快晴GW涸沢テント泊


- GPS
- 16:05
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 962m
- 下り
- 956m
コースタイム
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 1:52
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:12
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
帰りはバス待ちが長蛇の列だったので、チケットを払い戻してタクシーで帰りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地バスターミナルから横尾まではほぼ夏道。 橋を超えてから雪が増えてくるので様子を見てアイゼン装着。 涸沢への雪渓は雪崩が頻発してました。 涸沢から各穂高へのアタックは雪崩被害や滑落者結構いたみたいでした。 |
その他周辺情報 | 徳沢ロッジでお風呂に入れるのがありがたい。 沢渡周辺にも温泉や宿泊施設多数あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
ポール
テント
コッヘル
ガスカートリッジ
|
備考 | 思ったより寒かったので夜用の防寒具をもう少し持っていけばよかった。 |
感想
GWにテント泊デビュー!
という計画を去年から練りに練って
ようやくこの日がやってまいりました。
山小屋泊は何度かしているものの、テント泊となると
必要な荷物も段取りもかなり変わってくるので
自分の体力も考えて選考を悩みましたが、
結果、穂高へはアタックしない前提の涸沢と決めました。
出発前は必要な物の準備やパッキングに悪戦苦闘。
結局、水食糧抜きの15kgくらいになって
新調したバルトロ65がパンパン。
今までにない重量で、これ背負って長距離いけるかなぁ
と不安がよぎったのは言うまでもありません。
そんなこんなで当日を迎え、荷物を積み込み自宅を出発。
一日目は徳沢でテント予定なのでゆっくりです。
心配した渋滞もほぼなく、おおよそ予定通りに上高地へ到着しました。
涸沢はおろか、上高地へ来るのも今回が初めて。
前々から行ってみたいとは思っていたものの、マイカー規制や
渋滞等アクセスの悪さや、素人がホイホイ行くところじゃない
という気がしていて先延ばしにしていました。
観光客から登山者、バックカントリーの人などで大変賑わう上高地。
写真では何度もみてきた河童橋を見たりしながら徳沢へ向かいます。
しかし、17kgほどあるザックの重みが腰に来ます。
とはいえ、道はまだ平坦なのでほどなく徳沢へ到着。
そして、初めてのテント場でのテント設営です。
場所を探していたら、近くにいた人がおすすめの場所を教えてくれて
結局その方のお隣に設営させて頂きました。
設営自体は何度か練習してきたので苦も無くできましたが、
建てる前には分からなかったのですが、
少し地面が斜めで寝てみるとすごくわかるんですね。
早速ひとつ勉強になりました。
そして、夕食。
お隣さんがヒレカツのチーズ乗せをおすすわけしてくれるというので
お呼ばれして、そのまま一緒に食事を楽しみました。
かなりベテランの方だったので
次回に役に立つ情報をいろいろ教えて頂きました。
ご飯を済ませて徳沢ロッヂのお風呂へ。
山に来てお風呂へ入れるなんて素敵です。しかも広いし綺麗。
スッキリしてこの日は早めに就寝。
翌朝、お隣の方も涸沢へ行かれるということで
一緒に行きますか、と誘って頂きましたが
どう考えてもスピードが違うと思われるし
朝のテント撤収や準備が遅くなりそうなので
一緒に記念撮影をして、ここでお別れになりました。
結局30分遅れくらいで出発。
横尾までは平たんな道、横尾大橋を超えると徐々に雪道に。
ほどなくアイゼンを装着して森を進みます。
この日は一番大変な登りになるにもかかわらず、
ツレがおなかの調子が悪くてブレーキ。
時間はあるので休み休みで行きます。
森を抜けると延々と続く雪渓登り。
来る前にも情報は耳に入っていましたが、
雪崩が頻発していて、歩いているとゴーゴーバキバキと
山の上の方で雪崩が発生しているのが見えました。
遠いうちはいいけど、最終的に涸沢でも奥穂の方で
登ってる人の横で雪崩起こってたし、本当に怖いですね。
歩き続けること数時間、ようやく前方の雪に上に
鯉のぼりが見えてきました。
ゴールの涸沢ヒュッテの鯉のぼりです。
やっとか!
と元気が出て足を速めるのですが、
ここからが噂通り長い。
見えてるのに長い。
全然つかなくてヘロヘロに。
それでも、なんとか到着しました涸沢カール。
期待してた以上の絶景です。
とりあえず、テントの場所を確保しなきゃと探しますが、
既にものすごい数のテントで埋め尽くされています。
端っこの方で建てるしかないなぁ、と
奥の方へ向かうと、どなたかの作った跡地が一つ。
ありがとう!ありがたく使わせてもらいます!
ということで、跡地を利用して我が家の準備にかかります。
念入りに整地してテントを設営。
ペグは雪を踏み固めれば凍るからと教わってきたので
雪に埋め込んで固めます。
おなか痛いと言っていたツレも元気になっていて
もともと作ってあった雪の壁をさらに積み上げ
ものすごい勢いでお城を構築しているようです。
周りのぐずぐずの雪も整地して通路をつくったり
壁の裏側の斜面に階段を作って近隣の方にも
優しい環境整備までしてくれていました(笑)
その後、ごはんを食べて夜のテント場を眺めて就寝。
夜中にツレが夜空をとってくれていました。
2時過ぎに月が隠れるから星が綺麗に見える、と
教えてもらったらしいです。
そして、朝、5時頃、夜明けを見るために外へ。
ご来光を眺めながら朝ごはん。
徳沢でおとなりだった方とも
涸沢で再開していたのですが、この朝また会って
ピッケルを持ってこれから登ってくると出かけていきました。
うらやましい体力です。
それからテントを撤収し、大変名残惜しいですが、
涸沢を後にしました。
下山はサクサク、途中子連れの親子と抜きつ抜かれつしながら
上高地へ戻りました。
3日間とも素晴らしくいい天気で風もなく
最高の山行となりました。
初めてのテント泊でいろいろ反省点もありますが、
次回がまた楽しみです。
アプローチは長いけど、涸沢にもまた戻って来たいですね。
長々と失礼いたしました。
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