快晴の唐松岳 ★モルゲンロートを見るためには・・・

2017年04月22日(土) ~ 2017年04月23日(日)

• GPS: 06:53
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,104m
• 下り: 1,092m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:24
• 休憩: 0:22
• 合計: 6:46

距離 12.6km 登り 1,104m 下り 1,107m

4:11 八方池山荘
4:34 4:35 石神井ケルン
4:43 第2ケルン
5:21 5:24 八方池
6:34 丸山
7:22 7:24 唐松岳頂上山荘
7:47 7:58 唐松岳
8:14 8:16 唐松岳頂上山荘
8:52 8:53 丸山
10:19 10:20 八方池
10:34 10:35 第2ケルン
10:44 石神井ケルン
10:57 八方池山荘
10:55 ゴール地点

山友が取った山と高原地図ログ参照

天候

ほぼ快晴（行動時間内）丸山ケルンより雪氷粉を叩き付ける強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・22日（土）時点で第3無料駐車場に多少の空きあり。
　　　　　　　　http://www.happo-one.jp/access/parking
・八方アルペンライン（八方池山の荘終点まで往復￥2900
　　　　　　　　http://www.nsd-hakuba.jp/green/happo/alpenline.html

コース状況／危険箇所等

＜八方池山荘〜八方ケルン＞
気温の上がる日中に雪がシャーベット状+踏み抜き多く、かなりの凸凹状態で
歩きにくい。（下方ほどすごい）　木道露出箇所あり。
早朝は凸凹ながらも固まり歩きにくさも軽減。

＜丸山ケルン以降＞
強風箇所が出てくる。（前方より雪煙が見える）氷の粒が顏を直撃。
両サイドが切れ落ちている箇所での強風もあり歩行注意。
頂上山荘辺りが一番の強風。

＊八方池山荘情報＊http://hakubakousha.com/index.php/rates
・電話にて要予約　0261-72-2855
・水栓トイレ　・男女別風呂あり　・蛇口の水は飲料可能
・お湯は早朝にポットにあり（水筒に入れられる）　
・廊下は夜でも電気がついている様子。
・2食付き￥9800　素泊まり￥6400

その他周辺情報

温泉多数
モンベル会員証で八方池山荘（2食付き￥500引き）・温泉割引適用される所もあり

写真

4/22 13:30

22日（土）
1本目のリフトを降りると・・・
次の乗り場が見えない。

4/22 13:37

もうすぐ雲を突き抜ける

4/22 14:03

八方池山荘　今日は満室。
畳の部屋。　布団が綺麗。

4/22 14:03

202号室　の2階です。
5人定員でも一人分は空けて4人にしてくれています。
広々快適。電気も左右に設置。夜も暖か。

4/22 15:03

八方池まで散歩
木道が見えている

4/22 15:19

雪がぐしゃぐしゃでほんとに歩きにくい。
何度となく踏み抜く

4/22 15:32

白馬三山の上に重たく覆いかぶさる雲は動かない

4/22 15:48

八方ケルン

4/22 16:03

この先八方池まで行き引き返す。

4/22 16:17

こんなのばかりでテンションが落ちる

4/22 16:38

下方の雲に虹が見えました。

4/22 17:36

17時
お風呂は今が入り時。　ボディソープあり。
シャワー3カ所　水量豊富。　ドライヤー無し。

4/22 18:16

薄らとアーベントロート。妙高山

4/22 18:28

夕飯は2回入れ替え制の2回目　18：15より。　バイキングでした。
とても美味しかった。

4/22 18:28

料理は随時補充されます。

4/23 4:12

＜2日目＞
4：10　出発
前方に先発の方のライト

4/23 4:14

雪は固まり　凸凹でも歩きやすい。

4/23 4:16

4/23 4:19

4：19　後方は白けてきた。（実際はもっと暗い）

4/23 4:36

4/23 4:50

八方ケルン

4/23 4:56

4：56　ここで日の出を見よう

4/23 5:07

5：07　赤く染まり出す。
白馬三山（白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳）

4/23 5:07

左奥から
唐松岳・不帰�景�・不帰�曲�

4/23 5:08

5：08　奥に五竜岳・鹿島槍ヶ岳

4/23 5:11

5：11

4/23 5:11

5：11

4/23 5:13

5：13

4/23 5:13

5：13
ここまでしか染まらなかったけど
この場所を独占状態で満足。

4/23 5:27

気温　-4℃
無風で寒さは感じない。

4/23 5:41

テント　確か4張りありました。

4/23 5:42

4/23 6:07

重装備のチームも何チームか

4/23 6:13

山友は高山の登りが苦手。
リュックの重さのせいではなかったことバレちゃうね。

4/23 6:29

4/23 6:33

雲海に浮かぶ丸山ケルン

4/23 6:33

丸山ケルンの南側にテント2張り。
風がある。

4/23 6:35

丸山ケルンを超えた辺りから風が強くなる。
前方の稜線は雪煙が舞っている。

4/23 6:35

後方。　幻想的な丸山ケルン　

4/23 6:38

強風の中に突入

4/23 6:38

山友も強風地帯に突入。
雪煙で画面が白っぽくなる

4/23 6:40

4/23 6:45

ずっと強風地帯が続く。
顏が痛い。

4/23 6:53

前方　雪煙の帯が天空に伸びているところ2か所あり。

4/23 6:54

サラサラの雪質でトレースもすぐに消える

4/23 7:00

カッコイイ五竜

4/23 6:58

後方　強風の中の山友

4/23 7:00

アップ　

4/23 7:04

4/23 7:05

右に山頂

4/23 7:06

4/23 7:09

2か所並んだ天空への帯。近づいてきた。

4/23 7:10

雲海が上昇してきてるみたい。

4/23 7:15

この稜線は風に足を取られると下まで滑り落ちる。

4/23 7:22

頂上山荘手前の広場
中央に劔岳

4/23 7:27

ここから山頂に取り付くまでが一番の強風

4/23 7:27

振り返って

4/23 7:27

前方

4/23 7:34

後方。ここまで来ると風が弱まる

4/23 7:58

7：45　山頂　剱岳をバックに。
360度の展望　弱風

4/23 7:45

五竜岳・鹿島槍ヶ岳
その奥に小さく奥穂・槍・野口五郎・水晶

4/23 7:46

4/23 7:48

4/23 7:53

白馬岳

4/23 7:58

剱岳のアップ

4/23 7:58

毛勝三山(猫又山・釜谷山・毛勝山）

4/23 8:07

8：07
下山。さっきより風が強くなっている

4/23 8:16

なぜかヘリコプターが頭上でずっとボバリング。
強風に加えヘリが巻き上げる雪煙でピントが合わない。
顏も痛い。

4/23 8:18

真っ白いヘリは初めて見た。長野県警察航空隊でもないし。（唐松の事故は調べても出て来なかった）
この後も2回に分け山頂を旋回していた。

4/23 8:22

雲海はますます高度を上げている。

4/23 8:27

8：27　山頂を目指してくる人達が増えてきた。

4/23 8:35

-1℃

4/23 8:39

軽いナイフエッジ。もったいないけどこの上を歩く。

4/23 8:50

丸山ケルン。ようやく風も収まってくる

4/23 8:50

先程から絵になるお二人をズーム

4/23 8:53

丸山ケルンは雰囲気がいい。
奥には妙高山と高妻山。

4/23 9:54

既にテント撤収済み。
雪は緩みシャーベット状態になってきている。

4/23 10:01

10：01
ここからはアルペンラインで日帰りの方々が続々と登ってくる

4/23 10:46

山荘・リフトはもうすぐ。
10：55　無事下山。　
ガーミンのログを止めようとしたら電池切れでもなく電源が途中で切れていた。(?_?)　残念(+o+)

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

DSC-RX100 SONY

装備

備考

殆どの方がピッケルでしたが、ストックの方がよさそうだった。

感想

pi-ti

22日の土曜日出勤が前日に休めることとなり、今回の3連休週末を無駄にしたくないと　天気を考慮してあれこれ試案する。
仕事帰りでテン泊の準備も間に合わない・・・　無駄にしたくない　時間が無い。
そこで見つけたのが　onisanさんの八方尾根のレコ。
この時まで唐松は日帰りしか眼中になかった私　　
ちょっと高くつくけど　予報も☀だし　う〜ん　これもありかなと。　
山友に提案。　何よりゆっくりと支度ができました。

標高が高い分下の方は雲に覆われ一見天気最悪状態だけど　雲の上は快晴。
眼下に広がる雲海は別世界を感じさせてくれます。
山仲間が見たような　作り物のように真っ赤に燃えるモルゲンは見られなかったけど
私にとって　今シーズンの雪山おさめには　とっておきのモルゲンになりました。

八方池山荘は立地の良さもあってか　お風呂に夕食に　とにかく快適でした。
　
きっかけを頂いた onisanさん、　レコをありがとうございました。

コメント

ゲスト

唐松岳モルゲン素晴らしい
こんにちは
なるほど、前入りすればモルゲンバッチリですね。
私も唐松は日帰りしか頭になかったです。というか、私はエスカルプラザに前泊しました。
綺麗なモルゲン、実際みたことないんです。
なかなか天気があわなくてあきらめてしまいます。(寝てしまう)
Pi-tiさんが行かれた時も強風ですね。無風だと山頂は快適な日もあるのにね。
私が行った日も晴れだけど山頂強風で、私はグローブが万全でなく手が痛くてマジ泣きしました。山頂を転げるようにおりました。
よい雪山ラストになりよかったですね。
計画の良さ、流石です。
お疲れ様でした。

pi-ti

Re: 唐松岳モルゲン素晴らしい
アンさん
こんにちは(*'▽')　コメントをありがとうございました。
アンさんの唐松レコ、オーバーグローブ忘れの件「大変だったろうな」と
思っていました。
末端の寒さはしんどいですよね・・・
私は極寒地帯にはオーバーグローブにミトンのゴアで羽毛のグローブを愛用していますよ。
初めはミトンを舐めていましたが　その後、天国のグローブと呼んでいます。

日帰りでは得られないものが、山に泊まることにより得られる。
荷物の重さの代償は大きい。沢もいいけど縦走もいいですよね。
今年の夏は連休ごとに縦走を狙おうかと思っています。

モルゲンロード　見られるといいですネ。