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Yamareco

記録ID: 1113288
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山滑走
甲信越

尺ナンゾ谷〜御嶽・継母岳(北西尾根2770mまで)

2017年04月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:21
距離
14.7km
登り
1,293m
下り
1,296m

コースタイム

日帰り
山行
8:43
休憩
0:37
合計
9:20
7:10
109
スタート地点
8:59
9:00
15
9:15
0:00
20
尺ナンゾ谷下降地点
9:35
0:00
115
滝の高巻き
11:30
0:00
68
スキーデポ地点
12:38
0:00
30
継母岳北西2770mコル
13:08
13:44
36
スキーデポ地点
14:20
130
登り返し地点
16:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
椹谷林道:一部雪なし
樹林帯:雪面硬く凸凹激しい。なんとか滑ることができるといったところ。
尺ナンゾ谷:上俵山先の最低鞍部付近から急斜面を下降。谷中は快適。2040m二俣は左滝を左から巻く。全層雪崩の崩落あり。
継母岳稜線へ:入山規制区域に立ち入ることにないように2540mから北西尾根2770mコルを目指す。かなり急斜面ですが、ここしか尾根に取り付けるところがなさそう。コル到着後は岩稜歩きになりそうで引き返しました。

登山届:提出が義務付けられています。下呂市ホームページからメールで提出。

最新の火山情報を確認して出かけました。
噴火警戒レベル2.火口1km以内の登山規制があります。
山と高原の地図の登山規制区域と下呂市の規制区域がずれてますが下呂市のものが正しいようです(噴火口をどこに設定するかで規制区域が違ってきます、日記参照)。
椹谷林道入口に駐車
2017年04月23日 07:12撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 7:12
椹谷林道入口に駐車
上俵山の登り
2017年04月23日 07:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 7:56
上俵山の登り
尺ナンゾ谷下降地点
2017年04月23日 09:15撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:15
尺ナンゾ谷下降地点
尺ナンゾ谷に降り立つ
2017年04月23日 09:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:22
尺ナンゾ谷に降り立つ
下降地点を振り返る
2017年04月23日 09:23撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:23
下降地点を振り返る
2017年04月23日 09:23撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:23
突然、泥流跡があらわれびっくり
2017年04月23日 09:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 9:28
突然、泥流跡があらわれびっくり
2040m滝、高巻き中
2017年04月23日 09:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:35
2040m滝、高巻き中
2017年04月23日 09:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:44
2017年04月23日 10:13撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:13
デブリ
2017年04月23日 10:34撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 10:34
デブリ
デブリが続く、GPSで確認すると約400m。
2017年04月23日 10:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 10:35
デブリが続く、GPSで確認すると約400m。
尺ナンゾ谷に突然あらわれた破断面。デブリの原因はこれか、全層雪崩だったよう。地形図で等高線が密な2450m付近だとおもわれる。行きは左、帰りは右側を巻いて通過。
2017年04月23日 10:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/23 10:54
尺ナンゾ谷に突然あらわれた破断面。デブリの原因はこれか、全層雪崩だったよう。地形図で等高線が密な2450m付近だとおもわれる。行きは左、帰りは右側を巻いて通過。
開けてきた
2017年04月23日 11:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 11:06
開けてきた
2540m地点二俣。ここから谷を離れ南に進路変更。
2017年04月23日 11:16撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 11:16
2540m地点二俣。ここから谷を離れ南に進路変更。
噴煙が見える
2017年04月23日 11:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 11:21
噴煙が見える
2600m付近で、スキーをデポして継母岳北西尾根北面のルンゼを目指す。硬い雪面で途中からウィペットとピッケルのピックを刺して登る。
2017年04月23日 11:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 11:38
2600m付近で、スキーをデポして継母岳北西尾根北面のルンゼを目指す。硬い雪面で途中からウィペットとピッケルのピックを刺して登る。
継母岳稜線のコルに到着。滑落しないように慎重に登っていたら時間がかかってしまった。急斜面で疲れたので、今日はここまで。
2017年04月23日 12:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 12:38
継母岳稜線のコルに到着。滑落しないように慎重に登っていたら時間がかかってしまった。急斜面で疲れたので、今日はここまで。
2017年04月23日 12:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 12:38
2017年04月23日 12:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 12:38
遠くに白山
2017年04月23日 12:39撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 12:39
遠くに白山
スキーデポ地点まで下る。この斜度ならスキー滑降可能だった。
2017年04月23日 12:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 12:54
スキーデポ地点まで下る。この斜度ならスキー滑降可能だった。
デポ地点到着、休憩。
2017年04月23日 13:07撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 13:07
デポ地点到着、休憩。
2017年04月23日 13:08撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 13:08
さあ出発。
2017年04月23日 13:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 13:43
さあ出発。
継母岳を振り返る
2017年04月23日 13:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 13:43
継母岳を振り返る
2017年04月23日 13:52撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 13:52
滝の高巻きで、ちょっと大回りしたが、尾根への登り返し地点到着。シートラで登ります。
2017年04月23日 14:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 14:20
滝の高巻きで、ちょっと大回りしたが、尾根への登り返し地点到着。シートラで登ります。
この後、上俵山からの下り、藪を避けていたらちょっとルートを間違えまたまた遠回りに。樹林帯は賞味期限切れ。
2017年04月23日 14:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 14:20
この後、上俵山からの下り、藪を避けていたらちょっとルートを間違えまたまた遠回りに。樹林帯は賞味期限切れ。
撮影機器:

感想

わざわざ遠くから出かけるほどのことはないという記録もありますが、以前から行ってみたかった尺ナンゾ谷。橋ができてアプローチはずいぶん楽になっているらしい。直前のmacoさんの記録でも触れていますが書類送検された方もいるようなので、入山規制区域には立ち入らないように注意しました。
御嶽西面ははじめてで、カーナビの変な案内で40劼曚浜省に車を走らされる。仮眠して道の駅で気が付いたら5時であわてて登山口に移動。林道入り口を見過ごし迷ってしまう。スポレクセンター入り口がちょうど椹谷林道入り口でした。
林道はさっそく雪切れあり。しかも週の前半から5度ほど気温が下がり、樹林帯の雪面はカチンコチンで上俵山とりつき急斜面で苦労します。ここは雪付きが悪く、次雨が降ったら雪が切れてしまうでしょう。その場合北西に遠回りすれば雪がつながっているかもしれません。雪面凸凹で樹林帯のすべりは修行系です。尺ナンゾ谷への下降点はトレースがあったもののかなりの急斜面で、ウィペットのピックを刺して慎重に下りました。帰りは下降地点より少し東南寄りの地点に登り返しましたが、こちらのほうが傾斜が緩そうでした。二俣は凍った滝を左から巻きました。その後、何度か結構大きな段差が出てきて雪面が硬く苦労しました。
標高2330m〜2450m、水平距離で380mほどの区間はデブリに覆われていましたが両脇を通過可能です。最後数mの巨大な破断面が谷の行く手に現れデブリは終了、この辺りは等高線が密になっていて、全層雪崩がおきたようでした。登りは左を通過、下りではちょっと怖いですが反対側を通過しました。標高2540mで谷を離れ2770mのコルを目指します。傾斜が急なうえ硬い雪面で、アイゼン、ピッケルに切り替えスキーはデポ。四つん這いになりピッケルとウィペットのピックを刺して登る場面もでてきますがコル直下にある吹き溜まり斜面の方が危険な印象です。コルに到着しましたが、ちょっと岩稜も出てくるため山頂はあきらめ、下山としました。
担ぎ上げるのがしんどいですがコルからの下りはアイスバーンでなければ十分滑降可能です。くだりは樹林帯でルートミス、ずいぶん余分に歩くことになりました。

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