五蛇池山・小蕎麦粒岳
- GPS
- 10:32
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,367m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 10:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート崩壊2箇所、沢沿いの残雪 |
写真
感想
駐車場から大谷川に沿って左岸を歩きます。蕎麦粒岳への分岐を経て沢の合流点を右の沢へ、ずっと左岸を歩けました。少し沢を登ると再び二股、真ん中の尾根にテープもはっきりした踏み跡も十数歩くらいあります。そのまま尾根を辿ろうとしましたが左への薄い踏み跡を見、迷いながら真直ぐ行くと岩に突き当たり仕方なく左へ藪をこいてトラバースしました。少し行くと尾根に取り付く時左へ分けた沢に注ぎ込む枝沢に出会います。その沢のそばで古いテープを発見、つまり尾根に取り付いた後左にトラバースし左の沢に沿うかたちで枝沢まで行き後、枝沢沿いに登るのが良いようです。途中沢を渡りましたがそこで妙にはっきりした踏み跡、峠は沢に沿った方向に見えましたがこの距離なら近い稜線に出られるだろうと踏み跡を追いました。案の定五蛇池峠の少し小蕎麦粒寄りに出ました。2,3分稜線を歩き峠到達です。五蛇池峠まで「やっとのことで・・」と言う表現を使われていた方が何人かいられましたが、その通り、実感です。ここから五蛇池の山頂に向かいます。10分ほどで稜線を分断する沢状地形に出会います(高さはたいしてありません)その沢状に沿って登って行くと五蛇池に飛び出します。この池は初夏は未だな様です。池の左斜面を適当に登ると尾根上に踏み跡が見えました。後は尾根上を辿りますが頂上直下では踏み跡の薄いところもあり(帰りに10分ほどロスをしました)おおよそ山頂を目指すと雪原に出ました。ここが一番高そうと見ていると頭だけ出した三角点を発見、頂上と確信します。五蛇池山山頂と言うと狭い、眺望がきかないと評判が良くないのですが今は雪が北東側の木々をなぎ倒し180度の眺望が得られました。そして下山、峠まで戻り小蕎麦粒への登りにかかります。最初は快調でしたがピークに近づくにつれ石楠花と笹の薮が濃くなり岩も現れます。しかし時折足元に見る境界の赤いプラスチックの杭に勇気をもらい藪をこきます。石楠花をわけ岩の上に立つと270度の展望、多分一番細いところです。それを越えるとすぐ藪の向こうに小さな雪原が見え、出てみると頂上の斜面、徳山ダムを経て能郷白山が正面に見えます。来たと言う感動を感じながらも時間が無いので下山にかかります。しかしどこから行っていいかわからない藪。適当に藪に入り高いところ探すと踏み跡がありました。後は稜線を辿りますがまだ藪は深い。JCTピークに近づくと急に踏み跡が明瞭になり安心します。堂々とした蕎麦粒を見、小蕎麦粒を振り返りながら高度を落として行くと朝対岸から見た分岐にたどり着きます。パンをほおばり山水を飲んでお疲れさま、山肌の夕照を見ながら車までのんびり歩きです。行動時間が長くなりちょっと疲れましたが奥美濃の山の深さを改めて知る山旅でした。
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