至仏山 山スキー/ボード
- GPS
- 07:27
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,111m
- 下り
- 1,121m
コースタイム
天候 | 快晴 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
戸倉〜鳩待間の乗合バス(タクシー)は7:50運行開始予定であったが、実際には少なくとも6時ころから運行していたようだ。 鳩待峠駐車場への当日入りはほぼ不可能。ほぼ全ての車が前日入りしている模様。 (林道開通が一週間遅れたため、例年以上に混雑していると思われる) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○鳩待峠 -> 至仏山 雪は十分緩んでおり、トレース近くは踏み抜きも少ない。ツボ足でも十分楽に登れそう。 ○至仏山 <-> ワル沢源頭 ザラメ/フィルムクラストの快適斜面 ○至仏山 -> 山の鼻 尾根上のほとんどが深さ数十センチのツボ足穴とシリセードの溝に覆われているため快適とは言えない。雪質自体は滑りやすいザラメ。尾瀬ヶ原と燧ケ岳を見ながらの滑走は格別だが、登山者の多いこの時期、滑走重視派はワル沢を滑ったほうがよいだろう。 ○山の鼻 -> 鳩待峠 危険なスノーブリッジや渡渉等はなかった。今回はヨセ沢通過後に急な斜面を避けて高度を上げたままトラバースし続けたが、すぐにやや下の夏道上に復帰したほうが楽だったかもしれない。 |
その他周辺情報 | 望郷の湯 http://www.boukyou.com/ 広くて綺麗。戸倉から沼田ICの途中にあり。沼田ICまで10分 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
先々週に引き続き同じメンバーで至仏山へ。
東京を2時すぎに出発して、5時ころには戸倉到着。鳩待峠は満車表示のため、既に多くの車が停まっている戸倉第一駐車場へ。あとから聞いた話だが、鳩待峠駐車場ほぼ全ての車が前日入りしており、この日は1台しか追加で入れなかったようだ。直前の情報では、乗合タクシーは予定より早く運行しているが、運行開始は7:00くらいとのことで、ゆっくり仮眠をしていたのだが、6時過ぎにトイレに行った際に動き始めていることに気づき、慌てて装備を整える。なんとか第一陣には間に合った模様で、7時少し前の最後の1台で鳩待峠へ。
鳩待峠はまるで水芭蕉の季節のような人だかり。この日は200人以上入山していたのではなかろうか。(駐車場台数などから推定すると1000人以上はいたかもしれない。)ぱっと見、バックカントリーは全体の3割くらい。ビーコンチェックなどをし、鳩待峠から広い尾根上の快適な緩斜面を進む。特に困難な箇所はなかったが、小至仏のトラバースがクラストしていると不慣れな人には怖いかもしれない。途中、前日の降雪と思われる雪がうすくのっているのが観察された。ストップスノー的な雪質だったので、上部でもまとまった降雪がのっているといやらしいと思ったが、杞憂であった。
乗合バスの運行開始が早かったことと、ペースがよかったことから、山頂へは予定より1時間以上早く到着。直前に確認したGPV予報でも快晴の状況はしばらく続きそうなので、1本めは追加でワル沢の源頭を滑ることに。これぞ春スキーの醍醐味といったザラメ/フィルムクラストの快適斜面を木立が現れ始めるやや上のあたりまで滑る。登り返しの急登はややきつかったが、十分に満足できる一本だった。
2本目は山頂から山の鼻へ。尾瀬ヶ原を眼下に、燧ケ岳を前方に捉えながら、ドロップ。この景色を見ながら滑ることが第一目的だったので、大満足の一本となった。ただし、コース状況にも記載した通り、尾根上の多くは深さ数十センチのツボ足やシリセードのトレースで埋まっており、快適な雪面とは言えなかった。滑り方や板の形状によっては、トレースにつきささるかもしれない。雪質はよさそうであっただけに非常に残念。滑走重視派の場合や、燧、尾瀬の絶景が望めない天候では、ワル沢を降るか、林道開通前または開通後の一番乗りを目指すのがよいだろう。
山の鼻からは特に危険な箇所もなく、春の暖かい日差しを浴びながらのスノーハイキング。
今回も先々週の越後駒ヶ岳同様天気に恵まれ、素晴らしい山旅になった。ハイクアップ2時間程度で素晴らしい景色を眼下に滑ることができるので、次回は初心者同行で山の素晴らしさを知ってもらおうと思った。ただし、今回はあまりにも軽装な人も散見された。毎回、今回のような好天や雪の状態に恵まれるとは限らないので、しっかりとした準備や心構えで山に臨みたい。
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