手引頭 伊豆山稜線歩道

2017年05月17日(水) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 9.0km
• 登り: 537m
• 下り: 519m

コースタイム

08：50　仁科峠⇒　09：10　後藤山⇒　09：35　展望台⇒　
09：55　猫越岳（ねっこだけ）⇒10：20猫越峠⇒　
11：10　手引頭　12：00⇒　
12：30　猫越峠⇒　12：50　猫越岳⇒　13：00　展望台⇒　
13：20　後藤山⇒　13：45　仁科峠

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊豆市地内国道136号線〜　船原トンネル手前より旧道に入る〜　
船原峠〜 静岡県県道411号線（西天城高原線）〜　風早峠〜　
県道59号線（伊東西伊豆線）〜仁科峠
仁科峠駐車場スペースに車を置きました。

コース状況／危険箇所等

　仁科峠に着くと天気は曇、長袖のシャツを着ていても少し肌寒い感じがする。
　笹原の防火線を兼ねた歩道を登り、放牧場を通過して後藤山へと登っていきました。
　水切りがされていない歩道は水により浸食され深く掘れ、木製の階段は浮き上がり歩きにくい所がありました。
　歩道上に木が倒れ架かりくぐり抜け通過する所もありました。
　猫越岳付近からは新緑のブナの大木の天然林を見ながら進みました。
　手引頭を巻く地点から伊豆山稜線歩道から外れ北東方向に延びるなだらかな広い尾根尾根に入りました。
　手引頭まで尾根をたどり登りますが道標目印はありません。
　20分程で手引頭に着きますが不慣れな登山者は地形図とコンパスで進んだ方が無難です。
　お目当てのシャクナゲはまだ蕾で開花までは数日かかりそうでした。
　気落ちしてブナの天然林で昼食を済ませ伊豆山稜線歩道に下がり来た道を戻り仁科峠に下山しました。

写真

5/17 8:42

静岡県県道59号線仁科峠
直進すると西伊豆町宇久須方面

5/17 8:43

仁科峠駐車場スペース
伊豆山稜線歩道に入りました。

5/17 8:50

笹原の防火線を兼ねた歩道を登っていきました。

5/17 8:54

伊豆山稜線歩道案内板。

5/17 8:54

晴れた日には富士山が見える展望台。

5/17 8:54

天城牧場放牧場に下がり後藤山へ向かいました。

5/17 8:59

天城牧場放牧場付近の歩道。

5/17 9:01

木製の階段が続きました。

5/17 9:03

天城牧場方面。

5/17 9:09

後藤山　標高　994m。

5/17 9:12

歩道横にはトウゴクミツバツツジが残っていました。

5/17 9:13

トウゴクミツバツツジ

5/17 9:23

歩道脇に咲いていたトウダンツツジ

5/17 9:24

トウダンツツジ

5/17 9:29

木製の階段を登っていきました。

5/17 9:30

アセビの大木。

5/17 9:34

道標
猫越岳展望台へ寄り道。

5/17 9:35

猫越岳展望台より登ってきた後藤山

5/17 9:35

猫越岳展望台より。

5/17 9:46

猫越岳山頂の池
以前は火口湖と言われていましたが溶岩が作るなだらかな斜面の上にできた池と近年修正されました。

5/17 9:51

深く掘れた伊豆山稜線歩道

5/17 9:54

猫越岳　標高1034.7m　二等三角点

5/17 9:56

歩道に木が被さり腰をかがめて通過。

5/17 10:06

ブナの大木の天然林。

5/17 10:06

なぜかブナの大木が並んでいる。

5/17 10:10

年月重ね風雪に耐えかなり老木になったブナ。

5/17 10:12

冬季に吹く強烈な西風や雨氷などにより倒れたり横たわる木掘れた伊豆山稜線歩道。

5/17 10:14

天然林の林床に静かに寄り添うように咲くギンリョウソウ。

5/17 10:15

西天城から万三郎岳にかけて続くブナの天然林。

5/17 10:21

猫越峠直角に曲がりました。

5/17 10:26

ブナの大木。

5/17 10:28

少しガスが入り神秘的になってきました。

5/17 10:33

下枝を長ーく伸ばしたブナの大木。

5/17 10:34

ブナの大木先にピンク色のツツジ。

5/17 10:34

見事なトウゴクミツバツツジ。

5/17 10:36

ヒメシャラの老木。

5/17 10:38

手引頭のシャクナゲ開花の目安になっている伊豆山稜線歩道脇のシャクナゲ。
上部は蕾。

5/17 10:39

下部の花はきれいに咲いていました。

5/17 10:43

ヒメシャラ

5/17 10:45

新芽が生えたアセビの上にそびえるブナの大木。

5/17 10:46

強烈な西風のためか西天城のブナの木の特徴は短い幹の先から枝分かれしています。

5/17 10:47

ダイナミックな枝ぶり。

5/17 10:53

伊豆山稜線歩道このブナの大木を目印に歩道から外れ北東方向の広い尾根に進み手引頭へ向かいました。

5/17 10:54

伊豆山稜線歩道このブナの大木

5/17 10:54

伊豆山稜線歩道このブナの大木

5/17 11:00

手引頭への尾根
道標　目印無し。

5/17 11:02

ヒメシャラ。

5/17 11:08

手引頭山頂標示板　標高1014m。

5/17 11:09

手引頭山頂付近の大きく枝を広げたブナの大木。

5/17 11:10

手引頭山頂付近

5/17 11:11

お目当てのシャクナゲ
まだ蕾でしたがたくさん付いていました。

5/17 11:12

下部の方に二つ開花直前の蕾がありました。

5/17 11:14

朽ちたブナ

5/17 11:37

ブナに巻き付くつる植物

5/17 11:40

トウゴクミツバツツジ

5/17 11:44

このトウゴクミツバツツジはきれいに咲いていました。

5/17 11:48

静寂なブナの天然林の中で昼食。

5/17 11:50

オオイタヤカエデの新緑。

5/17 11:55

皮一枚残って頑張る木。

5/17 11:59

やがて朽ちる枯れ木。

5/17 12:14

アセビの幹。

5/17 12:14

伊豆山稜線歩道より
周囲の木の上にそびえるブナ。

5/17 12:15

伊豆山稜線歩道より手引頭

5/17 12:18

ブナの実。

5/17 12:22

苔がはりつくブナの根元。

5/17 13:06

後藤山付近の下り坂。

5/17 13:28

天城牧場放牧場。

5/17 13:33

猪や鹿の駆除狩りが行われていたようです。

5/17 13:38

仁科峠に戻ってきました。

撮影機器：

DSC-WX200 SONY

感想

yosi-yama

　2014年天城のシャクナゲは花付きが良く当たり年でした。
　3年程経ち今年はと、万三郎岳などに登り蕾の付き具合を観察してきました。。
　蕾の付きが良く期待できそうなので手引頭の大きなシャクナゲの花を
見ようと張り切って登ってきました。
　途中の伊豆山稜線歩道脇の目印にしているシャクナゲの花が咲いていれば間違いなく手引頭の大きなシャクナゲの花も咲いています。
　目印のシャクナゲの下部の花は咲いていましたが上の方は蕾でした。
　少しは咲いているのではと期待して手引頭山頂に向かいました。
　結果はまだ蕾、見頃は一週間程先のようでした。
　2014年に来たときと一日違いでしたがここ数日天気が悪く気温が上がらないのが影響しているのか残念でした。
しかし蕾はたくさん付いて間違いなく当たり年です。
　自然界は厳しく毎年きれいな花を咲かすとは限らず今季を逃すと3〜4年先でないと花付きが良いシャクナゲは見られません。
　何とかやり繰りして開花したときにもう一度訪れたい。