四国八十八ヶ所霊場巡拝ァ52番〜67番
- GPS
- 59:35
- 距離
- 199km
- 登り
- 3,390m
- 下り
- 3,408m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 12:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:40
- 山行
- 13:30
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 13:49
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
21日目 朝、用便をして便器が血で赤くなっているのに驚く。疲れてはいるが体調異常は感じていない。道後の町には宿を取れなかったと思われる若者が何人もいた。52番への道中はトイレが少ない。開店準備中のGSにお願いしてトイレを借りました。53番では一昨日45番に向かう途中に打ち戻る新潟の人に再会する。やはり私は歩く時間はさほど早くないが時間で稼いでいることを実感する。53番の境内でメモを取っているとパンとペットのお茶をお接待で戴く。
これまでの最長旅は20日である。今後が心配されたが、その後も何の変調もなく、無事に乗り切れた。
22日目 存在感のある人が二人いた。一人は277回目という大先達で布製納札を戴く。もう一人は地元の写真家である。数日前から相前後している東京のNさんが追い付いてきた。その風貌が写真家には格好の題材だったようでいろいろとポーズを指示して撮影していた。今日は多くの人と再会した。公共交通機関を使いながら歩いている静岡の女性、車で回っている三重のご夫婦などだが、どうして歩き遍路の私と再会するのか少し不思議である。今日の宿は温泉大浴場がある。
23日目 60番はとにかく苦しかった。残り2.2Km,中でも最後の数百mは過酷でした。あまりの辛さに黙って歩けない。“六根清浄”“南無大師遍照工金剛”と誰憚ることなく声を出して歩く。しかし、次第に涙声になる。それ以上声を出していると本当に涙がでそうでなので、しばらく黙って歩く。
いつしか、“一歩、一歩また一歩”とか自分を奮い立たせている。漸くクリアして61番への下りで、東京のNさんと再会する。聞いてみると61番を先に参り60番の後、打ち戻るそうである。いろいろな歩き方があるものである。61番へは辟易とする長い山中でアップダウンも繰り返す。道も間違えそうで不安なコースである。脚力からする打ち戻る東京のNさんに追い越される筈だが、61番に着いても追い越されなかった。不思議に思っていると逆方向の前方からNさんが来た。話を聞くと下りで道を間違えて63番近くに出たようだ。
24日目 前日に予想外に疲れたので、3日分を4日に計画変更した。明日の三角寺、雲辺寺に備えて、遍路で初めて30Km未満のコースでいわば、歩きながらの休養日である。
25日目 とにかく外国人によく出会った。ゆらぎ休憩所で野宿したカップル、66番で食事をしていたカップル、下ってくる途中で休憩していたオランダ人カップル。山を下りてくると香川を感じさせる光景、溜池が目立ちます。民宿おおひらは同宿の人が一緒に食事する民宿だった。やはり情報交換は楽しい。別格だけ廻る人、毎年来る人、2年に1回来る人などは情報通である。宿の話を持ち出すと、私が18日目に泊まった宿は不評で有名だそうだ。誰も泊ったことがないというので実情を紹介しました。
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