GW3連発の2 諏訪山一本勝負!
- GPS
- 04:34
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,016m
- 下り
- 1,136m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 浜平温泉しおじの湯 休日700円 ぐんま昆虫の森 |
写真
感想
前日の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1123076.html
(GW3連発の1 武甲山をとことん楽しむ(正丸駅→武川・大持・子持・武甲→浦山口駅))
前日、武甲山を歩いたのだが下山予定時刻よりも早く降りてきてしまった。実はこの日予定していたのは三峰神社からの雲取山、しかし移動して何もすることがなく車にいるのも嫌だし、秩父周辺の混雑は惨く観光地に出向こうという気も起きないし、そして多分きついし・・・。
きつい山行の次の日は軽い山行、ということで以前半袖隊長にお勧めされていた諏訪山を調べ始めた。どうやら登る人は少ないらしい、累積標高差も1000m以下のようだ、結構移動距離もあるし近くに道の駅もあるではないか。よし決定!!と決めてしまったのである。
17時近くに道の駅に着き、夕食を少しずつ食べながら調べもの、22時くらいに眠りにつく。そして朝は4時代に始動。
登山口には5時10分ごろ到着、いろいろ準備をしてスタートする。駐車場にはまだ私の車しか停まっていない。
やっぱり早朝登山はいい、時間に余裕があるのだ、ゆっくり行きたいところはゆっくりできる、休憩が欲しいとき休憩できる、ペースを落とすこともできる。しかし、残念なことが2つ、一つはある程度日が差さないと開花しない花があるのだ、そしてもう少し後の季節になるが蜘蛛の巣の問題である。
でも、そんなの関係ない、そんなの関係ない!!と歩いていく。
今日の登山道は、前半は沢なので涼しい。そしていたるところにハシリドコロであった。
沢を詰めてゆくと稜線にぶつかる。ここからは稜線歩きだ。しかし、ほとんどのピークをトラバースするように道がついている。その道は簡単。
そしていよいよ、諏訪山の楽しさ、ロープ・梯子・岩登りである。
昔からお坊さんたちが訓練として登る山だったようでこれらの梯子などもお坊さんがつけているという話を伺った、もう修行である。
私は、ロープ・岩登り・鎖は基本苦手であるので一つ一つの動作を考えながら慎重に通過する。大丈夫大丈夫、危険な目には一切会わなかった。自分の実力で通過することができた。
しかし、この山に初心者が入ってきてしまうとどうなるか・・・。しかも靴のグリップがないとか。これは事故の原因である。そういう意味でロープ場の写真を多く取り入れた、話をした方は「昔からこの山に通っているが、ここは熟練者向きだな」とおっしゃっていました。
逆に言うと、北アルプスなどを計画していてロープ・岩登りなどの練習をしたい人が来るには格好のコースになると思われます。
三笠山では360度の展望が得られます、息を取り目の前の諏訪山を見据える。帰りも通るのだからそれ以外の山の眺望はその時に撮ろう。と思い、コルに向けて下りだす。そうすると、本日一番の難所のロープ場がある。
ロープはいいのだ、手もいいのだ、問題は足だ。足をかけるスポットがほとんどないのだ。つま先だけ岩に載せて体重をかけるとか、かけながら腹越しに次のステップを探すとか。ここは本当にゆっくりと慎重に通過した、自分の実力で何とか大丈夫だった。そして、あとは急登りで山頂である。もうTシャツはびしょ濡れだ。汗でぬれたのか、冷や汗でぬれたのかわからないがとにかく濡れているので次の〇げに取り替えた。
ここでポカリスエット900ml1本なくなった。あと1本と桃の天然水500mlが残っている、今日は何とか大丈夫だろう。
しっかり休んでまた、三笠山に向けて飛び出した。手は木や岩をつかみ急降下、コルからはまた登りであのロープ場に到着する。意外と登りでは大変でなかった15秒くらいで通過できた、三笠山で展望写真を撮影し、またロープの道を下り始める。
2連梯子を下るとほっとした、ああ危険なところはなくなったのだな・・・。ストックの準備をし、あとは尾根を一気に標高を落としてゆく。
浜平へ向かう沢道も要所要所は走っていたようだ。体を引力に預け落ちていく感触、カーブが近づくまでは力を抜きどうしても減衰したいところだけ体力を使う、下りで走っているのは私にとっては体から力が抜けているのである。
そんなこんなで、10時台に登山口に着いた。
楽しかったか?といえば、非常に楽しい登山体験だった。偶然にもこの山に来られてよかったと思う、そして諏訪山は見て楽しい山ではなく「登って楽しい山」だと思った。半袖隊長、いい山を勧めていただきありがとうございました。
その後温泉へ、そして「また時間が空いた・・・。」次の日にも1つ登ろうと思っているのだがいろいろ候補があったのだ。高原山、三峰神社から雲取山、大霧山、赤城・・・。そしてヤマレコを検索していて、次の日に行くべき山が決定した。
イノブタチャーシュー麺を食べてから私は、車を下仁田方面に向かう、下仁田ICから高速道路に乗る。群馬県桐生市に来ていた。時間が結構あるので、ぐんま昆虫の森に行くこととした。
ぐんま昆虫の森、前にも行ったことがあるのだが、前回は3月末、今回は5月ということで違う昆虫がいないかな?と思っていったのだがちょっと残念、温室ではチョウが舞っており自由に写真が撮れる。大砲持ち込んでいる人もいました。
その後、桐生市の道の駅で車中泊。絶滅危惧種aが咲いたというレコがアップされていたのです。次の日は朝からそれを見に行きます。
次の日の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1127020.html
(GW3連発の3 カッコソウ開花、鳴神山に見に行った)
「西上州最奥の訪れる人も少ない静かな山」
これが群馬県の山で諏訪山のサブタイトルです。
GWとは言え、ほとんどハイカーはいなかったのではないでしょうか?
日本300名山に選出されているのが不思議なくらいに地味な山ですね。
半袖隊は一度目は浜平から取付いて撤退(拙者は三笠山で、1号隊員はその前のハシゴ場で)。
拙者は三笠山から先に行くと、残して来た1号隊員を長い間一人にするので、無理せず撤退したものです。
高所恐怖症気味の1号隊員には、あのハシゴやロープが怖くて乗り越えられませんでした。
二度目は拙者ソロで楢原から取付いて登頂。
西上州には、他にも立岩や鹿岳、四ツ又山などの岩場の山があります。
岩場の恐ろしさは大小さまざまですが、己の技量に合わせて楽しめますよ。
三日目は桐生・絶滅危惧種・・・からして鳴神山でしょうか?
隊長
半袖隊長、こんにちは。コメントありがとうございます。
諏訪山、いい山を紹介いただきありがとうございます。といっても1年ほど前なんですよね。ある山行のコメントで「諏訪山、登ってないの?」という一文が入っていたのが。
でも、本当に登って楽しい山でした。
さすがにGWなので10名ほどのハイカーとすれ違いました。朝早かったので登りではゼロ、下りで10名ほどでした。今の自分ならいける山ですが2年前の自分なら途中で撤退していたかもしれません。さすがに、唐松・五竜の間の鎖場と比べると・・・という感じです。
さすが隊長、3日目、その通りです。カッコソウ、一眼レフでドアップでGetしてきました。乞うご期待を。
aideieiでした。
aideieiさま。おはようございます🎵
アスレチックなコースで楽しそうです!
次は両神山の八丁尾根とか如何ですか?まさに鎖場天国ですよ (^_^)b
さて、あの悲しい御巣鷹山と諏訪山との間に「上野ダム」がありますね。重力式コンクリートダムですぜ!
私なら、昆虫の森よりもダムですね ( ̄○ ̄)
お疲れさまでした〜🎵
kazu5000さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
両神山の八丁コース、計画はしているのですが機会に恵まれません、妙義山のタルワキ沢コースも計画だけありますが「まだ行けない・・・」と後回しになっています。
目標体重まで落ちたら記念山行ということで行くのもいいかなと思っています。でも、今回の山行でロープを保持する腕力については「落ちていない」ことと、「支えるべき体重が減ったこと」は十分に確認できました。
両神山の八丁コース、妙義山のタルワキ沢コース、多分行く機会があると思いました。
aideieiでした。
ロングの縦走の後は
クサリ・ハシゴのアップダウンですか
バラエティー豊富なお山歩きが続きますねー
で、第三弾は どこかな
cyberdocさん、こんにちは。2つ目の記録はこうなってしまいました。
ロープ、梯子、岩登り、そしてちょっと花。
これも楽しかったんですよ、夏に北アルプスに行こうと思っているので、ロープや鎖場は必須、その訓練と思い通過しました。本当、北アルプスの練習に来るような鎖場です。
本当、いい経験でした。
aideieiでした。
aiさん
どこの山?というほど、私にはわからない山域のやまです。
両神山の西、甲武信の北という感じのようですね。
それにしても、即座に計画変更!して 移動、私には真似できません。
アクロバットな諏訪山、行って見たい気もするけど怖そう
下を見なければ、私でもいけるいかなぁ
hamburg
HBさん、こんにちは、コメントありがとうございます。
北アルプスに行くには岩場・鎖場通過は必須だと思っています。でも、HBさんは伊予ヶ岳なども登られているから大丈夫と思います、でも今回の一番の大物は伊予ヶ岳よりも難易度高いかな。乾徳山の山頂付近の8m1本鎖を登れれば、いや鎖場やロープ場は下りの方が難易度が高いので、鍋割山から雨山峠に向かう鎖場を下れれば、絶対に大丈夫ですよ。
まるで、サルみたく木をつかみ岩をつかんで進む。これはこれで楽しいのですが、ダブルストックで気楽に歩くのも好きです。
本当、登って楽しい諏訪山でした。
aideieiでした。
aiさん、こん○×は(^o^)/
前日とうって変わってのアスレチックなハイク、お疲れ様でした。
グラフで見るとなだらかに上り下りしているようですが、要所要所にクサリ場・岩登りがあるんですね それも結構急というか、厳しそうな…
まだこのあたりではがたくさんという感じがしないので、春は遠いのでしょうか
mamepapa
mamepapaさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
稜線に出て、2連梯子から先は基本岩登りです。ロープ場、梯子ですね。鎖はほとんどなくロープでした。
岩登りの練習をしたい人にはお勧めと思います。
でも、三点支持、「どこをつかみどこに足を乗せ、いつ力を使う」という基本に忠実に登るのであれば大丈夫と思います。ただ、一番きついロープ場の下りだけは気を付けてください。本当に、足をかけるところがなくロープにぶら下がってしまいそうになります。
多分、花についてはよくわかりませんが、土壌の影響が強いのかなと思っています。スミレ類はほぼなかったですね。また、朝早かったから開花していなかったという可能性もあります。
aideieiでした。
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