大杉谷 〜エメラルドグリーンの渕 滝 吊橋 シャクナゲ〜
- GPS
- 14:15
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 4,287m
- 下り
- 2,994m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:36
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース概要(感想と写真も参照ください) 道標完備 2日間のログは衛星が捉えづらかったようだ 後述の登山マップ しかるべき方法でのGPS コンパスの使用が必要 注意事項(大杉谷登山センターのマップから抜粋) ・無理な登山計画は絶対にやめましょう ・大杉谷は天候が変わりやすいため 雨具等の装備品も必要です ・大台ヶ原一帯と大杉谷は 全域キャンプ 焚火禁止区域になっています ・登山中の事故については全て登山者の責任です ・遭難救助に要する費用は遭難者の負担です (さらに) ・トイレ:登山道内のトイレは山小屋のみです ・緊急避難連絡所:登山道内は携帯電話は使用できません 万一の際は落ち着いて 最寄りの緊急連絡所へ連絡してください 軌跡ログは参考まで 使用機種:GARMIN GPSmap62SCJ 記録方法:自動・記録間隔:標準 標高値の書き換え:未実施 トラックポイントの間引き:なし |
その他周辺情報 | 前日に伊勢神宮内宮を参拝 |
写真
感想
・登山目的
秘境大杉谷を歩く
大杉谷はヤマレコで見るたび憧れの的
そこへ地元のバス会社のプランナーKさんからの誘い
題して「花の百名山シリーズ 秘境大杉谷縦走と大台ヶ原」
送られてきた資料は 登山道が10年ぶりに全面開通「秘境大杉谷」
発行は 公益社団法人 大杉谷登山センター 内容は登山マップと魅力説明
登山マップは 同登山センターのホームページからからPDFでのダウンロード可能
1979年の吊橋事故後 1983年に再開した登山道だが
資料や他の記録によると 2004年の水害で6年間通行不能
その後 徐々に通行可能区間を広げ 2014年4月に全線開通 その間10年
掘削された岩壁と取り付けられた鎖 頑丈な吊橋
登山道の安全確保には 自然保護団体が自然破壊と評するとか
したがって「登山中の事故は全て登山者の責任です」(登山マップ)に納得
さて 旅の初日の5月16日は伊勢神宮内宮を参拝し奥伊勢で宿泊
翌5月17日はバスを乗り換え7時30分に宿舎発で登山口9時到着
いよいよ登山開始 きょうは桃ノ木小屋まで 標高差200m 歩行距離6.5
ガイドさんはNHKテレビで大杉谷を紹介した方(小生は見ていない)
何度も踏破されているので心強い が 後方に位置すると説明が聞こえない
トレッキング中 話をしたのは GPSの高度を尋ねられた時くらいで二言三言
そんなことは意に介さない エメラルドグリーンの渕
いずれも支流の滝だが 千尋滝の斜めに落ちる高さ シシ渕からみたニコニコ滝
いくつもの吊橋 よくぞまあ〜 こんなトレッキングコースがあったものと感嘆しきり
桃ノ木小屋の入浴は沐浴程度 夕食はトンカツとエビフライ
消灯は8時30分 目を閉じ眠りかけると きょうの危険個所が像を結ぶ
今宵は禁酒したが 疲れからか あちこちからの軽いいびきを聞きながら寝落つ
18日は朝食ののち6時15分出発
標高差1215m 9.7 8時間のプラン説明
きのうより危険個所が多いとのガイドさんからのお達し
七ツ釜滝からの岩壁通過は「振り向き禁止」
振り向きざまにザックに押され死亡事故もあったとか
10年を要した崩壊場所は規模と岩の大きさに目を見張る
岩を縫い新設された登山道には赤いペンキマーク
ロープも鎖もなく ごくごく安全に通過可能で ありがたい
光滝 隠滝 ここまでは本流の滝 次の与八郎滝は支流で樹間から
堂倉滝は再び本流 北西に遡行すれば西ノ谷 南へは堂倉谷
堂倉滝からは 宮川と別れ粟谷小屋を目指す 標高差360m余
腹痛 塩分不足の汗と尿意 小屋で昼食前に靴の紐を緩めて人心地
小屋からの再出発後は 辛く苦手な擬木の階段
シャクナゲ平までの3匱 標高差は約400mを2時間余
途中で塩分を補給したりシャクナゲに慰められながらの歩行
日出ヶ岳への最後の詰めは擬木の階段と石段の繰り返し
先頭集団は すでに山頂 最後の踏ん張りで目標の午後2時の数秒前
眺望もそこそこに記念撮影 先頭集団とともに下山しビジターセンターへ
きょうの歩行距離はGPSによると12.8 所要時間8時間37分
平均速度1.5 前日の平均速度は2.2劼世 標高差もあって まずまずの数値
山頂からビジターセンターへの2 誰かも小生も「こんなに長かったかな〜」
<終わりに>
5年前にビジターセンターから日出ヶ岳 正木峠 大蛇 シオカラ谷を巡った
その時から 気にかけていた大杉谷 地元バス会社のKプランナーの企画に御礼
加えて 当日のガイドさん 添乗員 同行の方々のお蔭をもって踏破できたことに感謝
自宅に戻ったのは 午後10時前
同行者はもちろんのこと すれ違った東京の女性パーティー
追い越していったトレランの若い人の歩きというより走りっぷり
桃ノ木小屋からの全コースを相前後しながら歩いた大阪の男性3人のパーティー
きょうのガイドさんと添乗員のお顔 下山後に見かけた有名な富士山の若きガイド
コースもさることながら 出合った人達に思いを馳せながら 徳利を傾ける至福の時間
帰路のバスの車窓からの大峯の山々は ほろ酔いの夢の中 もっと若さを もっと訓練を…
お疲れ様でした
私にも、憧れの的であり、今年は行って見たいと思ってたところです。あのエメラルドグリーンが見たくて見たくて…
やっぱり、、泊まりでないと無理ですかね〜また、特別な装備は入りますか?
是非とも、、このレコ参考にさせていただきたいと思います。
ご覧いただき
ありがとうございました
折角のお尋ねですが
自信をもって お答えすることはできません
どうぞ大杉谷登山センターに アクセスしてみてください
というより 登山前には 必ず ご覧ください
最近リニューアルされ とても詳しくなっています
http://oosugidani.jp/
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