日向倉山〜未丈ヶ岳


- GPS
- 09:08
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,591m
- 下り
- 1,584m
コースタイム
天候 | ガス→晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※奥只見シルバーライン18〜6時までの通行止めは解除されていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 ・積雪期限定です。 ・日向倉山〜未丈ヶ岳はクラックが激しく藪漕ぎあり。賞味期限ギリギリでした。 ・ルートは、ほぼ全て雪で繋がっています。 ・アイゼン・ピッケルは使用しませんでした。 ●銀山平〜赤崩山 駐車スペース前の除雪された雪壁をよじ登るところからスタート。 道雪山方面に200mほど進んだ尾根から取り付き、 高低差380mほど登って赤崩山から延びる稜線に乗ります。 帰りは駐車スペースにダイレクトに下りられる尾根から下ろうとしましたが、 上からだと崩落が進んでいるように見えたため大人しく登りに使った尾根から下りました。 ●赤崩山〜日向倉山 アップダウンを繰り返しながら日向倉山まで高低差300mほど登ります。 広い稜線が続き、この日はガスっていたため少しわかりにくかったです。 また終始南側に張り出した雪庇を意識しながら進みました。 ●日向倉山〜未丈ヶ岳 日向倉山から1272ピークとの鞍部まで高低差200mほど下ります。 クラックが激しく通過できるルートの見極めが必要でした。 1272と1376の鞍部は軽い藪漕ぎ、1376からの下りは激藪漕ぎでした。 特に1376からの下りと帰りの登りは通過するのに時間がかかりました。 未丈ヶ岳との鞍部から高低差260mほどを緩やかに登ると山頂に到着です。 この区間は雪が柔らかくなっていて足首〜膝下くらいまで沈みました。 山頂直下も藪漕ぎでした。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 銀山平温泉 白銀の湯(650円) |
写真
感想
翼を広げたように均整のとれたフォルムが印象的な未丈ヶ岳に行ってきました。
以前から気になっていて登りたかった山です。
ホントはシルバーラインが開通したらすぐにいきたかったのですが、
仕事が忙しくて山に行けない日々が続きました。
気づくと1ヶ月ぶりの登山。
晴れる気満々でクルマを走らせますが、関越トンネルを出ると土砂降り。
銀山平に到着するとなんとこんな時期に雪&みぞれ。
これじゃあ出発する気になれず…、
天気は回復傾向にあることを信じて30分ほど仮眠すると
雨みぞれは無事に止み、出発することができました。
全体的に予報よりも回復が遅れて、雲が取れそうで取れない時間が続きましたが、
下山時には晴れてくれてよかったです。
クラックの綱渡りと藪も出始めていて賞味期限はギリギリ。
でも久しぶりの山は気持ちよかった。
山欠通り越して、
山行くのめんどくさー、
歩ける体力なさそうだしー、
日焼けするのも勘弁だしー、
ヨガして心身整えとけばいいやー、
と、思ってましたが。
なんかどこかで物足りない日々。
体調もちょー快適とまでいかない。
やっぱり山は私に必要なものだと
いま感想書きながら思ってます。
山から帰ってきてから今週はすこぶる元気で、
脳みそもぜんぶ入れ替わったみたい。
つくづく山の効能を実感しますなぁ。
登りはじめるまでは、天気もイマイチだったから、
ほんとヤでヤでこのまま帰りたいなぁ、
…なんて。
けど歩いちゃえば、久しぶりに自分の重力や
からだの皮膚ぜんぶに感じる空気が、
あーこれだこれだ、と、よみがえり、
すっかりいつものモードに戻れました。
未丈が岳は残雪期限定ということでしたが、
この日はほんとうにギリギリでした。
一部雪が崩れそうなところ、私の背丈よりもずっと高い藪で、
冷や汗、ひと汗かきました。
そして途中藪の木の枝が目尻を突き、ちょっと擦り剥けました。
サングラスしとけば防げたかもだけど、
でも目の玉じゃなくってよかった〜。
サングラスは日よけだけじゃなくて、目を異物から守る役目もあるのだな。
途中からは天気も絶好調になって、
目の前に人がる絶景に心から嬉しくなりました。
ゴールデンウィークをまえに、
モードを戻せてよい山行でした。
おしまい。
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