塔ノ岳（書策新道〜鉱山跡〜尊仏岩〜源次郎尾根 丹沢の歴史を巡る旅）

2017年04月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 8.0km
• 登り: 1,142m
• 下り: 1,131m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 2:03
• 合計: 7:33

7:46 天神尾根入口（旧書策新道入口）
8:23 8:33 水無川本谷
10:25 10:39 書策新道分岐
10:49 10:49 新大日
10:49 10:50 新大日茶屋
11:04 11:09 木ノ又小屋
11:09 11:09 木ノ又大日
11:29 11:34 塔ノ岳
11:34 12:45 尊仏山荘
13:15 13:32 塔ノ岳
13:43 13:43 金冷シ
13:47 13:47 花立
15:05 15:05 天神尾根入口（旧書策新道入口）
15:19 ゴール地点

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸沢駐車場
※駐車場までの道はかなり荒れ気味のダート道のため、車高の低い車は進入不可
※すれ違いができない道幅の所もあるので対向車注意
※男女別のトイレあり

コース状況／危険箇所等

・今回のルートはほぼ全行程バリエーションルートのため、安易に立ち入らないようご注意ください。（地図読み、ロープワークなどの知識がないと危険です）
・書策新道では、前半は比較的明瞭な踏み跡がありましたが、坑道跡以降では踏み跡を見失いルート探索しています。足場の悪い斜面でのトラバース、急登の後に旧登山道に復帰しています。
・源次郎尾根は比較的明瞭な踏み跡が続いてました。
・書策新道、源次郎尾根とも取付は難しいです。
・尊仏岩へは、足場の悪い急斜面を通過しています。

※コースタイムは、ポイントが重複して記録されていたため、写真のタイムスタンプを参考に一部手書き修正しています。

その他周辺情報

鶴巻温泉　弘法の里湯（1,000円/2時間）
※モンベルカード提示で200円割引あり（券を買う前に直接カウンターへ申し出てください）

写真

(t)さて、戸沢山荘の駐車場から本日のアドベンチャー・ツアーに出発です。左手の鉄橋へ。
それにしても、この駐車場までも結構ワイルドな道。
(u)初めてのバリルートにドキドキ！よろしくお願いしまーす♪
(tm)いつもは歩いて来てたので、ここまで車で来れると本当に楽ですね。

4/23 7:49

(t)直ぐに橋を渡って。綺麗な沢。
(u)水量も多く、迫力あります。
(tm)本谷沢と源次郎沢の出合い、大倉の吊り橋の下を流れる水無川の源流です。

4/23 7:53

(t)素直に踏み跡に従って進んで。
(u)まだまだ緑が気持ちいい普通の道です。
(tm)戸沢林道の終点になります。火の用心のチャッピー君のいる所が天神尾根と書策新道の分岐です。

(t)沢沿いに歩いて奥の堰堤の右の階段へ。映り込んでいるのはumico721さんの100均手袋。
(u)手袋は基本100均で調達。このゴム手もコスパ最高！
(tm)十分です。丹沢は鹿のフンだらけなので高い手袋だといざという時に迷いが生じます。

(t)で、川の如きビシャビシャの階段を登って。
(u)もはやこの階段も沢の一部です。

4/23 7:54

(t)沢沿いに行きたくなるところを尾根筋に上るように。
(u)そろそろ「こんなとこ登るの？」という所がちらほら。
(tm)初めて来た人はほぼここで迷います。

(t)その後は急だけど明瞭な道を進みます。Takeshimaruさんは、一日中ヘッドランプ装着のヘルメット姿でした。
(u)takeshimaruさんのバリ・スタイル、ワイルドです☆
(tm)恐縮です。

4/23 8:01

(t)九十九折だけど、恐ろしく急だ〜。早速もうヘロリ始め。
(u)早くも後悔と申し訳なさでいっぱい…もう必死。笑
(tm)前半の踏ん張りどころですね。

(t)だいぶ普通な道になって。umico721さんのザック重そう・・・。
(u)パッキングの下手さがわかるイビツなザックの中には…まだ内緒！
(tm)小屋泊並の大きさは裕にありました。

(t)橋の手すりはグ〜ラグラ　→使い物にならないので、橋の左側を歩きました。
(u)アスレチックのようで、アスレチックじゃなかった。笑
(tm)この橋も新道の遺跡として残せる様に渡らない方が良いかもしれません。

4/23 8:22

(t)名もなきちっちゃな滝。(知らないだけで本当はあるかも）
(u)この山のメジャールートではなかなか見ない光景。
(tm)確かに、表丹沢の登山道で滝が見れる所は記憶に無いです。

(t)この辺りは一般道並み。
(u)ここは安心して歩けました。

(t)こんな所も。ちょっと、アドベンチャー気分が高まります。
(u)ロープに振り回されるの図。笑
(tm)こんな鎖場はそうそうありませんからね。

(t)時にはちゃんとロープも張ってあったり。
(u)ロープを張替えにきた人みたい！笑
(tm)そうにしか見えません。

(t)大きな沢に到着。
(u)この細い橋、地味に怖かった〜！

(t)鉱山跡がどこだか分からないので、まずはここで探索開始です。
(u)すごく気持ちのいい空間！

4/23 8:27

(t)ん〜、どこにあるのかな〜
(u)ヘロヘロな私は荷物番中。
(tm)坑道は複数ある様なので沢周辺を片っ端から調査します。

4/23 8:27

(t)昔はちゃんとした道だったころの名残。ん〜、なんだか写真が芸術作品。
(u)味がある被写体のおかげで雰囲気は出たかも！
(tm)朽ち果てるまで数少ない登山者に道を指し示す姿が哀愁を感じます。

(t)地図見たりGPS見たり、作戦会議中。takeshimaruさんザックにはゴキ・ジェット装備。ヒル対策だそうで凄い効き目とのことです。
(u)クマにも効くか試してみてください！笑
(tm)万一効いたら大ヒットしますね。

4/23 8:31

(t)探索活動中。凄いぼかし感。
(u)悪の要塞に立ち向かうヒーローの如く。
(tm)ヘルメット跡の髪の跳ね返りが気になります。

(t)結局ここは違うだろうと諦め、右手の階段へ。
(u)ちょっとずつガスが出てきて、山頂が隠れ始めます。

4/23 8:48

(t)前の写真の左手にある目印のペットボトルだけど、全然違う雰囲気。
(u)きっとバリ効果ですね〜！笑
(tm)マイナールートのガイドブックがあったら表紙にしたい一枚です。

(t)次に可能性のあるところに向けて、せっせと登ります。
(u)見つかりますように…！

4/23 8:58

(t)出発地点の戸沢山荘が随分と下になりました。
(u)だいぶ登った気がするけど、実はまだ半分くらい！？

4/23 8:58

(t)上空は雲が広がったけど、下の方はずっと良く見えてました。
(u)これはこれで、いい雰囲気！そして暑くないのがいいです。
(tm)二時間前は快晴だったんですけどね。

4/23 9:09

(t)また沢があったので再度探索開始。変なところを登ったりしてみたけど苦労は報われず、ダメでした。
(u)おふたりの知力体力が頼もしい！

(t)またまた移動して、最後の可能性のある沢にやって来ました。
(u)今度こそ！でもこうして探して歩き回るのも楽しい♪
(tm)何気に見つけるよりこの徘徊を楽しんでいます。

4/23 9:22

(t)おっ、目印の細い滝発見！
(u)レコで見たことがあるような…これが白竜の滝？
(tm)想像していたよりも小さかったですね。

4/23 9:52

(t)石垣っぽいのもある！
(u)これもレコで見たような覚えが…確かに人の手で造られたもの

(t)すると、上に坑道跡らしき穴を発見！行ってみます。
(u)ついにたどり着くのか！？

(t)早速、お助け補助ロープを携えて、穴に向かって直登。
(u)足元はもろもろと崩れていきます…
(tm)こんなザレ場は大好物です。

4/23 9:30

(u)絶妙なコンビネーションのおふたり。山を知ってる安心感があります。
(tm)こんがらがったロープをぶん投げただけでしたが…。takatan_tさん、申し訳ない。

(t)おおっ、正にこれは坑道跡では？
(u)ついに発見！！
(tm)狭い。

4/23 9:30

(t)umico721さんも、ズリズリの斜面を補助ロープにつかまりながら上がって来ました。
(u)これ、すっごく助かりました〜♪ありがとうございました！
(ロープ)お役に立てて光栄です。

4/23 9:34

(t)坑道跡に入っていってみます。ワクワクです。
(u)takeshimaruさんが先頭を行きます。クマが出てきても勝てる気がします。笑
(tm)子供の頃、洞窟探検で無数の便所コオロギが天井に張り付いていて撤退した事を思い出しました。

(t)最初はかなり狭くて、大変。
(u)先はどうなっているのか。少々カビ臭く、濡れている場所も。
(tm)とりあえず くまモンも便所コオロギもいない様です。

4/23 9:35

(t)正に探検隊！
(u)テレビ番組作れそうですね〜！（古い！？）
(tm)反逆のテーマが頭の中で巡ります。

(t)でも、中は凄ーい立派！
(u)立って歩ける高さです。すごーい！
(tm)ガスの臭いや落盤の痕跡も無いので進んでみます。

(t)ズンズン入って。でも、結構あっさり行き止まりに。
(u)男性陣はザレザレの横穴を這いつくばって登っていき、砂利とともに滑り降りてきました。
(tm)途中、斜め上に掘られた穴も曲がって直ぐに切羽してました。

(t)出てきました！楽しかった~！
(u)かなりの満足感！楽しかった〜！！
(tm)坑道の長さから試堀して出なかった所でしょうか。

(t)勇者の帰還。
(u)頼もしいリーダーのサポート、助かりました！
(tm)恐縮です。

4/23 9:57

(t)さあ、次の目標に向けて、書策小屋跡のある表尾根へ。
(u)これで終わりではないのです。ワクワク♪

4/23 10:10

(t)途中にあった、大きな岩の穴みたいな所には、写真では分かりにくいですが、ヒカリゴケっぽいものがありました。
(u)明るくて光っているか確証はないのですが、ヒカリゴケっぽさがありました。ただ、調べてもそういう情報はないから違うのかな。
(tm)確認しにナイトハイクで来るにはリスクが高いです。

4/23 10:18

(t)踏み跡の途中にあった、何かの名残の人工物。この後、道が崩れたのか踏み跡が不明で、旧登山道を探しながら登攀。
(u)ロマンを感じます。
(tm)兵達が夢のあと…。と、言った感じでしょうか。

(t)旧登山道に復帰して、表尾根へ。でもこれがなかなか着かない。
(u)道はどんどん狭くなるし、トゲトゲが痛いし、キツかった〜！笑
(tm)ひどい仕打ちでしたね。

4/23 10:31

(t)とうせんぼロープを越えて。
(u)現実世界への境界線。タイムスリップは一旦休止。

(t)やっと着いた表尾根の書策小屋跡はガスガス。
(u)ガスガスだけどなぜかすごい安心感！
(tm)表尾根の勝率悪いな〜。

(t)書策小屋跡から新大日は直ぐ。
(u)木段のありがたみを感じます。

(t)木ノ又小屋にやっと着いて、疲れて呆けます。
(u)自ら懇願した休憩タイム。足パンパンです…笑

(t)カメラを向ければ元気一杯。
(u)テンションだけは高いです♪
(tm)ロープをちゃんと巻いてないから縛られている様ですね。

4/23 11:08

(u)強そうなポーズのおふたり！
(tm)恐縮です。
(t)腕組んだだけです。

(t)本日はただの通過点の塔ノ岳山頂に到着。
(u)いつもはここが目的地だけど、今日は違う。大人の階段登ってます。笑

(t)寒いしお腹空いたし、取り敢えずお昼に小屋へ。
(u)お腹空いたー！のど乾いたー！
(tm)寒い、寒い。

(t)ぬわ〜んと、umico721さんの重たいザックの中からは(ノンアル)ビールが3本も登場！重いわけだ。
(u)冷え冷えのビール（ノンアルだけど）が飲みたくて、ちゃんと冷やしてきましたよ〜！
(tm)ビール苦手なので軽量化に協力出来なくてすみません。

4/23 11:49

(t)超インチキお手軽豚汁。
(u)takatanシェフの山メシ。美味しゅうございました！ごちそうさまでした！
(tm)具沢山でスタミナ付きます。ご馳走様でした。

(t)華やかな塔ノ岳山頂に似つかわしくないワイルド感。
(u)すれ違った少年が怪訝そうにロープを見つめていました。笑
(tm)いつもは人が居ない所しか行かないモノで。

(t)お次のミッション、尊仏岩探しに。
(u)ワクワクする！

(t)出だしは、歩きやすい笹原を下って。
(u)ここがすごーくいい雰囲気なんです。

4/23 12:49

(t)目印の岩、ないかな〜、とウ〜ロウ〜ロ。
(u)先は切れ落ちた場所があるため、要注意。

4/23 12:55

(t)GPS見たりしながら、ウロウロしたら尖った大岩発見！
(u)レコで見た岩だ！
(tm)通称、岩塔ですね。

(t)取り敢えずそちらに向ってみます。
(u)バランス悪っ。

(t)大岩からまた探索して、ついに尊仏岩らしきものもが見えました！かなり急で足場が悪いけど行ってみます！
(u)足元が崩れ落ちる場所があるので、慎重に。

(t)やりました〜、尊仏岩発見！
(u)2つ目のミッションクリア！

4/23 12:59

(t)念願の尊仏岩さん。
(u)会いたかったです。いつも見守ってくれてありがとうございます。
(tm)自然と手を合わせてしまいましたね。

4/23 12:59

(u)「尊仏」の文字が確認できます。関東大震災からずっとここにいたんですね。。。
(tm)山頂の喧騒を離れ、静寂な尾根の先にひっそりとその身を置かれておりました。
(t)ホント、対比が不思議な感じがします。

(t)尊仏岩さんと3ショット。いや、6ショットかな。
(u)貴重な機会をありがとうございました！
(tm)尊仏様のお導きでしょう。

4/23 13:01

(u)2人の猛者も、尊仏さまと。
(tm)すみません、調子に乗りました。

(t)激坂を戻って。お助けロープの先端に注目！
(u)マンガで見たようなアイテムが。でも、こういう工夫って、おもしろい！
(tm)奥の手です。

4/23 13:21

(t)登ってきた斜面。
(u)ステキな場所でした☆
(tm)神聖な空気が漂い、少しだけ良い人になれた気分です。

(t)塔ノ岳山頂に戻って。
(u)いないと分かっていてもどうしてもここに寄ってしまう。

4/23 13:38

(t)山頂標識は人が一杯なので、一応こちらで証拠写真。
(u)今日は大好きな山の違う顔をいっぱい見てます。
(tm)山荘前で写真を撮ってるからアリバイは成立してますよ。

(t)源次郎尾根を目指すべく、まずは花立山荘へ向けて。
(u)いつもの道なのに、気分が違う。

(t)花立山荘手前から、変な所へ侵入。
(u)本日最後の冒険のはじまり〜。
(tm)どんな難しいルートなのか楽しみです。

4/23 13:59

(t)一般道並に明瞭な踏み跡。結構歩きやすいです。
(u)大倉尾根より歩きやすいかも。
(tm)おまけに弁当ひろげたパーティーも居ましたね。

(t)こんなに視界も開けたり。想定以上に良い道です。
(u)突然開けてビックリ！なんという景色！
(tm)詳細地図にも載ってないのに普通に良い尾根道です。

4/23 14:03

(t)お花も。
(u)馬酔木があちこちで咲き始めています。

(t)表尾根が全部見渡せます。この道、すごく気に入ってしまいました。
(u)この迫力ある景色、なかなか見れません。
(tm)ここにきてガスが晴れたのも尊仏様のお陰かも。

4/23 14:08

(t)下もよく見渡せます。
(u)3人とも感動でしばらくここから動けませんでした。
(tm)改めて表尾根の景色に魅了されました。

4/23 14:09

(t)さすが一眼レフ！
(u)書策小屋跡かな？300mmレンズを望遠鏡代わりに。
(tm)やっぱカメラは良いモノ買っとくべきかな。

(t)要所要所にはピンクリボンも一杯。
(u)いつハードモードに突入するか、戦々恐々…笑

(t)またまた視界が開けて、素晴らしい！
(u)ここもすごかった！ここで1日昼寝したーい♪（鹿のフンだらけだけど）
(tm) そのまま下りるのも勿体ないので休憩しちゃいましたね。

4/23 14:35

(t)眺めを堪能しながら下ります。
(u)門のような木の間を通り、樹林帯へと入ります。
(tm)草原帯の尾根は広く何もなければ迷ってしまうかもしれませんが、マーキングが沢山あり迷いようがありません。

4/23 14:40

(t)下って来た激坂。
(u)九十九折にはなっているけど、かなりの激下りでした。最短ルートなだけある。

(t)無事下山終了〜。
(u)楽しくて、下山するのが少しさみしい。。。

4/23 15:13

(t)最期はお花に癒されながら、
(u)桜やツツジも楽しめました。

4/23 15:12

(t)余韻に浸って。
(u)戸沢は苔むして八ヶ岳にいるみたい。ステキな場所でした。

4/23 15:20

(t)満足感一杯。
(u)1日ありがとうございました！
(tm)お疲れ様でした。

感想

takatan_t

takeshimaruさんツアーガイドの丹沢史跡巡り観光ツアーに行ってきました。

本日のメニューは、尊仏岩と坑道跡探索です。存在は知っていてもなかなか行けないところなので、丹沢の変な所を一杯歩いているtakeshimaruさんにガイドをお願いし、先週檜洞丸から塔ノ岳まで歩いたumico721さんんも興味あるということで、3人体制の探検隊を結成して行ってきました。迷い迷いながらも全てのミッションをクリアできました。

なかなか手ごわい書策新道を登ってゆき、やっと坑道跡を見つけて中まで入れて、すごく面白かったです。迷いながらも書策新道を突破したり、源次郎尾根から眺めも大発見で、念願の尊仏岩も見れて、とても充実した楽しい一日になりました。

umi-co

今回、縁あって、書策新道、源次郎尾根のバリエーションルートを絡めた鉱山跡、尊仏岩探訪に同行させていただきました！
ひとりではまず行くことのできない、でも見てみたかった景色の数々に夢のような気分です。
いつもの山なのに、登る尾根が違うとこんなにも景色が違うなんて…

駐車場へ向かう道から、メジャーな丹沢の雰囲気ではなく、どこか山深い秘境に訪れたような錯覚。

今は廃道となった書策新道は、ところどころに登山道だった名残が朽ちかけて残っていたり、丹沢のもうひとつの魅力、沢の美しいこと！

今回のミッションのひとつ、鉱山跡も、当時手掘りで掘ったであろうトンネルが形を残していて、探検気分でワクワク。カビっぽいニオイですら今日の戦利品です。

賑やかないつもの塔ノ岳で昼食のあとは、2つめのミッション、尊仏岩。
これは思いの外すぐに見つかったものの、道なき道を行くアドベンチャー。
遠い昔、山頂で登山者を見守っていた尊仏さまは、今もここから見守ってくれていました。

帰りは地図にない道、源次郎尾根。
思ったより歩きやすく、また途中の草原から見た雄大な景色、表尾根の山々の連なりは圧巻！

今日見た景色ははるか昔に生きた人たちも見た景色。
ひとときのタイムスリップと、身体全体を使って目の前の道を乗り越える現実感。
山の楽しみ方は無限なんだと感じた1日でした！
takeshimaruさん、takatan_tさん、ありがとうございました！

takeshimaru

今回はtakatan_tさんからお誘いがあり丹沢の史跡探索にご同行させて戴きました。
丹沢の変な所(笑) に行きたい時はお声が掛かるので一緒に行動するのは去年の早戸大滝以来。

umico721さんとは初顔合わせです。
今回 マイナールートの山行は初めてとの事でしたが何気に一番楽しんでおられた様に思います(笑)

以前、書策新道を歩いた6月の中旬頃はもっと緑が生い茂っていました。
もし同じ状況だったら坑道を見つけるのは困難でしたでしょう。

尊仏岩の探索は意外にもあっさり見つかりました。
初回ではなかなか拝見する事がままならない尊仏様に辿り着けたのも、一重に塔ノ岳を愛し、塔ノ岳にあーいされたumico721さんの存在あってこそかも知れませんね。


最近の単独行は登山道を歩いていても適当な尾根から沢へ、沢から尾根へと山中を徘徊している事が多く、まともなレコも書けないのでしばらくヤマレコからも離れておりました。
探索という目的を持って行動し、発見した喜びを仲間と分かち合える山行って楽しいものですね。

また変な所(笑) に行かれる際のガイドのご用命を楽しみにお待ち申しております。

コメント

machagon

表丹沢の秘境☆
umico721さん、takatan_tさん、takeshimarusさん、こんばんは☽

丹沢表エリアといえども、すごいサバイバルなルートですね
坑道跡も気になりますし、奥深い…
ザイルも出てきて、なんだか読んでいるだけで、手に汗でワクワクです

書作新道、ネーミングだけは知っていたけれども、歩いてみたくなりました

takeshimaru

Re: 表丹沢の秘境☆
machagonさん、おはようございます。
コメントありがとうございましたm(__)m

書策新道を愛する先駆者様方のおかげでマーキングや補助ロープ等はありますが、崩落が進行しているのでルート選択をされる場合はくれぐれもお気をつけ下さい。

丹沢の歴史遺産を知って、より丹沢に愛着を持って戴けたらとても嬉しいです。

takatan_t

Re: 表丹沢の秘境☆
machagonさん、今日は、

そこまでサバイバルじゃないけどね〜。
サバイバル感を醸し出しているのは、なんといってもtakeshimaruさんのスタイル。

書策新道+源次郎尾根は、そこそこメジャーな周回ルートです。
ただ、特に書策新道は、ルートが一部流されていたり、単純に尾根上を辿るのではなく旧正規ルートを辿るのでやや分かりづらい感じがします。

umi-co

Re: 表丹沢の秘境☆
machagonさま

こんばんは！コメントありがとうございます😊

坑道跡、楽しかったですよ〜！！
身体ひとつ分の穴に這いつくばって入ると、中はしっかりとしたトンネル！
こんな場所がこの山に眠っていたとは、本当に奥深いです。

ザイルもつかみやすいようにコブまで作ってくださって…おかげさまで転ぶことなくクリアできました。
本当に楽しくて、machagonさんがバリルート大好きなのが、少しわかった気がします😊

backdrops

お疲れさまです
takaさん、umico721さん、takeshimaruさんおはようございます。

takaさん、今週も歩いておられたのですね〜。
出動多いですね！
豚汁、今度私も食べさせてくださいね！
(荷物は持ちませんけど)

umico721さん、いつもと同じ山でも、ルートを変えれば全く違うものに感じるとは同感です。
不思議ですよね(^^)

takeshimaruさん、めちゃくちゃワイルドですね(゜ロ゜;
洞窟探検がめちゃくちゃお似合いです(^^)
ケイビングも楽しそうですね〜。
私も少し興味有ります。
ロープは結び目作っておくと絡まりますよね・・・。
それもよくわかりますので、ご苦労が手に取るようにわかりました笑

takatan_t

Re: お疲れさまです
backdropsさん、今日は、

豚汁はインスタントに近いくらい超お手軽品です。
作る場合は、やはりビールとバーターかな。
でも、多分、ビール持つ方が重いです。

ロープはクライミングをするためじゃなくて、"お助け"の正に補助のためのものでした。
なので、わざわざ結び目を用意して来てくれたそうです。
で、ご指摘の通り、絡まってちょっと面倒な面がありました。

takeshimaru

Re: お疲れさまです
backdropsさん、こんにちは。
コメントありがとうございますm(__)m

ウェアは全てワークマンで調達しております(笑)
荒れたルートでも躊躇なく行ける価格帯が魅力です。

穴ぐら探検は男のロマンですよね( ￣▽￣)
ご一緒出来る機会がありましたらよろしくお願い致しますm(__)m

umi-co

Re: お疲れさまです
backdropsさま

こんばんは！コメントありがとうございます😊

この日は本当に貴重な経験をさせていただきました。
丹沢にこんな一面があるなんて。
登山口からもうまったくいつもと違う山でした。

ロープのコブ、登る際にはとても助かったのですが、取り回しは大変そうでした。
夜なべして作った（takeshimaruさん談）そうで、おかげで無事に下山できました。本当に感謝です♪

mumcharlie

魅力的
takatan_tさん、ご同行だった皆さんおはようございます。
いや〜息を飲んでこのレコを読みました。
ルートと言い目標(的)と言い非常に魅力的な要素満載の山行です、ご一緒したかったなぁ。
1枚目、umico721さんの巨大ザックにはノンアル3本も入っていたんですね〜
塔ノ岳山頂の」takeshimaruさん、勇猛果敢な空挺部隊員の恰好です
takatan_tさんの４駆力が発揮できた山行でしたね、お疲れ様でした

takatan_t

Re: 魅力的
mumcharlieさん、今日は、

umico721さんの巨大ザックはビールも入っているし色々準備万端でした。
（いざ雨が降った時もカメラを仕舞える様に大きめのザックにしているそうです。）

丹沢だけではないですが、丹沢には今回行った場所以外にも歴史的な物が幾つかあるようです。塔ノ岳−丹沢山−蛭ヶ岳の稜線も綺麗ですが、ハードルが高いながらも史跡巡り的な山歩きも楽しいです。

takeshimaru

Re: 魅力的
mumchalieさん、こんばんは。
コメントありがとうございましたm(__)m

本格的にバリルートを極めているmumchalieさんから見たらママゴトみたいな装備でお恥ずかしい限りです(^_^;)
未熟者の私には踏み入れられない所もいっぱいありますのでご教授戴けたら幸いでございます。

umi-co

Re: 魅力的
mumcharlieさま

こんばんは！コメントありがとうございます😊

巨大ザックは大は小を兼ねるのもあるのですが、写真で見るとあらためてひどいパッキングですね。笑
豚汁に合うもの…と考えて、凍らせたミネラルウォーター２本とノンアルビール3本。
いいトレーニングになりました〜！？
でも山頂での冷えたノンアルビールはクセになりそうです♪
takeshimaruさんのワイルドスタイルとtakatan_tさんの４駆力のおかげでミッションコンプリート☆
いい１日になりました！

Takeshi1108

このルート、自分も歩きたい！
takatan_tさん、umico721さん、takeshimaruさん、こんにちは。
こんなルート取りがあるんですね。
これなら人気の塔ノ岳でもポツリ感を味わえそうです。
ルートも中々ワイルドで歩き甲斐がありそうですね！
転勤間際でもう時間切れなので、3〜4年後のお楽しみにとっておきます。
とても興味深くレコを読ませて戴きました。
お疲れさまでした！

takeshimaru

Re: このルート、自分も歩きたい！
takeshi1108さん、こんばんは。
コメントありがとうございますm(__)m

転勤で丹沢には来れなくなってしまうのですか？
とても残念ですが、3〜4年後にtakeshi1108さんが訪れた際、もっとワイルドなルートになっていないよう心がけて歩いていきたいと思います。

umi-co

Re: このルート、自分も歩きたい！
Takeshi1108さま

こんばんは！コメントありがとうございます😊

この歴史遺産を辿るルート、歩きごたえも見応えもあり、熟練の方には最高なコースかと思います✨
人の気配もないのでポツリ感は間違いありません💡
そしてこんな形で人がいた痕跡が残っていることに驚きでした。
その一部を自分の目で見ることができて感激とともにこのめぐり合わせに感謝です。

ぜひぜひ帰国の際にはこちらのルートを歩いてくださいね！
転勤間際とのこと、どうかお気をつけていってらっしゃいませ😊

takatan_t

Re: このルート、自分も歩きたい！
Takeshi1108さん、今晩は、

丹沢は開発が進んでいるので色んなルートがあります。
今回のルートの登りと下りは赤実線ではないですが、そこそこ歩かれています。
特に登りの書策新道は、元は正規ルートですからね。でも、崩れたりしてだいぶ歩きにくくなってます。
Takeshi1108さんが普段行かれているような本格的なバリとは違いますが、断然人の数は減りますし、見所が多いので楽しいルートです。

今夏のルート以外にも丹沢にも色々なルートがあるので、日本に戻られた時には是非とも！