身延山(身延駅まで)【雨でもOK、但しヒルが】

2011年05月28日(土) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 11.9km
• 登り: 971m
• 下り: 1,056m

天候

小雨ときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・前日27日
新宿駅12:30発　甲府駅14:08着　特急かいじ107号　\2,820(指定席で。正規で買うと\4,020の所、安いチケットを入手)
甲府駅14:41発　身延駅15:31着　特急ワイドビューふじかわ \1,450(乗車券\820　特別料金\630)自由席
身延駅　身延山門前町　タクシー　\1,700

・当日28日
ロープウェイ(身延山奥の院駅→久遠時駅区間)　\680
身延駅15:53発　富士駅17:05着　JR身延線　\820
富士駅18:14発　沼津駅18:34着　JR東海道本線
沼津駅18:37発　三島駅18:43着　JR御殿場線
(富士駅→三島駅　\480)　
三島駅19:19発　品川駅20:09　新幹線こだま672号　自由席\3,890(内訳:乗車券\2,210+特急料金\1,680)

※富士駅前で喫茶店等入っています。富士駅で下りずに乗り換えてt三島駅にそのまま行く方が早いし運賃も安いです。

コース状況／危険箇所等

身延山門前町からJR身延駅までは、徒歩でも1時間近くで着きます。

写真

5/29 11:34

JR身延線の特急、ワイドビュー「ふじかわ」。これも今回の旅の目当てのひとつ。

5/29 11:34

前夜泊った旅館、「玉屋」さんの廊下。昔の旅籠風でとても寛げました。

5/29 11:34

身延山、門前町。真正面に身延山が聳えます。

5/29 11:34

ハイク当日朝の身延山門前町。みのぶまんじゅう屋さんから湯気がもうもうと・・

5/29 11:34

そしてこちらは湯気ならぬ身延山の霧。。

5/29 11:34

身延山久遠寺の三門(山門)。ここを潜り出発です。

5/29 11:34

ちょっと〜しょっぱなからこの階段のぼるんかい。。。

5/29 11:34

287段の階段です。先行者はゼロ。

5/29 11:34

階段右手に南部實長公の銅像あり。階段を登らずに済む男坂・女坂は更にその右手にあります。

5/29 11:34

287段、上っちまったですよ。。。もう心臓ばくばくです。この後、ダイジョブかな。。

5/29 11:34

久遠寺の本堂です。日蓮宗総本山の本堂に相応しい壮麗さに圧巻されます。

5/29 11:34

これは駐車場から久遠寺本堂までの無料エレベータです。勿論、私たちは下りでも使うつもりなし。

5/29 11:34

久遠寺の大鐘楼。大鐘は家康の側室、お万の方の寄進により鋳造されたものとのこと。

5/29 11:34

棲神閣祖師堂。信者らしき方も大勢いました。

5/29 11:34

そしてこれが五重の塔。2009年に再建されたばかりのものらしいです。

5/29 11:34

本堂左手奥、エレベータ乗り場のそばのこんな場所からハイキングはスタート。

5/29 11:34

登山口右手の地図のアップ。

5/29 11:34

すぐに本地堂という建物のある場所に到着。

5/29 11:34

ここから見下ろすと結構高い所まで来た感あり。

5/29 11:34

霧と鬱蒼とした杉林・・そして静寂・・自分の鳴らす熊鈴の音以外には、時折フクロウみたいな鳥の鳴き声しか聞こえません。

5/29 11:34

こんな鳥居を横目に

5/29 11:34

丈六堂にも寄らずひたすら上り続け

5/29 11:34

お墓が並んだ場所や

5/29 11:34

何でしょう?お堂みたいなのがあったり

5/29 11:34

太田道灌墓所だそうです。あれ、神奈川の伊勢原以外にあったの?

5/29 11:34

シャガが露に濡れてとても綺麗でした。

5/29 11:34

しかし霧が濃いなあ・・・

5/29 11:34

まだ先は長そうです。。

5/29 11:34

熊も出るでしょうね。山自体は大きいし、登山道は人少ないしね・・・

5/29 11:34

何かもうじき大光坊に着きそうな雰囲気になってきました。。

5/29 11:34

大光坊に到着。

5/29 11:34

犬が我ら闖入者を見て、屋内から吠えまくってました。。

5/29 13:34

日蓮聖人御自作の大黒天だそうです。

5/29 11:34

ここ、大光坊の休憩所は本当に広いです。信者で登山される方も多いのでしょう。

5/29 11:34

お釈迦様もいて・・・そしてこの左手にお手洗いもあります。

5/29 11:34

三光堂。甲府宰相徳川重郷が、子孫繁栄の祈願所として建立したお堂とのこと。

5/29 11:34

かきつばた?大光坊のトイレ手前に可憐に咲いていました。

5/29 11:34

ここまで舗装路だったのが、大光坊からは砂利道に。

5/29 11:34

山ツツジ。

5/29 11:34

古そうな杉の幹。

5/29 11:34

ツヅラ折りの上りです。恐らくこの辺で写真撮ってる時にヒルにやられたんだと思います。

5/29 11:34

鬱蒼とした新緑。。

5/29 11:34

法明坊に到着。屋根付きの休憩所もありますがスルー。

5/29 11:34

じめじめした杉林を抜け

5/29 11:34

おおっ電線の先、雲海が凄い・・・下界の集落も肉眼では見えました。

5/29 11:34

どうやら奥の院に到着したようです。

5/29 11:34

奥の院に入る前の展望台からの雲海・・・本当は富士山が見えたのでは・・

5/29 11:34

奥の院です。参拝します。

5/29 11:34

そして奥の院の隣にはこんな階段が。思親閣へ向かう階段です。

5/29 11:34

シャクナゲが綺麗です。

5/29 11:34

日蓮聖人お手植えの杉。

5/29 11:34

思親格山門。

5/29 11:34

そしてこちらが思親閣の本堂です。

5/29 11:34

思親閣にもお釈迦様が鎮座。

5/29 11:34

思親閣から北側展望台に抜ける近道あり、しかし北側展望台からの展望はこんな・・

5/29 11:34

ほんとだったら南アルプスが一望できた筈が・・・

5/29 11:34

ツツジは綺麗ですけどね。でも展望はなーんにも無し。。。

5/29 11:34

そしてこの北側展望台が、身延山(標高1,153m)の山頂らしいです。因みに山梨百名山の一座です。

5/29 11:34

北側展望台には早川渓谷についての説明書きもあり。

5/29 11:34

故郷の房総方面を向いていると言われる日蓮聖人像。

5/29 11:34

北側展望台の正規入口と、七面山方向との分岐。予定ではこの七面山方向に下る筈だったのですが・・

5/29 11:34

十萬部寺へ1時間とか。下山予定ルートでは十萬部寺手前の感井坊から裏参道を下る予定でした。。

5/29 11:34

ロープウェイ駅そばに七面山展望台もあり。七面山のナナイタガレ、見たかったな。。。

5/29 11:34

で、この日はなーんも見えないわけで・・・

5/29 11:34

ロープウェイ駅に敷設されてるレストラン。入りましたが、観光客向けの店でした。。

5/29 11:34

ロープウェイ駅隣の東側展望台。

5/29 11:34

何か山頂は余りに観光地化されてることにちょっとがっかり・・。しかしツツジが綺麗だから良しとしましょう。

5/29 11:34

で、悪天候のため下山はロープウェイで・・景色は一瞬ガスが晴れてこんな景色!ヤッタ!

5/29 11:34

同じく。雲海すごいなああ。。。

5/29 11:34

そろそろ下界が近くなるね。

5/29 11:34

登山道の荘厳さとシャガと、そしてこの雲海でだいぶ満足できました。。

5/29 11:34

ロープウェイ駅から本堂へ、そして女坂を下って山門を抜けた所まで戻ってきました。

5/29 11:34

観光案内所に貼ってあった時刻表。甲府からじゃなくて静岡県から帰ろうか・・

5/29 11:34

歩いて身延駅まで帰ることに。身延山門前町の出入り口、総門です。

5/29 11:34

富士川の支流を渡り・・

5/29 11:34

こんな景色を見ながら

5/29 11:34

シャクヤク?雨に濡れて本当に綺麗。。

5/29 11:34

葵の仲間でしょうか。。

5/29 11:34

そして赤いバラ。。今が春のバラシーズンだったのですね。

5/29 11:34

山を背にしたスーパー。

5/29 11:34

トンネルを抜けるとそこは

5/29 11:34

水田地帯でした。。

5/29 11:34

身延橋に到着。

5/29 11:34

富士川です。ここより上流に2つ水力発電があるせいで、この辺りは水量が少ないとか。。

5/29 11:34

身延駅はもうじきです。

5/29 11:34

富士川を眺めながら駅前で一服。

5/29 11:34

身延駅に到着。

5/29 11:34

駅前にあった山梨水晶のお店。水晶綺麗だけど買うには高そうだしなあ。。で、結局買わず。

撮影機器：

COOLPIX S52 NIKON

感想

kumiyan

(距離は下山でロープウェイを利用して1.4kmズルを。累積標高下りは800m近くズル)

金曜の27日は4月休日出勤の代休消化のため、念願の平日休み!当初は自宅からのアクセスが大変な丹沢山
の長めのコースを予定していましたが、天気は生憎の雨予報、そして台風も近づいているとか・・・

東丹沢はヒルが多いらしいし、何か雨の丹沢は自分は嫌だな〜。道も一部崩落してそうだし・・・

という訳で、台風でも安心・安全でずっと行きたかった場所、山梨の南部、身延山に観光も兼ねて行って
来ました。

相方も私も日蓮宗の信徒ではないのですが千葉の誕生寺や清澄寺、法華経寺、都内の池上本門寺など日蓮聖人
とゆかりの深い寺は行ったことがあるので総本山の身延にも是非一度行ってみたかったこと、そして身延線
特急「ワイドビューふじかわ」にも乗ってみたかったわけです。

何よりもロープウェイもあって山も観光も楽しめそうで、それにまたこの辺の山に本格的に遠征する前の偵察
旅行も兼ねての身延旅行でしたが、結論からいうと大変楽しめました。。

何が良かったかといえば、泊った旅館「玉屋」さんがとても落ち着けて良かったこと。そして山も登山道では
誰にも会わずのんびりと新緑を楽しめたこと。
新緑もシャガも雨露にぬれて更にとても美しかったこと。山全体を覆う霧が幻想的だったこと。

山頂ロープウェイ駅周辺がちょっと世俗的な感じなのと、下りロープウェイが(雨にも関わらず)とても混んで
いたのがちょっと何だかな、な感じでしたが、ロープウェイも20分間隔で走っているので次の便まで待ってガラ
空きのロープウェイに乗ることが出来たし、ロープウェイから素晴らしい雲海を(一瞬だけでしたが)望めたので大満足。。

登山道で熊にも遭わなかったし。。。ヒルを避けて東丹沢に行くのをやめたのに、身延山で自分だけヒルに2か所、
血を吸われていたのはショックでしたが・・・・

で、悪天候でしたが雨でも舗装路と砂利道が大半なので、この登山道は滑落するかどうか等のリスクはゼロ%に等しい
くらい、安全です。
しかしヒルには要注意です。自分は多分、大光坊より少し上で、立ち止まって写真を撮ってる時に被害を受け
たんだと思います。相方はヒル被害ありませんでしたから。。。。

因みに、宿泊した日と、上った当日と、どちらも白装束の大集団(100名位?)宗教団体の方々が下山してくる
様子を目にしました。
老若男女、相当数の方が雨でも関係なく登られるようです。このような宗教関係者の方々が今も多く徒歩で上る
みちなので、(我らが使った)表参道は休憩場所には事欠かないのでしょう。
⇒我らが下りに使う予定だった裏参道については、表参道以上に登る人は少ないようです。

軽装で車で来られてエレベーター⇒ロープウェイで頂上に向かう人が一番多いようですが、今も足で登られる
信者の方も多いことに、なぜかほっとしたのでした。
※宗教上のイベントのある日は登山道も激混みする可能性大かと。

上記はともかく、身延線沿線はどこもいい感じだったので、今度はヒルのいない時期に下部温泉に泊って七面山
を目指そう〜。勿論、快晴時に。

コメント

hirohisa

山ビル
kumiyanさん、お疲れ様でした(^^)

今日は、仕事の都合で携帯からなので、レコに拍手ができませんから、ここで拍手(^^)/

私は専ら奥武蔵なので、山ビルはお目にかかったことないんですが、怖いです〜
咬まれると、痛くなったりするんですか？上から落ちて来るんですかね〜

台風迫るなか、お疲れ様でした(^^)/

kumiyan

hirohisaさん、こんばんわ
お仕事お疲れ様です〜
コメントとコメントによる拍手をありがとうございます♪

私は山ビル咬まれデビューでした。ひざ下とくるぶしの2か所吸われてたので、多分下から靴を這って登ってきたのでは？と思います。

痛くはなかったんですが血が凄かったのがショック！
ただでさえ貧血気味なのに奴らに吸血されたことが正直腹立たしくさえあります。。。

鹿が奴らを媒介するとかなんとかいいますけど、奥武蔵・奥多摩はこの先もずっとヒルが出没しない地域だといいですよね。
あ、奥武蔵は鹿いないのでしたっけ？？ではでは〜

hirohisa

奥武蔵の鹿
奥武蔵も、最近は鹿が出ます…ってことは、そのうち山ビル出るんですかね〜怖い

ちなみに、うちは奥武蔵の端っこなんですが、少し前に家内が自宅近くで車で鹿をひきました(^^;
鹿はピンピンして逃げたので、事故処理は相手のない物損事故だったんですが、車は自走不可なくらい壊れ、修理に50万もかかった…(T_T)

kumiyan

奥武蔵で鹿
ですか・・。奥様災難でしたね。。。
でも物損事故で済んで良かったですね！

しかし奥武蔵も鹿が？とすると、いずれヒルが？？ただ、ヒルが出る場所は鹿だけでなく雨が多い場所が多いような？

統計とってないのでわかりませんが。。いずれにしても奥武蔵・奥多摩にヒル被害が広がらないことを祈るばかりです。。