ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1130968
全員に公開
雪山ハイキング
東北

燧ケ岳

2017年05月05日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
KadoJiro その他2人
GPS
--:--
距離
24.9km
登り
1,351m
下り
1,344m

コースタイム

日帰り
山行
11:50
休憩
0:00
合計
11:50
5:50
710
スタート地点
17:40
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大清水駐車場。4時15分寒くて起きたら-3℃。寒いはずだ・・3シーズンシュラフではまだちょっと辛かった。3時間半くらいは寝られただろうか・・
1
大清水駐車場。4時15分寒くて起きたら-3℃。寒いはずだ・・3シーズンシュラフではまだちょっと辛かった。3時間半くらいは寝られただろうか・・
5時50分、出発です。
5時50分、出発です。
10分も歩かないうちに一面雪化粧。
1
10分も歩かないうちに一面雪化粧。
林道をだらだらと約1時間歩いて一ノ瀬到着。
林道をだらだらと約1時間歩いて一ノ瀬到着。
一ノ瀬のすぐ先から登山道に入ります。
一ノ瀬のすぐ先から登山道に入ります。
沢を流れる水の音と差し込む日差しがちょっと春を感じさせます。
沢を流れる水の音と差し込む日差しがちょっと春を感じさせます。
少しずつ景色が開けてきました。稜線までもう少しです。
少しずつ景色が開けてきました。稜線までもう少しです。
稜線にでたら遥か彼方に燧ケ岳が見えます。別の山じゃないかと疑いたくなるくらい、けっこう心が折られる遠さです。
稜線にでたら遥か彼方に燧ケ岳が見えます。別の山じゃないかと疑いたくなるくらい、けっこう心が折られる遠さです。
明るい森の稜線を歩きます。途中ノルディックスキーやスノーシューを履いた集団、ソリを持った子供、ゴッついカメラをもった人とすれ違いました。様々な楽しみ方がありますね。
1
明るい森の稜線を歩きます。途中ノルディックスキーやスノーシューを履いた集団、ソリを持った子供、ゴッついカメラをもった人とすれ違いました。様々な楽しみ方がありますね。
尾瀬沼が見えてきました。ここまで真っ白とは嬉しい誤算です。
尾瀬沼が見えてきました。ここまで真っ白とは嬉しい誤算です。
登山道脇に大きな穴がありました。何の為の穴かは分かりませんが深さは目測で2.5mといったところ・・予想以上の積雪です。
1
登山道脇に大きな穴がありました。何の為の穴かは分かりませんが深さは目測で2.5mといったところ・・予想以上の積雪です。
8時半、尾瀬沼山荘到着。
8時半、尾瀬沼山荘到着。
尾瀬沼の向こうに燧ケ岳。ナデッ窪ルートを考えていましたがちょっとムリそうです。
5
尾瀬沼の向こうに燧ケ岳。ナデッ窪ルートを考えていましたがちょっとムリそうです。
なので、長蔵小屋方面に進路をとり長英新道で登ることにしました。
なので、長蔵小屋方面に進路をとり長英新道で登ることにしました。
どこからが沼なのかよくわかりません。
1
どこからが沼なのかよくわかりません。
楽しそうなハイカーとすれ違います。ガツガツ登るばかりが山じゃないよな〜・・なんて考えていたら自然とペースが落ちてます。イカンイカン
2
楽しそうなハイカーとすれ違います。ガツガツ登るばかりが山じゃないよな〜・・なんて考えていたら自然とペースが落ちてます。イカンイカン
9時、尾瀬沼ビジターセンターに着きました。休憩なしで先を急ぎます。
9時、尾瀬沼ビジターセンターに着きました。休憩なしで先を急ぎます。
大江湿原に入りましたが、まだまだ燧ケ岳は遠い・・
大江湿原に入りましたが、まだまだ燧ケ岳は遠い・・
なんだか癒される橋です。ここを渡ります。
なんだか癒される橋です。ここを渡ります。
しばらく湿原沿いにゆるやかに登っていきます。
しばらく湿原沿いにゆるやかに登っていきます。
ゆるやかな坂を延々と歩きます。気持のいい森ですが・・ぶっちゃけ飽きます。
ゆるやかな坂を延々と歩きます。気持のいい森ですが・・ぶっちゃけ飽きます。
気づけばちょっと標高が高くなっていました。
気づけばちょっと標高が高くなっていました。
なんだか正面に急登がみえてきました。
なんだか正面に急登がみえてきました。
やっぱり急登です。キックステップでバスバス蹴り込みます。なんだかクセになりそうな気持ち良さです。
1
やっぱり急登です。キックステップでバスバス蹴り込みます。なんだかクセになりそうな気持ち良さです。
蹴り込むのが気持よくてついペースが上っていました。マサトさんが遅れ気味。ゴンさんが元気づけます。
蹴り込むのが気持よくてついペースが上っていました。マサトさんが遅れ気味。ゴンさんが元気づけます。
でも、まだまだ急登は続きます。
でも、まだまだ急登は続きます。
2100m付近、双耳峰の東側ピーク、俎堯覆泙覆い燭阿蕁砲だいぶ近づいてきました。
2100m付近、双耳峰の東側ピーク、俎堯覆泙覆い燭阿蕁砲だいぶ近づいてきました。
南側には尾瀬沼が広がります。
南側には尾瀬沼が広がります。
なんとか食らいついてきてくれているマサトさん。でも結構きつそうです。
なんとか食らいついてきてくれているマサトさん。でも結構きつそうです。
あとちょっとですが足取りは重い・・
1
あとちょっとですが足取りは重い・・
ふうふう・・あともう少し
ふうふう・・あともう少し
頂上まであと100mですが、勇気ある判断でマサトさんは下山の体力を温存するためにリタイア・・残念。
2
頂上まであと100mですが、勇気ある判断でマサトさんは下山の体力を温存するためにリタイア・・残念。
ゴンさんと私で頂上を目指します。あの岩を越えたらもう頂上。
1
ゴンさんと私で頂上を目指します。あの岩を越えたらもう頂上。
ふと振り返るとなかなかスリルがあります。
1
ふと振り返るとなかなかスリルがあります。
見えました!
12:30燧ケ岳(俎堯膨詐紊任后
3
12:30燧ケ岳(俎堯膨詐紊任后
西側ピークの柴安瑤砲盥圓たかったけど次回のお楽しみです。
3
西側ピークの柴安瑤砲盥圓たかったけど次回のお楽しみです。
新潟方面
平ケ岳や越後駒ケ岳が良く見えます。
1
新潟方面
平ケ岳や越後駒ケ岳が良く見えます。
この絶景は名残惜しいですが時間が押しています。一気に駆け下ります。
1
この絶景は名残惜しいですが時間が押しています。一気に駆け下ります。
ゴンさんもふわふわと駆け下りてきます。
ゴンさんもふわふわと駆け下りてきます。
回復したマサトさんと合流し13:00帰路につきます。
回復したマサトさんと合流し13:00帰路につきます。
登りは大変だった急登ですが、ふわふわと駆け下りるのはとても気持ちいい。
1
登りは大変だった急登ですが、ふわふわと駆け下りるのはとても気持ちいい。
14:30湿原まで降りてきました。
14:30湿原まで降りてきました。
湿原にくるとみんな観光客状態。やっぱりペースが落ちます。
湿原にくるとみんな観光客状態。やっぱりペースが落ちます。
14:50尾瀬沼ビジターセンターに到着。疲れたー
15分休憩です。
14:50尾瀬沼ビジターセンターに到着。疲れたー
15分休憩です。
行きに通ったところが川になって通れなくなっています。約6時間の間に雪解けは確実に進んでました。
行きに通ったところが川になって通れなくなっています。約6時間の間に雪解けは確実に進んでました。
お陰でこんな写真が撮れました。
4
お陰でこんな写真が撮れました。
絵になるなぁ
15:30尾瀬沼山荘到着。
15:30尾瀬沼山荘到着。
帰り道の登りはけっこうこたえます。
帰り道の登りはけっこうこたえます。
下りもけっこうこたえます。
下りもけっこうこたえます。
16:45ようやく一ノ瀬到着。
1
16:45ようやく一ノ瀬到着。
17:00稜線の向こうに太陽が消えていきます。
17:00稜線の向こうに太陽が消えていきます。
帰り道の林道はひときわ長く感じました。みんな放心状態。
帰り道の林道はひときわ長く感じました。みんな放心状態。
17:40大清水に帰ってきました。11時間50分!お疲れ様でした。
2
17:40大清水に帰ってきました。11時間50分!お疲れ様でした。

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック カメラ

感想

前日5/4の予定が押していたため大清水駐車場には5/5の午前0時到着となり結局、睡眠時間は3.5時間程度となってしまったので計画通りの山行ができるかちょっと心配しながらのスタート。しかも予想を越えた積雪。まあダメなら尾瀬沼観光して引き返そうと軽いのりで歩き始めました。
装備はアイゼンとするか軽アイゼンとするか迷いましたが平坦地が多く、腐った雪がほとんどと考え、また長距離なので軽アイゼンを選択。登り始めるとスノーシューを装備している人が多い・・ノルディックスキーを楽しんでいる集団もいて大清水からガチで燧ケ岳を目指している感じの人はほとんどいない(もともと登山者が少ない)。三平峠に通じる稜線に出たら遥か遠くに燧ケ岳が・・私も含め、ゴンさん、マサトさんも「・・・」状態。「燧ケ岳はムリかな」って雰囲気を漂わせながら予定時刻をちょっとだけオーバーして尾瀬沼山荘到着。ここから尾瀬沼の絶景が続いたのでちょっと観光気分が高まり写真を撮りまくり。長蔵小屋に着いたら更に予定時刻をオーバー・・。「とにかく登る前提で行きましょう!」ってことで、ほとんど休憩なしでペースアップ!。ほぼ計画時刻に戻したところで長英新道の急登まできました。キックステップで小幅のトレースを作り、これなら後続は少し楽に登ってこれるだろうと思ったものの急登までのハイペースと寝不足がたたってマサトさんを急登を登りきった2100m付近でかなりのお疲れ状態にしてしまいました。水を私のリュックに移して、なんとか根性で2250m辺りまで食らいついてきてくれましたがここでマサトさんリタイア。下山の体力と下山時間を考え勇気ある大人の判断をしてくれました。感謝です。申し訳ないと思いつつ私とゴンさんで俎頂上2346mに12:30到着。マサトさんの所に戻り軽食を採って13:00下山開始。雪の斜面をフワフワと飛び跳ねるように下山して17:40大清水駐車場に帰ってきました。
遠かったー! 疲れたー!
移動距離は往復27.6km、11時間50分かかって消費カロリーは5300kcal。なんとも体育会系な山行でした。次は山小屋泊でのんびりできるように計画したいものです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1324人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら