坂本BS・八丁峠から両神山_早咲きアカヤシオと奥秩父の絶景を堪能♪

2017年05月07日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.2km
• 登り: 1,271m
• 下り: 1,146m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:30

8:20 坂本BS
9:50 10:00 大岩
11:00 11:20 八丁峠
11:50 12:00 行蔵峠
12:10 西岳
12:30 龍頭神社奥宮
13:00 13:20 東岳
13:50 14:10 両神山
14:30 両神神社
16:20 16:30 会所
16:50 両神山荘

天候

晴れときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

◆往路：自宅駅ー（中央線・西武線）−西武秩父ー（西武バス）−小鹿野町役場ー（西武バス）坂本
◆帰路：日向大谷ー（小鹿野町営バス）−三峰口ー（秩父鉄道・西武線・中央線）−自宅駅

コース状況／危険箇所等

◆坂本ー大岩：何度か渡渉を繰りかえすあたりルート不明瞭です。「おかしいな？」と思ったらいったんもどりましょう（私は二度ほどルートロスしました。。）。基本、右岸にルートはありますんで、迷ったら、右岸沿いに沢から離れすぎないように歩けば大丈夫。あと、何か所かあるガレ場のトラバースは慎重に。
◆大岩ー八丁峠：ルートは比較的明瞭です。が、最後の水場以降、峠までのジグザグ急登が延々と続くこの区間、全行程を通し、一番きつかったです。ここもガレ場のトラバース、しかもかなりエグイのがいくつかありますので要注意。
◆八丁峠ー両神山頂：31か所の鎖場との触れ込み。ただ各鎖場ともにスタンス＆ホールドは豊富にありますので、三点支持等の基本的のスキルと、標準以上の腕力＆体力があれば問題なくいけると思います。

写真

5/7 8:24

坂本BSから10分ほどで登山口へ。

5/7 8:25

振り返ると二子山が大きく見えます。

5/7 8:56

30分（登山口から1.1km）ほど歩き山の神の祠を通過。

5/7 8:59

祠から先は沢沿いの道となり、

5/7 9:07

基本新緑と清流に癒されながらのハイキングコース。

5/7 9:14

が、登山口から1時間ぐらいで危険なトラバースや、

5/7 9:17

不明瞭な沢沿いのルートも。

5/7 9:19

標識まで荒れてる？？

5/7 9:21

坂本から1.9Km地点の標識。ここを渡渉。ここ迷いやすいので注意してください。

5/7 9:21

ルートは岩を超えていったん左岸へ渡りじきに右岸に戻ります。（私は10分ほど強引に沢を詰めふんづまり、写真の大岩を超えた地点まで戻り、右岸のコースに復帰しました。）

5/7 9:33

この先しばらく道が荒れてます。右岸沿いに沢からあまり離れないようにしましょう。

5/7 9:44

で、いったん左岸へ。（渡渉後、左岸から撮影）

5/7 9:46

坂本から2.4kmの標識。

5/7 9:55

この標識から約10分。R299から八丁峠への林道に最接近し、

5/7 9:57

右岸へ戻ると大岩のベンチ。ここまでCT通りで2：40。

5/7 10:10

ここからは比較的明徴な登山道。

5/7 10:10

新緑にいやされながらまったり歩いていると、

5/7 10:12

またまた気持ち悪いトラバースや、

5/7 10:28

ガレ場などの悪場もでてきますがルートはおおむね明瞭です。

5/7 10:37

坂本から4km地点。ここから地獄のジグザグ急登路。体力勝負です。

5/7 10:38

ふー。。

5/7 10:52

この傾いた標識の先、

5/7 10:59

ここを詰めれば、

5/7 10:59

はい、八丁峠。

5/7 11:01

峠の上のベンチ。ここで20分ほど小休止。

5/7 11:17

ここからはクサリ場天国。気合をいれて臨みます。

5/7 11:22

一つ目のクサリ場。

5/7 11:24

道はこんな感じで、

5/7 11:25

迷うようなところはありません。

5/7 11:27

二つ目のクサリ場、これを超えた先が行蔵峠手前のピーク。

5/7 11:29

どーん、赤岩尾根の先に八ヶ岳。まだまだ雪たっぷりですね。

5/7 11:32

3つ目のクサリ場。スタンスとホールドはしっかりあるのでクサリは不要でした。（鎖だらけにてクサリ数え歌はここまで。。。）

5/7 11:41

甲武信岳・十文字峠・御座山へと続く三国境の長大な尾根の向こうに大好きな八ヶ岳！

5/7 11:44

こちらはこれから登る東岳。

5/7 11:46

行蔵峠からいったん激下り。ここ要注意です。

5/7 11:49

行蔵峠への途上。秩父方面。

5/7 11:56

で、行蔵峠。

5/7 11:56

赤岩尾根。ゴツゴツしてますねぇ〜。

5/7 11:57

アカヤシオ。2分咲きと見ごろには少し早いですが、八丁峠、行蔵峠、東岳周辺で楽しめます。

5/7 12:05

八丁峠から50分。ほぼCT通りで西岳。絶景スポットです。

5/7 12:15

甲武信国境稜線、赤岩尾根、西上州の山々（遠くに八ヶ岳）

5/7 12:15

両神山頂剣ヶ峰から槍ケ岳、狩倉岳へと続く尾根。

5/7 12:16

で、いったん下る。

5/7 12:22

最低鞍部に登山者。ここから登りかえしが核心部でした。

5/7 12:51

最低鞍部から30分。東岳手前の小ピークを登りきって振り返ったところ。

5/7 13:09

西上州と小鹿野の山々。登山口では大きかった二子山が小さく見えます。

5/7 13:09

前東岳から伸びる天武将尾根と剣ヶ峰から延びる三笠尾根。

5/7 13:10

小ピークから最後の難関クサリ場を超え東岳へ。ここも絶景祭り。

5/7 13:10

行程中、アカヤシオはここが一番良かったです。

5/7 13:11

アカヤシオと赤岩尾根。

5/7 13:11

アカヤシオと奥秩父の深い山と谷。

5/7 13:21

八ヶ岳もずっとくっきり見えてます。

5/7 13:19

こちらは剣ヶ峰から派生する三笠尾根と奥にうっすら梵天尾根。

5/7 13:21

いやー、素晴らしい！きて良かった！

5/7 13:20

30分ほど休憩し剣ヶ峰へ。ここからのルートは穏やかでした。

5/7 13:45

最後、このクサリ場を超えるとすぐに、

5/7 13:52

はい、山頂着。

5/7 13:54

りっぱなものです。

5/7 13:55

奥秩父の主稜線上、鞍部の雁峠越しに富士山！

5/7 13:56

甲武信三国境はホントに山と谷が深いね。

5/7 14:05

笠取・雁坂峠・雁坂嶺・甲武信岳・三宝へと続く長大な奥秩父稜線。

5/7 14:05

手前から梵天尾根、栃本から十文字峠への尾根、和名倉山、遠くに雲取から雁坂嶺まで伸びる奥秩父主稜線。ザ奥秩父！

5/7 14:06

ギザギザ赤岩尾根、三国山から御座山への稜線の鞍部越しに、しつこく八ヶ岳

5/7 14:06

山頂滞在20分。下山開始。

5/7 14:32

両神神社。無事の下山を祈念！

5/7 14:32

「大口真神（オオクチマノカミ）」さま。意外と漫画チックな顔立ちです。

5/7 14:46

産泰尾根との分岐。ここから清滝小屋へ一気の下り。

5/7 14:50

途中、七滝沢ルートへの分岐をわける。

5/7 15:09

で、清滝小屋。15分ほど休憩。

5/7 15:08

小屋下にシャクナゲが咲いてました♪

5/7 15:14

小屋から下ってすぐに弘法の井戸。

5/7 15:17

しばらくこんな道を歩き、

5/7 15:32

分岐標識から白藤の滝へ。。。うーん、滝と呼ぶべきか。。

5/7 16:02

さすが日向大谷ルートはしっかり踏まれてます。

5/7 16:06

渡渉もいくつかありますがルート明瞭＆赤テープもしっかりあるので安心です。

5/7 16:07

新緑がキレイですね。

5/7 16:16

これはなんでしょうか？

5/7 16:27

会所と呼ばれる休憩スポット。ちょっと先にベンチもあります。

5/7 16:30

で、すぐ先に七滝沢コースとの分岐。「名瀑あり＆中級コース」との表示。

5/7 16:30

「ピンクテープを目印に」との注意喚起。このテープ自体もピンクにしたほうが良いかもですね。

5/7 16:45

「山道」ってざっくりしてるね。

5/7 16:51

会所から20分。ゴール地点の両神山荘です。

5/7 16:52

三つやサイダーを一気飲み。お値段150円と両親的です。

5/7 18:37

日向大谷からバス＆電車を乗り継ぎすっかり人気スポットになった西武秩父駅へ。

5/7 18:51

名物のワラジカツ丼。ビールに良く合います♪

5/7 19:36

帰路は秩父の銘酒でほろ酔いに。オシマイ。

撮影機器：

arrowsM03 FUJITSU

感想

gakupapa7

日の長い季節に一度やりたかったこのコース。序盤、八丁峠までのルートの荒れ具合にこそやや苦しめられましたが、峠までの沢沿いの新緑と渓谷、峠から西岳、東岳へと31か所のクサリ場と岩場を越えて剣ヶ峰へと続く岩稜帯と、登山のさまざまな面白みを満喫。行蔵峠、東岳近辺ではアカヤシオが二分咲き、清滝小屋下ではシャクナゲの早咲きと、花もがたのしめ、まさに、一粒で2度、3度美味しいコースです。とはいえ、峠までのルートの荒れ具合と、ひたすらクサリ場を登り降りする工程ですので、基礎的なルートファインディングと三点支持等の基礎スキルは身につけているのは前提ですのでご注意を！紅葉の季節にまた行きたいと思います。

コメント

kumao3193

お疲れさまでしたー
八丁尾根、堪能してきましたね。あのコースは八丁峠までが勝負ですよね(笑)
アカヤシオ、奥武蔵では終盤ですが、両神はちょうどこれからなんですねー、タイミング良かったですね。
見えていた二子山も同じ坂本バス停から行けますので、是非行ってみてください〜

gakupapa7

Re: お疲れさまでしたー
コメあざーす！はい、両神のアカヤシオはこれからが本番といったところでした。それとこのコース、kumaoさんのレコで予習はしていきましたが、前半のルートファインディング、後半の岩場の通過、長丁場を歩き切る体力と、登山スキルの棚卸しにはもってこいですね。八丁峠までの悪場を差し引いても、定期的に行きたいコースにノミネートです（笑
※二子山も紅葉のころにチャレンジしてみます！