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Yamareco

記録ID: 1121488
全員に公開
山滑走
尾瀬・奥利根

至仏山 山スキー/ボード

2017年04月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:27
距離
11.9km
登り
1,111m
下り
1,121m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
2:01
合計
7:16
距離 11.9km 登り 1,121m 下り 1,121m
7:44
82
9:06
0:00
54
10:00
10:52
8
11:00
11:14
52
ワル沢源頭滑降終了点
12:06
12:35
34
13:09
13:35
85
山の鼻
15:00
実際には適宜休憩しているため、表示されている休憩時間は少なめ
天候 快晴 微風
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
東京 -> 戸倉 休憩込み約3h30h
戸倉〜鳩待間の乗合バス(タクシー)は7:50運行開始予定であったが、実際には少なくとも6時ころから運行していたようだ。
鳩待峠駐車場への当日入りはほぼ不可能。ほぼ全ての車が前日入りしている模様。
(林道開通が一週間遅れたため、例年以上に混雑していると思われる)
コース状況/
危険箇所等
○鳩待峠 -> 至仏山
雪は十分緩んでおり、トレース近くは踏み抜きも少ない。ツボ足でも十分楽に登れそう。
○至仏山 <-> ワル沢源頭
ザラメ/フィルムクラストの快適斜面
○至仏山 -> 山の鼻
尾根上のほとんどが深さ数十センチのツボ足穴とシリセードの溝に覆われているため快適とは言えない。雪質自体は滑りやすいザラメ。尾瀬ヶ原と燧ケ岳を見ながらの滑走は格別だが、登山者の多いこの時期、滑走重視派はワル沢を滑ったほうがよいだろう。
○山の鼻 -> 鳩待峠
危険なスノーブリッジや渡渉等はなかった。今回はヨセ沢通過後に急な斜面を避けて高度を上げたままトラバースし続けたが、すぐにやや下の夏道上に復帰したほうが楽だったかもしれない。
その他周辺情報 望郷の湯 http://www.boukyou.com/
広くて綺麗。戸倉から沼田ICの途中にあり。沼田ICまで10分
鳩待峠から望む至仏山方面
2017年04月30日 07:20撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:20
鳩待峠から望む至仏山方面
出遅れたため、いけどもいけども先行者
2017年04月30日 07:45撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:45
出遅れたため、いけどもいけども先行者
2017年04月30日 08:16撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:16
目指す稜線が見えてきた
2017年04月30日 08:23撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:23
目指す稜線が見えてきた
北東には燧、尾瀬ヶ原が見えてきた
2017年04月30日 08:24撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:24
北東には燧、尾瀬ヶ原が見えてきた
2017年04月30日 08:35撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:35
迷いやすい箇所にはポールあり
2017年04月30日 09:04撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 9:04
迷いやすい箇所にはポールあり
大分追い抜いたはずだが、まだまだ先行者が
2017年04月30日 09:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:08
大分追い抜いたはずだが、まだまだ先行者が
小至仏のトラバース
2017年04月30日 09:18撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:18
小至仏のトラバース
山頂は大賑わい
2017年04月30日 09:42撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/30 9:42
山頂は大賑わい
先々週登った越後駒
2017年04月30日 09:56撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 9:56
先々週登った越後駒
巻機山
2017年04月30日 09:56撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:56
巻機山
谷川連邦
2017年04月30日 09:58撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:58
谷川連邦
上越国境稜線と苗場山
2017年04月30日 09:58撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:58
上越国境稜線と苗場山
平ヶ岳かな
2017年04月30日 09:59撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:59
平ヶ岳かな
尾瀬ヶ原と燧
2017年04月30日 09:59撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 9:59
尾瀬ヶ原と燧
上州武尊
2017年04月30日 10:00撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 10:00
上州武尊
アヤメ平
2017年04月30日 10:29撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 10:29
アヤメ平
会津駒
2017年04月30日 10:29撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 10:29
会津駒
尾瀬ヶ原を見下ろしながら滑降準備
2017年04月30日 10:29撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 10:29
尾瀬ヶ原を見下ろしながら滑降準備
小至仏トラバースの蟻の行列
2017年04月30日 10:45撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 10:45
小至仏トラバースの蟻の行列
一本目はワル沢源頭!
2017年04月30日 10:54撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 10:54
一本目はワル沢源頭!
本日の成果物
2017年04月30日 11:01撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 11:01
本日の成果物
燧を横目に滑降
2017年04月30日 11:24撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:24
燧を横目に滑降
2017年04月30日 11:27撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:27
至仏へ登り返し
2017年04月30日 11:28撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:28
至仏へ登り返し
2本目、尾瀬ヶ原へドロップ!
2017年04月30日 12:39撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 12:39
2本目、尾瀬ヶ原へドロップ!
2017年04月30日 12:40撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 12:40
2017年04月30日 12:47撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 12:47
2017年04月30日 12:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 12:51
燧と記念写真
2017年04月30日 13:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:15
燧と記念写真
2017年04月30日 13:41撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:41
のどかな山の鼻
2017年04月30日 13:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:51
のどかな山の鼻
川上川にかかる橋
2017年04月30日 13:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:55
川上川にかかる橋
テンマ沢を渡る
2017年04月30日 14:07撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 14:07
テンマ沢を渡る
樹間から山頂方面を望む
2017年04月30日 14:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 14:02
樹間から山頂方面を望む
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

先々週に引き続き同じメンバーで至仏山へ。
東京を2時すぎに出発して、5時ころには戸倉到着。鳩待峠は満車表示のため、既に多くの車が停まっている戸倉第一駐車場へ。あとから聞いた話だが、鳩待峠駐車場ほぼ全ての車が前日入りしており、この日は1台しか追加で入れなかったようだ。直前の情報では、乗合タクシーは予定より早く運行しているが、運行開始は7:00くらいとのことで、ゆっくり仮眠をしていたのだが、6時過ぎにトイレに行った際に動き始めていることに気づき、慌てて装備を整える。なんとか第一陣には間に合った模様で、7時少し前の最後の1台で鳩待峠へ。
鳩待峠はまるで水芭蕉の季節のような人だかり。この日は200人以上入山していたのではなかろうか。(駐車場台数などから推定すると1000人以上はいたかもしれない。)ぱっと見、バックカントリーは全体の3割くらい。ビーコンチェックなどをし、鳩待峠から広い尾根上の快適な緩斜面を進む。特に困難な箇所はなかったが、小至仏のトラバースがクラストしていると不慣れな人には怖いかもしれない。途中、前日の降雪と思われる雪がうすくのっているのが観察された。ストップスノー的な雪質だったので、上部でもまとまった降雪がのっているといやらしいと思ったが、杞憂であった。
乗合バスの運行開始が早かったことと、ペースがよかったことから、山頂へは予定より1時間以上早く到着。直前に確認したGPV予報でも快晴の状況はしばらく続きそうなので、1本めは追加でワル沢の源頭を滑ることに。これぞ春スキーの醍醐味といったザラメ/フィルムクラストの快適斜面を木立が現れ始めるやや上のあたりまで滑る。登り返しの急登はややきつかったが、十分に満足できる一本だった。
2本目は山頂から山の鼻へ。尾瀬ヶ原を眼下に、燧ケ岳を前方に捉えながら、ドロップ。この景色を見ながら滑ることが第一目的だったので、大満足の一本となった。ただし、コース状況にも記載した通り、尾根上の多くは深さ数十センチのツボ足やシリセードのトレースで埋まっており、快適な雪面とは言えなかった。滑り方や板の形状によっては、トレースにつきささるかもしれない。雪質はよさそうであっただけに非常に残念。滑走重視派の場合や、燧、尾瀬の絶景が望めない天候では、ワル沢を降るか、林道開通前または開通後の一番乗りを目指すのがよいだろう。
山の鼻からは特に危険な箇所もなく、春の暖かい日差しを浴びながらのスノーハイキング。
今回も先々週の越後駒ヶ岳同様天気に恵まれ、素晴らしい山旅になった。ハイクアップ2時間程度で素晴らしい景色を眼下に滑ることができるので、次回は初心者同行で山の素晴らしさを知ってもらおうと思った。ただし、今回はあまりにも軽装な人も散見された。毎回、今回のような好天や雪の状態に恵まれるとは限らないので、しっかりとした準備や心構えで山に臨みたい。

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