その他周辺情報 | 札幌方面は定山渓温泉、小樽方面は朝里川温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
トランシーバー
|
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感想
今回はダーハマ先生に貴重な時間を頂きスキーの指導をして頂きました!
まずはゴンドラでお手軽BCで朝里岳へ。
下山後はジンギスカンを食べてからゲレンデでスキー特訓!
ダーハマ先生の指導のお陰で以前よりはスムーズにターンできるようになったと思います。
スキーの名手は教えるのも名手でした!
本当に貴重な時間を使ってのご指導ありがとうございました!
先週に続いてミューラーさんとの山行になりました。週半ばで週末の天気予報は最悪の傘マークで私の中では諦めムードが漂っていました。しかし、ミューラーさんは「週末まではまだ時間があるので、ギリギリまで様子を見ましょう!」と力強いお言葉(笑)
そうだ!こんな時はもともとボーダーなのに、決して得意とは言えないスキーでいつも付き合ってくれているミューラーさんのために、ゲレンデで地獄の山スキー特訓講座もいいかな?と札幌国際スキー場の提案でした。ジンギスカンもあるし♪
実は国際スキー場にしたのはもうひとつ狙いがありました。二人とも白井岳を登る時には、対面となる朝里岳から朝里沢に向ってロングの大斜面を滑り降りてくる山スキーヤーを目撃する度に、そちらの斜面が激しく気になっていたので、来シーズンに向けて偵察しておきたかったのです。
駐車場に到着すると、曇り空で風は強いのですが、白井岳の山頂方向まで視界は良好でした。二人で相談した結果、意外にもミューラーさんは朝里岳の山頂は未踏ということなので、当初考えていた極力登らないで朝里岳の直下をまきながらトラバースして偵察する案は変更して、まずは山頂を踏んでからの偵察とすることにしました。
まずは1日券を購入し、ゴンドラに乗り込みますと強風のため減速運転でゆっくりゆっくり進みます。おかげで、同じ箱に同乗したサイドカントリーを日頃楽しまれているご夫婦らしき方と、しっかりと情報交換することができました。
ゲレンデ山頂駅に到着すると、麓に比べてさらに風は強まりますが、高曇りのため朝里岳山頂方向まで視界がクリアであるため、とりあえず出発することにしました。
登り出しの標高が1,000mを越えているので、ゲレンデとは比較にならないくらいの強風でしたが、山頂までは距離も短く、急登(というか中登)も1箇所のみでそんなに長くはないのでお散歩コースです。
いつもはスノーモービルで賑やかなこの界隈も、今日はさすがに1台も見当たらずスライドする人もいなかったため、ゆったりと大自然を満喫することができました♪
山頂に到着すると強風はさらに強まり爆風の域に達していましたので、写真を撮ってさっさと下山することにしました。
雪質も悪いので、予定通り来シーズンの下見に徹して不用意に沢に降りずに、歩行や登り返しのないように、斜面や沢を観察しながら滑り降りました。
ゲレンデに戻るとちょうど11時半になろうとしていたので、そのままジンギスカンコーナーに直行しました。既に1組が食べ始めていましたが、その他のテーブルは埋まる気配がなかったので、予約を入れていなかったにもかかわらず、すぐにテーブルに着くことができました。
食べている間に、雨がパラついて周囲のテーブルから悲鳴も上がりましたが、山頂の爆風を思えば麓は天国のような環境で、全く気にもならずに制限時間一杯食べ切りました(笑)
昼食後はゴンドラとリフトを駆使して、スキー歴だけは無駄に長いdahamaによる「インチキ山スキー特訓講座」の開講です(笑)
ミューラーさんに「何かできるようになりたいことがありますか?」と尋ねると「小回りができるようになりたい」とのリクエストがありました。
山スキーでは、危険回避やツリーランのために小回りはとても有用であり、マスターのためには、急停止と横滑りによるスキーのコントロールが大変重要です。
まず、緩斜面でミューラーさんの滑りをチェックすると、ターンをするために体の各部に不必要で無駄な硬い動きが先行してしまう、要するに何をすべきかわからないで悩みながら滑っているわけです。
そこでまずは緩斜面で、スキーのサイドカーブを利用したスムーズなターンの体感と、谷足加重の練習をかなりの時間を割いて繰り返しました。
中斜面では急停止の練習を、急斜面では横滑りとジャンプターンの練習を繰り返すことによって体の軸を安定させて、スキーの板を自由にコントロールできるようになりました。
ミューラーさんは、子どもの頃から野球やバスケットボールをしていたので、運動神経が良くパワーもあるので、どんどん上達していきました。
しかし、今回の4時間の練習では、パウダーや不整地滑走に安定感を発揮できるベンディングまでは辿り着かなかったので、次回の課題としたいと思います。
一般的には、ミューラーさんのように登山から山スキーに入った人は、練習の方法やコツもわからなく、圧倒的に練習時間と量が少ないために、上達に時間がかかってしまいます。
そこで、今回のように天気が悪い時には、ゲレンデでの練習やスキースクールのプロコーチによるレッスンを受けることをお勧めします。
今回のように、朝イチから営業終了時刻までの間に、第1部はBC、第2部は道民のソウルフードのジンギスカンを堪能、第3部でゲレンデ練習という、濃厚な内容をこなし久しぶりの充実の一日となりました。いつもと使う筋肉が違ったのか、翌日はしっかり筋肉痛でした(笑)
山旅ロガーのデーターによると、標高1,281m、標高差182m、スカイキャビン8山頂駅から朝里岳山頂までの1.6kmを40分、山頂駅を出発し、朝里岳経由ダウンヒルコースの麓までスライドした方はいませんでした。
全行程約34km(そのうちBC区間は約7km)を7時間30分の行動時間でした。
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