倉岳山のバリルート尾根4本
- GPS
- 06:45
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,482m
- 下り
- 1,523m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
4本の尾根()免根<登り>、∨明照根<下り>、K明召遼免根<登り>、に姪貳根<下り>)はすべてバリルート。危険個所はなし。道迷いの心配は少ないが、下りでは尾根分岐で間違えないように注意する必要がある。北西尾根の終盤で小篠貯水池下に出る直前付近は少し分かりづらい。 いずれの尾根もリボン、テープ類の目印はある。 |
写真
感想
■「静かなる尾根歩き」と「バリエーションハイキング」に掲載の倉岳山尾根ルートのうち複数を組み合わせて4本歩くことにした。
4本の尾根ルートは
)免根(登り)下畑〜860m圏〜倉岳山、 ∨明照根(下り)860m圏〜644m点小篠貯水池下、K明召遼免根(登り)下畑〜644m点〜860m圏、に姪貳根(下り)倉岳山〜747m点〜登山口
著書には△鉢6Δ頬明照根と表記されているので区別するためを北西の北尾根と呼ぶことにした。
■春山は風も新緑も爽やかで清々しい。日曜日の好天とあってどの山も賑わったことと思う。1週前の高尾駅北口の登山者の多さに比ぶべきもないが、それでもここ鳥沢駅で降車した登山者は十数名は居ただろうか。虹吹橋を渡った直後に左折し下畑橋を渡る。こちら下畑地区には一般登山道口はないので登山者は滅多に足を向けないだろう。
■地区内の道を進むとやがて三叉路の角に三界万霊の石碑がある。あとから北西の北尾根に登るときにはここから右折して行くが今は見送って先へ進む。小さな橋を渡って少し先に下畑遊園地のブランコが見えた。その傍に八幡神社の境内に登る石段があった。社の右側の踏み跡を辿るとすぐにフェンスが現れ、扉を開閉して踏み跡を辿った。ここまでくればあとは踏み跡を辿って高みを目指して登って行けば良い。まもなく2つの石祠があったが、その先はいよいよバリルートらしい感じになってきた。枝葉が張り出し、露岩や倒木で歩き辛い箇所もあるにはあるが、10分程度の急登で458m点に着いた。ここからは歩きやすい尾根になった。860m圏の北西尾根と合流する間までは、迷う心配はないにしても所によっては踏み跡がはっきりしない広い急斜面を適当に登りもした。
■北西尾根合流地点から倉岳山頂上までは20分足らずの一投足の距離だが頂上は後回にして、ここから北西尾根に下った。以前この北西尾根を下ろうとして途中から道を左に逸らして所謂山と高原地図の破線コースを歩いてしまったことがあるので、同じ失敗はしないようにと分岐点近くでは用心した。なお、北西尾根分岐から僅かに下ったところで以前は見た筈のポイント”へそ水”は確認できなかった。
■644m圏のところから尾根が分岐する。再びここに登り返してくるので直ぐ分るように目印として小石を積んで北西に下った。尾根の末端まで行かず400mを切った付近から左に折れる。枝葉がややうるさい感じだがリボンが見えたのでそれを追って小篠貯水地堤の下の登山道に出た。
■再び下畑橋を渡り先刻の取付き地点へ向かった。三界万霊の石碑ところを右折し尾根への取付いた。
尾根の登りは道迷いの心配はまずないのでどんどん登り、644m圏で目印にしていた積石を見、860m圏で北尾根と合流。この戻りのルートでもへそ水らしきポイントは確認しきれなかった。尾根合流地点から15分で倉岳山頂上に出た。振返って登ってきた道振り返ればこの先行き止まりとの表示がされていた。
■倉岳山頂上では登山者は数人居た。天気が良くて展望はまあ良かったのだが富士山は見えなかった。頂上で20分余休憩して下山へ。北東尾根は比較的歩きやすい尾根。747m点ではついうっかり北の尾根に進みそうになった。550m圏からしばらくは露岩が出てきて木枝が張り出しているところもあった。祠をみたらすぐに倉岳山登山道口に下り立った。あとは車道をゆっくり梁川駅へと向かった。バリルート上では当然のことながら誰とも出会わなかった。
倉岳山のバリエーションルートの記録参考になります。特に下畑からの北西の北尾根、北尾根の取り付き部の写真はありがたいです。
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