【ネパールトレッキング】アンナプルナ・サーキット
- GPS
- 407:33
- 距離
- 234km
- 登り
- 22,533m
- 下り
- 22,164m
コースタイム
ベシサハール8:30-(ジープ)-10:55シャンゲ11:10-12:40ジャゴット13:50-15:00チャムジェ(泊)
2日目(3/27)
チャムジェ7:40-9:35タル9:55-12:00ダラパニ(昼食)12:55-14:05ダナキュウ
3日目(3/28)
ダナキュウ7:45-8:50ティマン9:05-10:05タンチョーク10:20-11:35コト11:55-12:20ツァーメ(泊)
4日目(3/29)
ツァーメ7:30-9:20バラタン9:45-11:45ドゥクレポカリ11:35-12:35アッパーピサン(泊)
5日目(3/30)
アッパーピサン7:35-9:55ギャル10:20-12:20ナワル(泊)
6日目(3/31)
ナワル7:55−9:55バラガ10:35-11:10マナン(泊)
7日目(4/1)
マナン7:35-11:30展望台-12:05アイスレイク-12:25ゴンパ12:40-14:40マナン(泊)
8日目(4/2)
マナン7:25-9:20カンサー9:40-11:30シリカルカ12:45-14:50ティリチョベースキャンプ(泊)
9日目(4/3)
ティリチョベースキャンプ4:55-8:30ティリチョレイク8:55-10:45ティリチョベースキャンプ-15:35シリカルカ(泊)
10日目(4/4)
シリカルカ7:45-9:45展望台-12:15ヤクカルカ-13:00レダー(泊)
11日目(4/5)
レダー7:45-10:05トロンフェディ10:30-11:25トロンハイキャンプ(泊)
12日目(4/6)
トロンハイキャンプ4:30-6:50トロンパス7:05-10:20フェディ10:45-11:50ムクティナート(泊)
13日目(4/7)
ムクティナート7:00-7:30ジャルコット-9:40エクリバッティ-11:40ジョムソン12:55-14:10マルファ(泊)
14日目(4/8)
マルファ6:25-8:05トゥクチェ8:20-9:20コバン-10:30コケタンティ-11:30カロパニ12:25-14:10ガーサ(泊)
15日目(4/9)
ガーサ5:50-7:10カブレ7:25-7:50滝8:05-9:25グイテ9:40-10:15タトパニ(泊)
16日目(4/10)
タトパニ(泊)
17日目(4/11)
タトパニ5:00-7:55シーカ8:10-10:00チトレ11:35ゴレパニ(泊)
18日目(4/12)
ゴレパニ4:30-5:15プーンヒル6:10-6:40ゴレパニ7:15-8:50バンタンティ9:00-10:45ヒレ-(ジープ)-11:45ナヤプル-(タクシー)-13:30ポカラ
天候 | 全体として午前中は晴れ、午後は晴れる日もあったが、だいたいは雲が出てきた。なかには雷鳴が鳴ったり雨が降った日もある。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
|
感想
念願のアンナプルナ・サーキットに行ってきました。
最初はジョムソンから飛行機かバスで帰えるつもりで12日間位で考えていたけれど、行って詳細計画を立て始めると欲が膨らんできて、ティリチョレイクやアイスレイクに行ったり、ジョムソンからナヤプル手前のヒレまで歩いたり、タトパニ温泉に連泊したりと、結局18日間のトレッキングになりました。
前半はひたすら山の展望を楽しみ、後半は村々の光景を楽しむ感じで、ガイドのハリさんの計画・アドバイスのおかげで高山病に苦しむ事もなく、天候にも恵まれ大満足のトレッキングでした。
【準備】カトマンズにて
・カトマンズの観光局でTIMS許可証とアンナプルナ保護区入域証を取得。それぞれで2000Rsを払い写真2枚を渡す。
・アンナプルナの地図をタメルで購入。550Rsで買ったけれど、別の店で300Rsで売ってた。
・薬局でダイアモックス(高山病の薬)を購入。箱から出してのバラ売りで10錠渡された(100Rs)。
・防寒用に帽子と手袋を購入。
【前日(3/25)】カトマンズ〜ベシサハール
・タクシーでニューバスパーク近くのツーリストバス乗り場へ連れて行ってもらった。
・バスは待機していて、出発時刻を確認したら9時だと言う。結局出発は10時頃。
・途中、何度か休憩を挟みながらバスは走り、ベシサハールに到着したのは17時頃。
・バスの運転手が、日本人だったらそこがいいんじゃない、と宿を紹介してくれた。THRONG GUEST HOUSE。そこのご主人は以前、日本人と一緒に仕事をしていたことがあるそうで、少し日本語が話せる。
・宿の主人にポーターを頼んでもらった。ガイド兼ポーターのハリさんを紹介してくれた。1日1700Rsとのこと。さっそく夕方来てくれて顔合わせと打ち合わせ。
・ベシサハールからはジープで進む事ができるが、どこまで行くのがよいのか迷っていた。高度順応として少しずつ高度を上げた方がいいと、ハリさんはシャンゲまで行くことを勧めてくれる。その案で行くことにした。
・まだ日程がはっきりしていないので、とりあえず10日分のガイド料を支払い、残りはトレッキング終了時に支払う事で了解を得た。
【1日目(3/26)】ベシサハール〜シャンゲ〜チャムジェ
・少し早起きして、付近を散歩。ちょっと斜面を登ると合間から真っ白な山並みが見てた。さっそくテンション上がる。
・宿の前からジープ(500Rs×2人)に乗る。偶然隣の席の人が日本人で少し話をする。
・ジープ道はかなり荒れていて揺れがすごい。途中休憩をはさんで2時間半、ようやく私達の出発地点であるシャンゲに到着。さっそく登山靴に履き替え、歩き始める。
・初日はひたすらジープ道路歩き。
・歩くこと1時間半ほどでジャゴットの村。昼食休憩。
・ジャゴットから1時間弱。チャムジェの村の手前、対岸に立派な滝が姿を現わす。滝が見える茶屋で軽く休憩。滝には虹がかかっていた。
・滝から20分ほどでチャムジェの村に到着。
【2日目(3/27)】チャムジェ〜ダナキュウ
・チャムジェからは吊橋を渡って左岸側へ移る。ジーム道路から離れ、トレッキングらしくなってきた。
・対岸のジープ道。どうやって工事したんだろうと思うほど急な崖の中を道が通っている。
・チャムジェから2時間弱でタルの村に到着。河原が広く、すぐ近くに滝もあり、とてもきれいな村。ここに泊まりたかった。
・タルから1時間弱歩くと吊橋。そこで右岸側に渡る。またジープ道路歩き。(左岸側にもトレッキング道路が続いているが、崩落して通れない)
・崩落地を過ぎたカルテの村で再び吊橋を渡って左岸側を行く。すぐにまた右岸に渡ってダラパニの村で昼食休憩。
・ハリさんが全然休憩を入れてくれない。少なくとも1〜1.5時間に1回は休憩を入れるように頼む。(ハリさんはすぐに忘れてしまい、その後も同じ事を何度もお願いするようになる)
・ダラパニから1時間ほどでダナキュウに到着。ハリさんの友達のロッジに泊まる。
【3日目(3/28)】ダナキュウ〜ツァーメ
・ダナキュウの村を抜けるとすぐに急登。朝一での急登はしんどい。
・登りきるとティマンの村。真っ白な山並みが広がる。マナスルがよく見えるが、残念ながら霞がかかっている。できればここに泊まって、早朝の空気が澄んだ時に見たかった。
・その後の道は平坦。ラリグラス(シャクナゲ)の花が道路脇に咲いている。地元の人は木に登って摘んでいる。
・タンチョークの村で昼食。
・タンチョークを過ぎると、やがて真正面にアンナプルナ(7937m)が見え始める。
・途中コトを通り過ぎ、昼頃にツァーメに到着。1日の行動を終えての昼食だと、ビールも飲めて嬉しい。
・銀行で両替。円の両替も可。ただしレートが悪すぎ(1円=0.8Rs。カトマンズより10%以上悪い)。ジョムソンにはATMもあるというので、最低限の金額だけ両替した。
・ハリさんが左の足だけ痛むと言う。靴を見せて貰ったら何故か左右でサイズが違う。ここツァーメで購入していたので交換に行ったけど、もう同じ靴を売ってなく駄目だったみたい。
【4日目(3/29)】ツァーメ〜アッパーピサン
・ハリさんのアドバイス。高山病予防にガーリックスープがいいらしい。普段朝食は取らないが、これからは朝にガーリックスープを飲む事にした。
・しばらくは樹林内の道。崖の中の道を抜けると、やがて真正面に大スラブが現れる。
・吊橋を渡ると急登開始。途中の茶屋で休憩。
・急登を上がると後は平坦。谷も開け、広々とした光景。山羊の放牧もしている。
・ピサンは石積みの建物がとても雰囲気が良い。色彩がない壁、屋根にタルチョが映える。
・村の上部にあるゴンパに登ってみた。真正面にアンナプルナ,犬よく見える。残念ながらマナスル方面は雲がかかっていた。
【5日目(3/30)】アッパーピサン〜ナワル
・6時に起床。前日に登ったゴンパに行ってみた。晴れ渡り、マナスル方面もばっちり。
・しばらくは樹林内の平坦な道。
・吊り橋を渡ると急登開始。ジグザグに高度を上げていく。休憩をはさんで1時間強でギャルの村のゴンパに到着。ゴンパからは景色がきれい。
・ギャルの村で休憩。ギャルもピサンと同じように石積の建物がきれい。
・アップルパイを売っていて、ついつい買ってしまう。100Rs。甘くておいしかった。
・ギャルからは荒涼とした山腹の道。平坦。道中ずっと山並みがきれい。今回のトレッキングのハイライト開始。
・ナワルの村には昼過ぎに到着。
・昼食を食べて、村を散策。岡の上にゴンパがある。昼にビールを飲んで軽く酔っているせいか、登りがきつい。半分位の所であきらめる。それでも景色の良さは十分。風が強くなってきた。
【6日目(3/31)】ナワル〜マナン(ガンガプルナレイク散策)
・昨晩軽く寒気がしてしたが、たっぷり眠ったおかげか体調がいい。
・山並みを眺めながらの、のんびりハイキング。途中からガンガプルナの真っ白な山。その奥にティリチョピークの真っ白な山。
・バラガではゴンバ観光。屋上に上がることができ、そこからの眺めも最高。
・マナンには昼前に到着。昼食はフライドポテトにしてみた。このあと散歩する予定なので、昼のビールは無し。
・13時になったらガンガプルナレイク(湖)に散歩しようと約束したけれど、ハリさんは現れない。眠っているのかな。しばらく待ってまだ来ないので、勝手に一人で行くことにした。
・マナンは崖上の高台の村。川まで下りて吊り橋を渡って少し歩くとガンガプルナレイク。宿から30分ほど。
・湖はとてもきれい。水が光っている。その背後にはガンガプルナの真っ白な山・氷河。
・湖の反対側まで行く踏み後があったのでたどってみる。河原が広がる。
・そのまま氷河の近くまで行ってみようと、進んでみる。大きな石がごろごろとして歩きずらい。まだ先に行けそうだったけれど、十分満足したので途中で引き返す。
・特に高山病の症状は出てないけれど、予防として意味があるのかどうか、ダイアモックスを飲むようにした。
【7日目(4/1)】マナン停滞(アイスレイク往復)
・マナン停滞日。高度順応も兼ねて、標高4600mのアイスレイクに行くことにした。
・私の持っている地図にはバラガからの道しか載っていなかったけれど、ハリさんのガイドでマナンから直接行く道を行く。
・ガッテコーラの河原を横断し、尾根に取りつく。その後もひたすら登り。ジグザグに上がっていく。空気が薄いせいかすぐに息切れがする。疲れた時は後ろを振り返ると真っ白なガンガプルナ。気を取り直して、また登り始める。
・約4時間の登りで塔のある展望台へ。展望は最高。
・アイスレイクはまだその先。15分ほど。湖そのものはたいしたものではなかった。
・下りも急で結構滑りやすい所もある。疲れていたので、より慎重に下る。
・突然、雷鳴。天気が崩れるようなら翌日からのティリチョレイク行きは諦めようかと少し悩む。
【8日目(4/2)】マナン〜ティリチョベースキャンプ
・朝起きるといい天気。予定通りティリチョレイクへ。
・マナンの村を抜けると分岐。左へ。
・山腹の平坦な道。どんどん谷奥に入っていく。遠くに見えた山がどんどん近くなっていく。
・シリカルカの村外れの1軒宿で昼食休憩。
・「LANDSLIDE AREA」の看板。この先、崩落地。ハリさんから、頭上を確認しながら歩き、途中立ち止まってはいけないと指示を受ける。以前途中で写真を撮っていたトレッキング客が、上からの落石に気付かずに当たって怪我をしてしまった事があるという。途中での写真撮影も禁止される。
・実際、時々細かい石が落ちてくる。転んで下に落ちたら、どこまでも落ちていきそう。道幅はそれなりにあるが、何か所か崩れかけてる箇所もあった。
・途中岩場の合間の急な下り。足元も滑りやすい。ここも落ちたら下まで落ちてしまう。緊張しながら下る。ここはそれなりに怖かった。
・崩落地を抜けて谷も右に曲がると、ようやくティリチョベースキャンプが見えてくる。見えてから30分ほどで到着。
【9日目(4/3)】ティリチョベースキャンプ(ティリチョレイク往復)〜シリカルカ
・4時に起床して5時に出発。まだ真っ暗。星もきれい。天の川もくっきり見える。
・ヘッドライトをつけての登山。山で暗闇を歩くのも久し振り。
・前日夜、雪が降ったみたいで道には雪が積もっている。あたりも真っ白。
・ひたすら山腹をトラバース。斜度はゆるいが、空気が薄いせいか、ゆっくりとしか歩けない。
・途中からジグザグ道に変わり斜度も急になる。さらに疲れる。
・ジグザグ道を終え、高台に出る。展望よし。
・ティリチョレイクまでの道はゆるやか。結構距離が残っていて、40分ほどでようやく到着。
・周囲の6〜7,000m級の真っ白な山並みと、凍った湖の光景をしばらく楽しむ。風もあり、かなり寒い。
・ティリチョベースキャンプまで戻って昼食。
・来た道を戻り、前日に昼食をとったシリカルカのロッジに宿泊。ガスシャワーを浴びて体も温たか。
【10日目(4/4)】シリカルカ〜レダー
・シリカルカの村を過ぎると分岐。元来た道とヤクカルカへ直接抜ける道。左のヤクカルカ方面へ。
・廃村となったアッパーカンサーを抜けると、一面に放牧地。ヤクや山羊、馬がたくさん。
・トロンコーラとカンサーコーラに挟まれた岬状の展望台。景色を楽しみながらしばらく休憩。
・トロンコーラへ向けて、山腹を下っていく。吊橋を渡り、マナンからトロン方面への道に合流。
・ヤクカルカの村を通り過ぎ、レダーで宿泊。
・ハリさんは同宿の人に、マナンから直接来たのだったら高度順応の為に近くの岡に登っていた方がいいとアドバイスしていた。私は既にティリチョレイクで5014mまで登っているのでいいでしょうとの事で、また昼からビールを飲んで外で日射しを浴びながらゆっくりと読書。
【11日目(4/5)】レダー〜トロンハイキャンプ
・トランコーラに沿って上がっていく。だいぶ上流に来た感じ。
・ 途中崩落地あり。こちらはティリチョでの崩落地に比べるとそんなに怖い感じはない。
・トロンフェディからハイキャンプへの道はかなり急なジグザグ道。ハリさんには先に行ってもらい、ゆっくりと登る。1時間ほどでハイキャンプに到着。
・とにかく寒い。ダウンの寝袋に入って毛布を2枚掛けても、それでも寒い。
・ハリさんから近くの岡に行こうと誘われたけど、寒いし雲も出てきて景色もよくなさそうなので断る。部屋の中でじっと本を読んで過ごす。
・やがて雪もぱらついてきた。
・晩飯はヤク肉のカレー。昔から登山中のカレーは格別です。さすがにビールは飲まなかった。というか、店に置いてなかった。
・ハリさんはいつもガイド・ポーター用の部屋で寝ているのだけれど、結構うるさくてよく眠れないみたい。トロンパス越えに備えて今夜は、しっかりと眠っておきたいとの事で、同じ部屋で眠る。
【12日目(4/6)トロンハイキャンプ〜トロンパス〜ムクティナート
・ハリさんは早朝に起きて、天候の状況や道の状況を確認してくれていた。問題がなさそうとの事で4時に起こしてくれた。
・準備を済ませ、4時半出発。まだ真っ暗。
・空気が薄いせいか、足取りも重い。いつも以上にゆっくりとしか歩けない。
・歩き始めてすぐ、お腹の調子が悪い。起床後に用は足しているけど、道端で大を済ます。少しましになったが、違和感が残る。
・吊り橋を渡ったあたりで、休憩を入れてもらう。チョコレートを食べたら、すこし元気になった。
・傾斜がゆるいわりにはゆっくりとしか歩けない。
・道にも雪がついている。特に滑りやすいわけではないが、用心のためチェーンスパイクを装着。
・1時間半ほどで途中の茶屋。すかさず中に入り、温かいミルクティー(220Rs)。少し楽になる。
・茶屋から1時間ほどでようやくトロンパス(5416m)に到着。茶屋があってまずはミルクティー(300Rs)。少し中で温まる。
・写真撮影を済まし、雲行もあやしくなってきたのでハリさんに急かされながら下山開始。
・疲れてはいたが、下りは何とか普通に歩く事ができた。雲も晴れてきた。
・ちょうどお昼頃にムクティナートに到着。
・そこで観光に来ていた日本人に会う。日本語に飢えていたので、ついつい話かける。話ができて嬉しかった。
・ロッジで昼食。ホットシャワーと書いてあったのでシャワーを浴びようとしたら、ぬるい。これでは風邪をひきそう。頭と足だけ軽く洗って済ませる。その後、あまりにも眠くて2時間ほど昼寝。
・ムクティナートにはお寺があり、観光地となっている。ヒンドゥーの聖地らしくやたらインド人が多かった。
・停電。夕方に少しだけ電気が使えた。トロンパスの東と西では電力事情が全然違うみたい。
【13日目(4/7)】ムクティナート〜ジョムソン〜マルファ
・ジョムソン当たりは日中は風が強くなるとの事で、少し早目に7:00に出発。
・30分ほどでジャルコットの村。山城みたい。
・対岸は荒涼とした風景。畑の緑が美しい。
・ジープ道を離れ、エリクバッティへ向かうショートカットルートへ。途中、かわいいカグベニの村を見下ろす事ができる。
・エリクバッティからは河原を歩く。車道も河原のようで、ひっきりなしに通る。川下側から強風が吹き荒れ、砂ほこりがすごい。風に向かって黙々と歩く。
・ジョムソンの町で昼食。偶然、ピサンのロッジで一緒だったオーストラリア人と再会。明日の朝、飛行機でポカラまで飛ぶとのこと。
・ジョムソンのATMでお金をキャッシングする予定だったけれど、よく考えてみると停電だったらATMは使えない。最初の1軒目は稼働していず、ようやく2軒目でキャッシングすることができた。悪いレートで両替せずに済んだ。
・荒涼とした河原をマルファまで歩く。1時間ちょいでマルファに到着。
・村付近は緑がきれい。やっぱり緑を見ると落ち着く。
・マルファの村を散策。最初ハリさんとゴンパまで行って、その後は一人で散歩。
・メインロードは両側に白塗りの壁の建物が立ち並び、路面は石畳が敷きならべていてとてもきれい。
・路地に入ってみたけど迷路みたいで面白かった。
・やがて雨が降り出す。最初小雨だったけれど、だんだん強くなっていく。
・ここでもシャワーは温水が出ない。今日はだいぶ埃っぽかったため、シャワーを浴びたかったけれど断念。
【14日目(4/8)】マルファ〜ガーサ
・夕方になると雨が降りそうなので、6時半出発と今日も早目。
・まだ早いおかげでジープ道路でも車もほとんど通らず、快適。
・新緑がきれいな村々を巡るのが楽しい。ダウラギリの山も迫力がある。
・アンナプルナ気肇汽Ε好▲鵐淵廛襯覆盡えてくる。
・ちょうどガーサの宿に着いた時に雨が降り出す。小雨だったのがだんだん強くなる。朝6時半に出発したガイドの判断のおかげ。
【15日目(4/9】ガーサ〜タトパニ
・今日も早く、朝6時に出発。
・途中、対岸への道があるが、ガイドの勧めもあってそのままジープロードを進む。
・日射しも入ると、緑が美しい。沿道の村々や畑の光景を楽しむ。
・10:15と早目にタトパニに到着。庭がきれいなゲストハウスでのんびりするには快適。連泊するにはちょうどよい。
・まだ早いけれど昼食。モモにビール。こんな時間からビールを飲むのも快適。その後、近くの温泉へ。150Rs。混浴。水着は用意してないので、まだ使ってなかったパンツを着用して入浴。久しぶりに体全身、頭を洗う。
・温泉にはマッサージ屋もいる。1時間1500Rs。1400Rsしか持ち歩いてなかったので、まけてもらう。
・珍しく同宿者に日本人がいた。ちょっとした飲み会。遅くまで楽しむ。
【16日目(4/10)】タトパニ停滞
・ゆっくりと朝8時に起床。コーヒーを飲みながらのんびりとし、温泉へ。またまたマッサージを受ける。昼からビールを飲んで昼寝。読書をしたりのんびりと過ごして晩飯。夜もまた、温泉。かなり贅沢な一日。
【17日目(4/11)】タトパニ〜ゴレパニ
・暑いくなるから涼しいうちに登ってしまおうと、ハリさん。まだ薄暗い5時に出発。
・しばらく登り、岡まで上がる。そこからは傾斜もゆるく、村々を眺めながらのんびり歩く。途中、ラリグラスの花もちらほら。
・最初、タトパニからゴレパニまでは2日かけた方がいいと言われていたけど、それほどでもなかった。
・昼前にはゴレパニに到着。だいぶ空気が霞んでいて山々の展望もいまいち。翌朝を期待。
【18日目(4/12)】ゴレパニ(プーンヒル往復)〜ヒレ〜ナヤプル〜ポカラ
・4時起床。まだ真っ暗な内からプーンヒルへ。
・1時間ほどでプーンヒルに到着。既に人がたくさん。茶屋もあり、温かいミルクティーを飲みながら明るくなるのを待つ。
・山々のシルエットはくっきり。徐々に明るくなっていく。日の出。一気に日が差し込んでくる。気持ちよい朝。
・ゴレパニに戻って下山開始。しばらくは緩やかな斜面を下りていく。
・バンタンティの村で休憩。おいしそうなフレッシュジュースを飲む。
・元々フレからジープで下ろうとハリさんと打ち合わせていたけれど、時間もまだたっぷりあることだし、ジープが高いようだったらそのまま歩いてナヤプルまで下りようとハリさんに相談。そしたらハリさんはすねてしまって、私がまだジュースを飲み終えてないのに出発してしまった。
・ウレリからは急な階段を下る。
・ヒレを過ぎるとジープ道路に出る。丁度登り客を乗せてきたジープが一台待っている。値段を聞くと2200Rs。頭の中の上限であった1500Rsで交渉したら、まけてもらえた。ジープで下る事にした。
・ジープは相変わらずの揺れ。
・ナヤプルでタクシーに乗り換え、ポカラへ(1500Rs)。
・ポカラの宿の前で、ハリさんがベシサハルへ帰るタクシー代(3000Rs)を渡して別れる。
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【コース】
・だいたいは歩きやすい道。
・ムクティナートからヒレまではさらに歩きやすい道。
・ティリチョレイクの往復では崩落個所があって、何箇所か怖い所もあった。
・全体的に地図や標識を見ていれば迷いやすい個所はない。ただ、トロンパスは霧が出ると迷いやすいみたいで時々遭難もあるそうなので、注意が必要。
・ティリチョレイクの往復では崩落個所があって、何箇所か怖い所もあった。
【費用】
・ガイド兼ポーター(英語)は1,700Rs/日×18日=36,000Rs≒39,000円。他にチップを払う。
・その他トレッキング中費用で約60,000円。日平均3400円/日程度。
(ビール飲んだりマッサージしてもらったり、それなりに贅沢しています)
・トレッキング前後も含めた旅行費用として、航空券(羽田〜カトマンズ)約87,000円 その他約60,000円で合計250,000円程度。
・※1Rs=1.07円で換算。
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